2015年03月28日

間奏曲はパリで  原題:Ritournelle   英題:PARIS FOLLIES   

kansookyoku.jpg

監督:マルク・フィトゥシ
出演:イザベル・ユペール(『8人の女たち』)、ジャン=ピエール・ダルッサン(『サン・ジャックへの道』『ル・アーヴルの靴みがき』)、ピオ・マルマイ

フランス北東部ノルマンディ地方で畜産業を営むグザヴィエとブリジット夫妻。一人息子は家を出てしまい、今は夫婦二人暮らし。グザヴィエのもっぱらの興味は我が牛を品評会で優勝させること。学生時代の恋を実らせ結婚した二人だけど、今さら心ときめくこともなく淡々と過ぎゆく日々。
ある夜、ブリジットは成りゆきで隣家のパーティで25歳の青年スタンと踊り、ほのかな恋心を抱く。スタンがパリの「アメリカンアパレル」で働いているのを知ったブリジットは、胸の湿疹をパリの名医に診てもらうという口実を見つけていそいそとパリへ行く。店にスタンを訪ね、仕事が終わった後に会う約束を取り付ける・・・

若造スタンとの顛末は、イケメンでもないのに熟女をそんな扱いしてフン!という感じなのだけど、ブリジットにふさわしい紳士と知り合ってパリの町を楽しむことに。かたや、パリの名医がもう廃業してしまったことを知った夫グザヴィエは、そっとパリに様子を伺いに行って、妻が見知らぬ男と楽しそうに歩いているのを見てしまいます。
倦怠期の夫婦の危機をユーモアたっぷりに描いていて、パリの町もたっぷり楽しめる1作。セーヌ河の船や大きな観覧車に乗って、一緒にパリを観光している気分♪
グザヴィエが、家業を継がなかった息子がアクロバット修行している様子を眺める場面もじんわり素敵です。
なお、原題Ritournelleは、音楽用語でリフレイン。繰り返される言葉や行為のこと。
あと、私的に、思わず画面に釘付けになったのが、ブリジットがパリでサンドイッチを食べたお店。ガラス窓に大きく HALAL(イスラームにのっとった食べ物)と書かれていたのです。さすが、移民の多いパリの町! そして、湿疹に効くからと、イスラエルの死海に行くので、これは楽しみ〜と思ったら、テルアビブの空港からまず訪れたのが、砂漠の淵にある牛舎! なんてったってグザヴィエの興味は他国の畜産業の現状だったのですね。そして、目的地の死海へ。 イスラエルでロケしていて、出てきたのはそれだけ! パリをあちこち歩いたように、イスラエルもあちこち見せてほしかった!(咲)


2013/フランス/99分/ビスタサイズ/カラー/5.1ch
配給:KADOKAWA
公式サイト:http://kansoukyoku-paris.jp
★2015年4 月4日(土)、角川シネマ有楽町、YEBISU GARDEN CINEMA 他全国ロードショー
posted by sakiko at 09:53| Comment(0) | TrackBack(0) | フランス | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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