監督:ペイトン・リード
原作:エドガー・ライト ジョー・コーニッシュ
脚本:エドガー・ライト & ジョー・コーニッシュ、アダム・マッケイ & ポール・ラッド
撮影:ラッセル・カーペンター, ASC
音楽:クリストファー・ベック
出演:ポール・ラッド(スコット・ラング/アントマン)、エバンジェリン・リリー(ホープ・ヴァン・ダイン)、マイケル・ダグラス(ハンク・ピム)、コリー・ストール(ダレン・クロス)、ボビー・カナベイル(パクストン)、マイケル・ペーニャ(ルイス)
吹き替え版 声の出演:内田有紀(ホープ役)/小杉竜一(ブラックマヨネーズ)(ルイス役)
スコットはやる気も能力も持ち合わせながら、やることなすこと裏目に出て刑務所入り。仕事も家庭もなくしてしまった。最愛の娘は妻に連れられ新しいパパ候補と暮らしていた。それも警官・・・。
父親の責任を果たしたいと仕事を探しても、前科がばれてクビ。進退窮まってワル友だちの口車に乗り、金持ちの家の金庫破りをするはめに。しかし、ここで見つけたのは現金でも金塊でもなく、謎のヒーロースーツ。スーツを発明したピム博士は、スコットを見込んで特訓を課し、スコットは愛娘のために体長1,5cm、世界最小のスーパーヒーローとなった!
マイナーでサイズがアリくらいの小さなヒーロー。しかもヒーローになった動機は娘の養育費を払うためで、戦うフィールドもそれなりに小さいです。アベンジャーズのように地球や人類を救いたい!という高邁な理想があったわけではないんですが、ストーリーが進んでいくと、いやおうなく話は地球規模に大きくなるのです。
アントマンだけあって、いろんな種類のアリを率いて戦えるというのが特色!それぞれの能力を生かして作戦を展開していくのが面白いです。おとぼけな3人組が笑わせてくれて、アクションとコメディの加減もいいです。子ども部屋でのバトルはお子様が喜びそう。アリの視点で見える世界を体感してみてください。エンドロールの後にマーベルヒーローが登場しますので、最後まで観てねー。(白)
2015年/アメリカ/カラー/ビスタ/117分
配給:ディズニー
(C)Marvel 2015
http://marvel.disney.co.jp/movie/antman.html
★2015年9月19日(土)TOHOシネマズ日劇ほか2D/3Dロードショー