2015年08月02日

天皇と軍隊(原題:Le Japon, l'Empereur et l'Armee)

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監督:渡辺謙一
プロデューサー:オリビエ・ミル、渡辺クリスティーヌ
撮影:エマニュエル・ヴァレット
編集:ファブリス・タブリエ
音楽:ジェローム・クレ
出演:田英夫、ジョン・ダワー、樋口陽一、ベアテ・シロタ・ゴードン、小森陽一、五百旗頭真

憲法第9条はなぜ必要だったのか? なぜ天皇制は存続したのか? 
昭和天皇と自衛隊を正面から見据えたフランス制作ドキュメンタリー

パリ在住の渡辺監督はフランスや欧州のテレビ向けに「ヒロシマの黒い太陽」「フクシマ後の世界」といったドキュメンタリー作品を手がけている方。
この作品も日本の戦後史と、憲法の矛盾をわかりやすく見せてくれます。記憶にある映像もあれば、初めて観る映像もあり、特にチラシの画像にもある「広島で壇上に立つ昭和天皇」の映像にはっとしました。
国内外の論客のインタビューもたいへん貴重です。女性映画祭にゲストでいらしていたベアテ・シロタ・ゴードンさんのお元気だったころの映像に、今の第9条をめぐるあれこれをベアテさんが知ったら、なんと言われるだろうかとふと思いました。(白)

2009年製作で、TVでも放映されたらしいが、私はこの作品のことを全然知らなかった。これを観て、改めて戦後処理のいきさつ、流れを知ることができた。これをぜひ、政治家に観てほしいと思った(特に安保関連法案を通そうとしている人に)。戦後の日本国憲法はアメリカに押し付けられたものだというくせに、辺野古や安保関連法案などアメリカからの要求を無理やり押し付けようとする。これって矛盾していませんか?
これを観て、ベアテ・シロタ・ゴードンさんにインタビューしたことを思い出した。憲法に女性の権利を盛り込んでくれたベアテさんの「憲法草案作成のいきさつ」をぜひ読んでみてください。
シネマジャーナルHP 『ベアテの贈りもの』ベアテ・シロタ・ゴードンさんインタビュー記事
http://www.cinemajournal.net/special/2005/beate/


2009年/フランス/カラー/HDV/90分
配給:きろくびと
Copyright cきろくびと All Rights Reserved. LE JAPON, L’EMPEREUR ET L’ARMEE
http://www.kiroku-bito.com/article1&9/
★2015年8月8日(土)〜14日(金)ポレポレ東中野ほか順次公開
 連日15:40〜 スペシャルトークイベント付き特別上映


posted by shiraishi at 16:47| Comment(0) | TrackBack(0) | フランス | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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