2014年12月20日

王の涙 イ・サンの決断(原題:逆鱗)

ounonamida.jpg

監督:イ・ジェギュ(「チェオクの剣」)
脚本:チェ・ソンヒョン
撮影:コ・ラクソン
出演:ヒョンビン(イ・サン)、チョン・ジェヨン(尚冊 カプス)、チョ・ジョンソク(刺客 ウルス)、ハン・ジミン(貞純王后)、チョ・ジェヒョン(近衛隊長 ホン・グギョン)、キム・ソンニョン(母 恵慶宮)

25歳で王位を継承した李王朝第22代目国王イ・サン。
宮廷の最大派閥・老論(ノロン)派の陰謀で、祖父である先代王・英祖(ヨンジュ)が父・思悼世子(サドセジャ)を米櫃に閉じ込め死に至らせたことを目の当たりにした幼い日の記憶がよぎる。理想の治世を実現するため老論派の排除に動き始めるが、自身も暗殺の脅威にさらされる日々だ。書庫と寝殿を兼ねる尊賢閣で不測の事態に備えて体を鍛えるイ・サンを、書庫を管理する尚冊として仕える宦官カプスがいつも見守っていた。
即位から1年を迎えた1777年7月28日、「今日主君を殺せ」と紙に記す者がいた・・・

のちに正祖(チョンジョ)と呼ばれる李朝の名君イ・サン。ドラマでお馴染みの方も多いでしょう。本作は、王の寝殿まで刺客が押し入った暗殺未遂事件「丁酉逆変」の24時間を資料をもとに想像力を駆使して描いた物語。(事件の真相は未解決)
イ・サンを演じるのは、これが時代劇初出演となるヒョンビン。除隊後初の役柄に、「私の名前はキム・サムスン」や『レイトオータム』で見せた軽いノリの男と違って、思慮深い名君を選んだヒョンビンの今後の俳優人生への思いを感じます。
ドラマ「イ・サン」で、サンの幼馴染ソン・ソンヨンを愛らしく演じていたハン・ジミンが、本作では、老論派の後ろ盾である若く美しい貞純王后役で悪女ぶりをみせています。
また、刺客ウルス役のチョ・ジョンソク(『建築学概論』)、女官役チョン・ウンチェ(『自由が丘で』)、闇商人役チョ・ジェヒョン(『悪い男』『メビウス』「階伯(けべく)」)と、豪華な脇役陣にも目が離せません。
そして、なにより印象に残るのは、チョン・ジェヨン(『さまよう刃』)が演じた悲しい過去を背負った宦官カプス。若き王を見守る宦官カプスの心の奥に潜む思いがぐっと迫りました。(咲)


2014年/韓国/カラー/137分
配給:ツイン
(c)2014 LOTTE ENTERTAINMENT All Rights Reserved.
http://www.ounonamida.net/

★2014年12月26日(金)、TOHOシネマズシャンテほか全国順次公開
posted by shiraishi at 20:09| Comment(0) | TrackBack(0) | 韓国 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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