監督:スサンネ・ビア
脚本:アナス・トーマス・イェンセン
出演:ニコライ・コスター=ワルドウ(アンドレアス)、ウルリッヒ・トムセン(シモン)、マリア・ボネビー(アナ)、ニコライ・リー・カース(トリスタン)、リッケ・マイ・アナスン(サネ)
警察官のアンドレアスは、美しい妻アナと幼い息子と幸せな暮らしを送っている。捜査で踏み込んだ薬物中毒の男の家で、排泄物まみれで放置されている赤ん坊を発見した。無責任な親たちから赤ん坊を保護したいが、様々な制約があって果たせない。夜泣きが続く息子を乗せて、夜の街を車で走るのも厭わないアンドレアスだったが、ある晩息子は急死してしまう。
『未来を生きる君たちへ』(2010年)でアカデミー賞外国語映画賞を受賞したスザンネ・ビア監督の最新作。現代社会の問題をいくつも盛り込んだサスペンスドラマです。
子煩悩で家族思いの警官が、放置されていた赤ん坊と、わが子がたまたま同じ年頃だったことから魔が差してしまうのです。しかし、これはあまりといえばあまり…。ただ、それだけでは終わらず、驚く展開になりました。ラストが良かったのでいいことにしようっと。(白)
2014年/デンマーク/カラー/102分
配給:ロングライド
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★2015年5月15日(金)TOHOシネマズシャンテほか全国順次公開