2015年06月20日

『ターナー、光に愛を求めて』 原題 Mr. Turner

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(C)Thin Man Films

監督・脚本マイク・リー
製作ジョージナ・ロウ
撮影ディック・ポープ
音楽ゲイリー・ヤーション
出演 ティモシー・スポールジョゼフ・マロード・ウィリアム・ターナー
ドロシー・アトキンソンハンナ・ダンビー
マリオン・ベイリーソフィア・ブース
ポール・ジェッソンウィリアム・ターナー・シニア

18世紀末から19世紀に活躍したイギリスの風景画家ジョゼフ・マロード・ウィリアム・ターナーの画家人生を描く伝記ドラマ。
「戦艦テメレール号」など数々の傑作を残した、ロマン主義の巨匠と言われていたターナー。若くして名声を得ながら、画壇ではなかなか作品や行動を理解されなかった様子が描かれる。しかし、批判や嘲笑を浴びても、新たな表現を模索し旅を続け、絵を描き続けた。旅を愛した画家の創作への情熱や人物像を描く。

ターナーがイギリスの高名な画家だとは知らなかったが、あまり展覧会など行ったことがない私なのに、ターナーの展覧会は2回ほど行ったことがある。朝日や夕日を浴びた、海と空、船や港。そして嵐の中の光景など、天候、自然の光景。そしてあの色彩。特にあの黄土色(黄色と赤)の色彩に惹かれたから。朝日と夕日、嵐の空の色の色彩が素晴らしい。この作品では、ターナーのイメージの色彩が満載されていた。
そして、この作品を見て旅に明け暮れた画家だったと知った。
しかし、ご多分にもれず、女性に対する態度が許しがたい。実際にそうだったからこういう風に描いているのか…。その時代は、女中はそのように扱われていたのか。でも女中もターナーに気があるように描かれていて、監督は女性をこのように描きたかったのか…。(暁)

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(C)Thin Man Films

2014/イギリス・フランス・ドイツ/149分
公式HP http://www.cetera.co.jp/turner/
配給 アルバトロス・フィルム、セテラ・インターナショナル
6 月20日(土)よりBunkamuraル・シネマ、ヒューマントラストシネマ有楽町ほか全国順次 公開
posted by akemi at 06:51| Comment(0) | TrackBack(0) | イギリス | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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