2015年08月01日
ミッション:インポッシブル ローグ・ネイション(原題:Mission: Impossible - Rogue Nation)
監督・脚本:クリストファー・マッカリー
原作:ブルース・ゲラー
撮影:ロバート・エルスウィット
音楽:ジョー・クレイマー
出演:トム・クルーズ(イーサン・ハント)、ジェレミー・レナー(ウィリアム・ブレント)、サイモン・ペッグ(ベンジー・ダン)、レベッカ・ファーガソン(イルサ・ファウスト)、ヴィング・レイムス(ルーサー・スティッケル)、アレック・ボールドウィン(アラン・ハンリー)、ショーン・ハリス(ソロモン・レーン)
IMFのエージェント、イーサン・ハントは指令を受けに行った先で、謎の組織“シンジケート”に捉えられてしまった。拷問を受けるイーサンを助けたのはシンジケートのイルサだった。彼女の正体と目的は?
そのころIMFは解体され、消息不明のイーサンを気遣いながらも仲間たちはバラバラになっていた。CIAで無聊の日々を送っていたベンジーのもとに、ウィーンで開催されるオペラの招待券が届く。会場に近づいたとき、イーサンから連絡が入った。要人の暗殺をとめるために協力してくれというのだった。
後ろ盾をなくしたまま、シンジケートと戦うためにかつての仲間が再び集まる。
『ミッション:インポッシブル』第1作は1996年。同名のテレビドラマを映画化したものです。日本では1967年から「スパイ大作戦」のタイトルでフジテレビで放映されています。あのテーマ音楽と「当局は一切関知しない」という非情な指令、自動的に消滅するテープが毎度面白かったものです。
イーサンの属している“IMF”は国際通貨基金でなく、“Impossible Mission Force(不可能作戦部隊)”の略でCIAの秘密組織です。
映画は1作目からトム・クルーズが製作に関わり、主役も張り続けてこれが5作目。トムとイーサン・ハントはもはや切り離せません。ブライアン・デ・パルマ、ジョン・ウー、J・J・エイブラムス、ブラッド・バードと毎回新しい監督と組んでおり、『アウトロー』(2012年)宣伝で来日したときに、トムが明かしたとおり、5作目はクリストファー・マッカリー監督に。記事はこちら。
毎回豪華なキャスト、おおがかりな撮影や目を見張るアクションで驚かされていますが、今回もいきなりクライマックスか?というシーンがあり、すでに五十路だというのに大丈夫?と思わず心配してしまいます。映画が好きで好きでしょうがないのでしょうね。スウェーデンの女優レベッカ・ファーガソンが大抜擢され、ハンパない強さのヒロインを好演。山場だらけですので、眠気のさすヒマもありません。(白)
2015年/アメリカ/カラー/シネスコ/131分
配給:パラマウント
(C)2015 Paramount Pictures. All Rights Reserved.
http://www.missionimpossiblejp.jp/
★2015年8月7日(金)ロードショー
☆来日記者会見の特別記事はこちら。気さくで気配りのトム・クルーズの映画愛がわかる内容です。
この記事へのコメント
コメントを書く
この記事へのトラックバック