今年で開催8回目を迎える花開くコリア・アニメーション2015。
韓国唯一のインディーズ・アニメーション映画祭
「インディ・アニフェスト」の最新上映作品から
短編23本を抜粋して御紹介。長編はチャン・ヒョンユン監督
の新作『ウリビョル1号とまだら牛』を公開です。
名古屋会場は7/4.5 東京会場の様子はシネジャ本誌最新号94号に掲載!
*名古屋在住スタッフ・ミッキーさんのご紹介はコチラ
◆上映スケジュール 5.9(土)
15:10 短編Aプロ” 円の世界” 86分 / 8作品
16:55 長編『ウリビョル1号とまだら牛』
18:35 短編Bプロ” 三角のバランス” 86分 / 7作品+ゲストトーク
20:50 短編Cプロ” 四角いフレーム” 84分 / 8作品
5.10(日)
15:10 長編『ウリビョル1号とまだら牛』
16:55 短編Aプロ” 円の世界” 86分 / 8作品
18:45 短編Cプロ” 四角いフレーム” 84分 / 8作品
20:30 短編Bプロ” 三角のバランス” 86分 / 7作品
◆交流会のご案内
5. 9(土)21:00〜 トーク終了後、交流会を開きます。
劇場併設のTABELAにて、みんなで集まって楽しいひとときを!
参加費:飲み物代
◎短編Aプロ 86min / 8作品
円の世界:円は、丸く丸く続く。世界と世界、人と人が繋がり、紡がれる物語。
35名の作家がつなぐリレー・アニメーション『Peace Dream』、躍動する肉体のエネルギー『シルム』、”レコジャケ”時代のオマージュ『Dis COVERS』、食欲をめぐる生命の神経戦『GUNTHER』、人間の暴力と業『The ONE』、ちょっとおかしな”2人”のラブストーリー『まね』、愉快な仲間たちの世界『ウィンク・ラビット』、人間の心を覗いた猿の運命『悪心(アクシム)』…。異なる要素の遭遇から、新たな視界が広がっていく。
◎短編Bプロ 86min / 7作品
三角のバランス:三つの角が成すバランスは、今にも崩れそうで不安定だ。描き出すのは、不安定な調和か、あるいは不安なのか…。
すれ違う父と娘の思い『発酵させたスイカ』、逃れられない記憶の痛み『不眠症』、堕落な日常の懺悔録『日々の罪悪』、心の奥に隠された深い喪失『今日の夢』、異形たちの世界から問う美の意味『Beautiful』、人間の残酷さを真正面から描く『かたつむり』、削除された”不都合な瞬間”の断片『デフラグ』。理想と現実、過去と現在、表面と内面…。誰もがギリギリのバランスで、自らを支えている。
◎短編Cプロ 84min / 8作品
四角のフレーム:四角い卓球台。四角い窓から見る世界。抜け出そうと試みる。だが結局は、回っているだけ。四角く囲われた世界の中で。
青春の終わりを知る時『ヒーローはいない』、不意に訪れる”究極”の葛藤『亀裂』、孤独な空間への侵入者『Edward』、不条理な空間でもがく魂『口(くち)』、几帳面すぎる男の不運『Checking Man』、窓外に広がる絶望『理解不能な悲しみ』、2次元から飛び出したイメージの冒険『Follow Me』、時空のはざまで自らの存在を問う『椅子の上の男』。私たちを囲むさまざまな”フレーム”の物語。
◎長編 82min『ウリビョル1号とまだら牛』チャン・ヒョンユン / 1:21:02 / 2013
宇宙に打ち上げられた人工衛星「ウリビョル1号」ことイルホは、長い間地球を観察しているうちに、人間の心に興味を持つようになっていた。イルホはミュージシャンを夢見る大学生、キョンの歌に惹かれ、彼を探しに地上へと落下。だが地上では、キョンは魔術の力によってまだら牛に変えられ、動物になった人間を狩るオー社長に狙われていた。イルホはキョンを危機から救ううちに人間の心を理解し、2人は徐々に接近していく。彼らの恋の行方は? そしてキョンは、再び人間に戻ることができるのか?
『ウルフ・ダディ』『わたしのコーヒー・サムライ 〜自販機的な彼氏〜』などの作品で、日本でも知られるチャン・ヒョンユン監督が、初めて手がけた長編ファンタジー。2014年2月に韓国内ロードショー。その後も新千歳空港国際アニメーション映画祭など、各地で上映されている。
公式サイト
日程:2015年5月9日(土)10日(日)(2日間)
場所:アップリンク・ファクトリー(渋谷区宇田川町3718トツネビル1階)
主催:韓国インディペンデント・アニメーション協会(KIAFA)、UPLINK
後援:大韓民国文化体育観光部、駐日韓国大使館 韓国文化院、
日本アニメーション学会、日本アニメーション協会
協力:ANIMATION TAPES、韓国コンテンツ振興院(KOCCA)、新千歳空港国際アニメーション映画祭