監督:マイケル・ホフマン
原作:ニコラス・スパークス
撮影:オリヴァー・ステイプルトン
音楽:アーロン・ジグマン
出演:ミシェル・モナハン(アマンダ・コリアー)、ジェームズ・マースデン(ドーソン・コール)、ルーク・ブレイシー(若き日のドーソン)、リアナ・リベラト(若き日のアマンダ)、キャロライン・グッドオール(エヴリン)、ジェラルド・マクレイニー(タック)
ルイジアナ州の海上石油採掘基地で働くドーソンは、爆発事故に遭ったものの奇跡的に命をとりとめる。
海に浮かんでいるときも、入院中のベッドでも脳裏をよぎったのは20年前の恋人アマンダの面影だった。そんなときに、若き日の恩人であるタックが亡くなりドーソン宛の遺言があると知らせがきた。
粗暴な父と兄に虐待されていた高校生のドーソンを保護してくれたのがタックだった。その遺言とは、ドーソンとアマンダに一緒にやってほしいことがあるというもの。20年ぶりに再会したアマンダは結婚して子どももいたが、夫と心が通わなくなっていた。昔のままのドーソンに会って、かつての楽しかった日々が甦る。
これまでも多くの作品が映画化されている人気作家パニコラス・スパークスの小説が原作。高校生のころと、20年後に再会してからの二つのラブストーリーがほぼ等分に語られます。一本で2本分楽しめると言ってもいいでしょう。
主人公たちと同じアラフォー年代の方々が一番共感するかと思いますが、忘れられない初恋の思い出は誰もが心の奥底に秘めているはず。いっときラブストーリーに浸って若返ってください。
若いアマンダ役のリアナ・リベラトは6月末公開の『ハッピーエンドが書けるまで』で、晩生な高校生がとりこになるイケイケな女子高生のケイト。美人というより元気で可愛いタイプです。若いドーソン役のルーク・ブレイシーは『スパイ・レジェンド』でピアス・ブロスナンと一騎打ちもする若手の敏腕スパイでした。今回の長髪を見ると時代物のコスプレも似合いそうです。(白)
2014年/アメリカ/カラー/シネスコ/118分
配給:ブロードメディア・スタジオ
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http://kakegaenonai.jp/
★2015年8月22日(土)YEBISU GARDEN CINEMAほか全国順次公開