監督:ロブ・マーシャル(『シカゴ』『NINE』)
原作ミュージカル:スティーブン・ソンドハイム&ジェームズ・ラパイン
作詞・作曲:スティーブン・ソンドハイム
脚本:ジェームズ・ラパイン
撮影:ディオン・ビーブ
美術:デニス・ガスナー
衣装:コリーン・アトウッド
出演:メリル・ストリープ(魔女)、エミリー・ブラント(パン屋の妻)、ジェームズ・コーデン(パン屋の主人)、アナ・ケンドリック(シンデレラ)、クリス・パイン(シンデレラの王子)、トレイシー・ウルマン(ジャックの母親)、クリスティーン・バランスキー(シンデレラの継母)、ジョニー・デップ(赤ずきんのオオカミ)、ダニエル・ハトルストーン(ジャック)、リラ・クロフォード(赤ずきん)、マッケンジー・マウジー(ラプンツェル)、ビリー・マグヌッセン(ラプンツェルの王子)
子どもが授からないパン屋の夫婦、原因は隣に住む魔女の呪いのせいだったとわかる。魔女の望む4つのアイテム「赤いずきん」「黄色い髪」「白い牛」「金色の靴」を森から持ち帰ったなら、呪いを解き必ず良い子が授かると聞き、さっそく森へと向かった。赤ずきんはおばあちゃんの家へ、黄色い髪のラプンツェルは森の塔の中、ジャックは牛を売りに市場へ、シンデレラは金色の靴で舞踏会に行き、それぞれがパン屋の夫婦と出会うことになるが…。
よく知られた童話の主人公たちはみんなハッピーエンドになったはず。これはひとひねりして、その後までを描きます。ブロードウェイの伝説と呼ばれるスティーヴン・ソンドハイムのロングラン・ミュージカルを元に映画化したもの。
それぞれのキャラに扮した当代の人気俳優たちが、歌って踊ります。『マンマ・ミーア』の記憶も新しいメリル・ストリープ、『ワン チャンス』でポール・ボッツを演じたジェームズ・コーデンはじめ、歌える俳優がたくさんいるんですねぇ。美術や衣装も美しく、笑える場面も多くて家族揃って楽しめます。
それにしても「ジャックと豆の木」の女性巨人はなんだか気の毒でした。みんなが話し合いを始めるので、別の方向にいくのか?と期待したのに。憧れの王子と結婚したその先も…甘くないところが今風。(白)
2014年/アメリカ/カラー/シネスコ/2時間4分
配給:ウォルト・ディズニー・スタジオ・ジャパン
c2015 Disney Enterprises, Inc.
http://www.disney.co.jp/movie/woods.html
★2015年3月14日(土)、全国ロードショー