監督・脚本:ジョス・ウェドン
撮影:ベン・デイビス
出演:ロバート・ダウニーJr.(トニー・スターク/アイアンマン)、クリス・ヘムズワース(ソー)、クリス・エヴァンス(スティーブ・ロジャース/キャプテン・アメリカ)、スカーレット・ヨハンソン(ナターシャ・ロマノフ/ブラック・ウィドウ)、ジェレミー・レナー(クリント・バートン/ホークアイ)、マーク・ラファロ(ブルース・バナー/ハルク)、サミュエル・L. ジャクソン、エリザベス・オルセン(ワンダ・マキシモフ/スカーレット・ウィッチ)、アーロン・テイラー=ジョンソン(ピエトロ・マキシモフ/クイックシルバー)
アイアンマンことトニー・スタークは、アベンジャーズだけに頼ることなく地球と人々を守るために、平和維持システム人工頭脳「ウルトロン」を開発する。ところが進化したウルトロンは、平和を維持するためには、自分の利益のため戦争を繰り返す「人類」を地球上から消し去るのが一番だという結論を導き出す。
最強チームアベンジャーズが再び集結するが、全て人間の上をいく人工頭脳を超えることはできるのか。
これまでの主要キャラに加えて、悪の組織ヒドラ党が人体実験で作り出した超能力を持つ双子が新しく参戦します。高速で動けるクイック・シルバーとテレキネシスや幻惑の能力を持つスカーレット・ウィッチ。ウルトロンは着々と進化するし、さしものアベンジャーズもてこずります。バトルスーツ軍団が登場すると、特に何の防御も持たないハルクがいつまで持つのか心配になります。マーベル・コミックに登場したのが1962年、怒りで変身した後コントロールできないという不器用なバナー博士。
上に書き切れないほどのキャラがいるうえ、今回はホークアイの家庭が出てきたり、誰かさんと誰かさんのロマンスが描かれたりとエピソードも多く、ちょっと詰め込みすぎの感があります。それだけみんなの期待値が高いのでしょうけど。アメリカでの動員数は『アナと雪の女王』を超えているそうです。(白)
2015年/アメリカ/カラー/シネスコ/141分
配給:ディズニー
(C)Marvel 2015
http://marvel.disney.co.jp/movie/avengers.html
★2015年7月4日(土)全国公開