2014年12月06日

ミタケオヤシン


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監督・構成・編集 江藤孝治
プロデューサー:田野稔 撮影:高橋慎二 音楽:岸剛 出演:加藤翼ほか

世界各地で参加型のアートプロジェクトをおこなっているアーティスト・加藤翼が
ネイティブアメリカンの人々とともに「引き興し」に挑戦する過程を追ったドキュメンタリー。
一般社団法人全日本テレビ番組製作社連盟が2012年度より発足させた
「ATP若手映画プロジェクト」の支援作品として制作された。

ネイティブアメリカンの人々の土地を侵略し、虐殺し、共同体を滅茶苦茶にして
親から子どもたちを奪い「ボーディングスクール」と呼ばれた寄宿学校に強制収容して
「使用人」にするべく教育した白人たち。先住民の文化も共同体も家族も破壊し
誇りを奪ったこの「同化政策」は、なんと1985年まで続いた。
日本人がこういうアートを試み、そのことを映画にしたことに
特別な意味があると感じました。
他人の痛みは、どこまでいってもわからないのが人間なのだろうか。
人間が人間を、ひどく痛めつけている。もう、こんなことは終わりにしたい。
先日、下北沢で開催されたトークショーに参加して来ました(千)

2014年/日本/カラー/80分
製作・著作:グループ現代 配給:ウッキー・プロダクション
★2014年12月6日(土)より新宿バルト9ほか全国順次ロードショー




posted by chie at 00:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 日本 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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