2015年02月22日

プリデスティネーション(原題:Predestination)

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監督・脚本:マイケル・スピエリッグ、ピーター・スピエリッグ
原作:ロバート・A・ハインライン「輪廻の蛇」(早川書房刊)
撮影:ベン・ノット
音楽:ピーター・スピエリッグ
出演:イーサン・ホーク(バーテンダー)、サラ・スヌーク(ジョン)、ノア・テイラー

1970年。連続爆弾魔フィズル・ボマーの凶行に世間が慄いているとき、とあるバーに青年ジョンがやってくる。バーテンダーに酒代を賭けて、自分の数奇な物語を聞かせた。元はジェーンという“女の子”として生まれ、孤児院で育った。18歳のときに出会った男と恋したが彼は姿を消し、未婚のまま子どもを産むことになった。出産の際、赤ん坊と自分の命を救うため医師が両性具有だった自分を“男”として生き残らせたのだという。バーテンダーは長い物語を聞き終え、「その男に復讐したくはないか」とジョンに尋ねる。自分がタイムエージェントだと明かしたバーテンダーは、ジョンを連れて1963年へと飛んだ。

『デイブレイカー』(2010年)に続き、双子の兄弟監督マイケル&ピーター・スピエリッグトとイーサン・ホークがタッグを組んだ作品。前作は出演を快諾してくれたイーサン・ホークのおかげで、キャストが集まり映画化にはずみがついたそうです。今回もきっとそのご縁なのでしょう。
大好きなタイムトラベルもので、それにつきもののタイムパラドックスを扱っています。固唾を飲んで見つめました。登場人物が少ない分、演じるイーサン・ホークとサラ・スヌークはものすごく大変だったと思いますが、やりがいもあったはず。
原題の「Predestination(プリデスティネーション)」の意味は「宿命」。これと原作の短編「輪廻の蛇」のタイトルでおおよその予想がつくかもしれませんが、この時空を越えた複雑な物語を脚本化・映像化した兄弟監督、今後も目が離せません。1940年〜1990年代を移動するため、その時代を感じさせる衣装や美術にも注目です。撮影監督も時代ごとに色や質感を変えていたそうです。観終ったら「え〜!」と感嘆、もう一度観直したくなります。(白)


2014年/オーストラリア/カラー/シネスコ/97分
配給:プレシディオ
(C)2013 Predestination Holdings Pty Ltd, Screen Australia, Screen Queensland Pty Ltd and Cutting Edge Post Pty Ltd
http://www.predestination.jp/
★2015年2月28日(土)新宿バルト9他にて全国ロードショー
posted by shiraishi at 20:03| Comment(0) | TrackBack(0) | オーストラリア | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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