監督:マシュー・ヴォーン
原作:マーク・ミラー「キングスマン:ザ・シークレット・サービス」
脚本:ジェーン・ゴールドマン、マシュー・ヴォーン
撮影:ジョージ・リッチモンド
音楽:ヘンリー・ジャックマン、マシュー・マージソン
出演:コリン・ファース(ハリー・ハート)、マイケル・ケイン(アーサー)、タロン・エガートン(エグジー)、サミュエル・L・ジャクソン(リッチモンド・ヴァレンタイン)、マーク・ストロング(マーリン)、ソフィア・ブテラ(ガゼル)
ロンドンの高級紳士服店「キングスマン」、それは表向きの顔。実はどこにも属さない最強の諜報機関だった。ブリティッシュスーツに身を包んだハリーもその一員。かつて命を救われた今は亡き同僚の遺児、エグジーをスカウトする。過酷な採用試験を勝ち抜き、晴れて合格するのは多くの候補者の中のわずか数人。
エグジーを見守る傍ら、ハリーは科学者失踪事件を追い、IT富豪のヴァレンタインに接近する。地球の将来を憂える自称エコロジストのヴァレンタインは、笑顔の陰で世界規模のテロを企んでいた。
英国紳士のコリン・ファースが、びしっとキメたスーツ姿で主演。傘を武器に華麗なアクションを見せて試写会では感嘆の声が漏れました。映画の技術が上がっているとはいえ、こんなに動ける人だったのかとびっくりでした。
敵側ヴァレンタインのそばには両脚が刃の美女ガゼルがいます。まさに切れ味良いアクションが怖いのなんの。『キル・ビル』のゴーゴー夕張も真っ青な強烈な女子です(髪型は同じだけど比較が古かったかも?)。
教会やパーティ会場での大乱闘など、これは笑ってもいいのか?!としばしためらってしまう過激なシーンがいくつもあり、レイティングはR15+。イギリス風ブラックジョークが冴え渡り、笑っちゃいました。
007が映画に登場したのは60年代初め。50年も経ちましたが新旧いずれのスパイ映画ファンも楽しめる作品でした。『スター・ウォーズ』(1977年)のルーク・スカイウォーカー役マーク・ハミルが教授役で出演しています。あら懐かしい。(白)
2015年/イギリス/カラー/シネスコ/129分
配給:KADOKAWA
(C)2015 Twentieth Century Fox Film Corporation
http://kingsman-movie.jp/
★2015年9月11日(金)より全国公開