2015年05月31日

WISH I WAS HERE 僕らのいる場所   原題:WISH I WAS HERE

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監督:ザック・ブラフ(『終わりで始まりの4日間』)
出演:ザック・ブラフ(『オズ はじまりの戦い』)、ケイト・ハドソン(『あの頃ペニー・レインと』)、ジョーイ・キング(『ホワイトハウス・ダウン』)、ジョシュ・ギャッド(『アナと雪の女王』)、ピアース・ガニォン(『LOOPER/ルーパー』)

35歳になるエイデンは、売れない俳優。妻子がいるのに、いつか成功したいと夢見ている。生活費は妻のサラ頼み。二人の子どもは父親にお金を出してもらって私立のユダヤ学校に通わせている。ところが、その父親が癌に罹り、もう授業料を払えないというから、さぁ大変。公立学校には行かせたくない! 妻の勧めもあって、家で自ら子どもたちを教育すると張り切るエイデン。家事も引き受け、教師役をするうちにエイデン自身がいろいろと学ぶことになる。やがて父親が余命宣告を受ける。父と絶縁状態になっていた弟ノアをなんとか父に会せようとする・・・

家族の絆、子どもたちの教育、親を看取ること等々、誰しもが直面する問題をコメディー仕立てで描いた心温まる物語。自ら主役を務める監督、なんだか情けないのですが、なかなかの美男子で好感が持てます♪ 
なにより私のツボだったのが、子どもたちの通っていたのがユダヤ学校だったこと。敬虔なユダヤ教徒に育てたい祖父の希望で通わせていたのですが、妻のサラは信仰心の薄い世俗的なユダヤなので、キッパを被って登校する息子に複雑な思い。
テレビに向かって「アラブ人は皆殺し!」と銃を撃つ真似をする息子。どうやら学校で教えられたのか? エイデンは「アラブ人が皆悪いわけじゃない。いいアラブ人もいる!」と諭します。
娘はショッキングピンクのカツラを被って、とってもキュート。「ユダヤの女性にとっていいことは、結婚したら夫以外の男を誘惑しないようにカツラを被れること」と言うのですが、そうっか〜 これがイスラームの教えにも入ったのねと納得。
ロサンゼルスで5週間で撮影した低予算映画ですが、お金をかけなくても、こんなに素敵な映画が出来ることを証明したザック・ブラフ監督。次作も期待したいです。

映画の内容とは関係ないのですが、課外授業で郊外に出かける場面で、都会をちょっと出ると乾いた沙漠というのがイランにも似ていて、イラン人がカリフォルニアに大勢移民しているのもなるほどと思いました。ロサンゼルスは別名イランジェルスとも呼ばれるほどイラン人が多いのです。次作では、イラン人も登場させてくれるといいな。(咲)


2014年/アメリカ/英語/シネスコ/106分
配給:ミッドシップ
コピーライトマーク2014, WIWH Productions, LLC and Worldview Entertainment Capital LLC All rights reserved.
公式サイト:http://wishiwashere.net/
★2015年6月12日(金)より新宿シネマカリテほか全国順次公開

posted by sakiko at 15:14| Comment(0) | TrackBack(0) | アメリカ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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