2015年09月25日

山形国際ドキュメンタリー映画祭2015

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プログラム概要  詳細

◆インターナショナル・コンペティション
世界各地より応募された中から15作品を上映。

◆アジア千波万波
アジアの新進ドキュメンタリー作家の作品を紹介。

◆日本プログラム
日本のドキュメンタリー作品の様々な試みを世界へ向けて紹介するプログラム。

◆ヤマガタ・ラフカット!

◆ラテンアメリカ――人々とその時間:記憶、情熱、労働と人生
1960年代には「第三映画(The Third Cinema)」と銘打たれた新しい映画の形式が模索され数々の伝説的な作家を輩出したラテンアメリカのドキュメンタリー。独裁政権時代へ突入し、国境を越えた連帯が弛まない制作を底支えし、現在へと連綿と続く映画制作の活況へと繋がっている。これまで日本でほとんど紹介されてこなかった1960〜80年代の社会変革へ挑んだ代表的なラテンアメリカ・ドキュメンタリーから現在までを俯瞰し、ラテンアメリカを糸口に今後のドキュメンタリーの可能性を探る。

◆Double Shadows/二重の影――映画が映画を映すとき
ドキュメンタリー映画において、映画を被写体として、あるいは主題として選択する行為は、映画による自分探しの旅でもある。家族によって撮られたホーム・ムーヴィー、子どもの頃から観てきた映画は、個人の記憶であると同時に、私たちを時間の流れに刻みこむ。映画史を辿ることで故国が甦り、フッテージが繋がれることで存在に生が与えられる。自閉的試みを越えて、映画的記憶の現在を再考する。

◆アラブをみる――ほどけゆく世界を生きるために
国境を越えて広がるアラビア語圏。そこには「アラブ」とひと括りにできない豊かな個々の物語が溢れている。「アラブの春」から4年。変わりゆく世界と真摯に向き合った新作と、70年代のレバノン・パレスティナを撮影した旧作を併せて上映することで、国家や共同体を越えた人々の繋がりの可能性を模索する。エジプト、シリア、パレスティナ、モロッコなどの作品を上映。上映後は、監督や足立正生らのゲストを招いてのトークショー、ライブなどを予定。

◆ともにある Cinema with Us 2015
東日本大震災、それにともなう原発事故という未曾有の体験と、そこから生まれ続ける課題を改めて見つめ、伝えていくプログラム。映画・映像に何が出来るのかを問い、YIDFF 2011からスタートしたプロジェクトを継続・深化させる。

◆やまがたと映画
山形の戦後70年を映像で見つめるプログラム。日中・太平洋戦争、そして戦後。出征、銃後、満蒙開拓、残留孤児、平和憲法、農地解放、高度成長、減反、出稼ぎ、跡継ぎ問題、東日本大震災、TPP……。時代の変化と混乱を受け止めながら、山形の人々はいかに生きてきたか。

◆審査員作品
◆オープニング上映
◆特別招待作品
◆YIDFFネットワーク企画上映
◆アジア・フィルム・コミュニティ:きらめく星座群
共催:国際交流基金アジアセンター
•ヤマガタ映画批評ワークショップ
•関連プログラム 映像は語る――ドキュメンタリーに見る現代台湾の光と影
主催:山形大学人文学部附属映像文化研究所、台湾文化部

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★2015年10月8(木)〜15(木)開催  公式サイト
会場:山形市中央公民館ホールほか

お問合:認定NPO法人 山形国際ドキュメンタリー映画祭事務局(山形事務局)
〒990-0044 山形市木の実町9-52 木の実マンション201
phone: 023-666-4480 fax: 023-625-4550 e-mail: info@yidff.jp
(東京事務局)
〒160-0005 東京都新宿区愛住町22 第3山田ビル6F
phone: 03-5362-0672 fax: 03-5362-0670 e-mail: mail@tokyo.yidff.jp


シネジャ・スタッフ数人もヤマガタ入りの予定です。今回も香味庵クラブ(映画祭ゲストとファンの交流の場。日本の伝統的お蔵を改装した和風レストランが、夜は映画祭の交流の場へ☆)で色んな人と出会い、呑み、とても楽しみです!! (千)



posted by chie at 00:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 日本 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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