監督:クリスチャン・ディッター
脚本:ジュリエット・トウィディ
原作:セシリア・アハーン「愛は虹の向こうに」
出演:リリー・コリンズ(ロージー)、サム・クラフリン(アレックス)、
イギリスの片田舎に住むロージーとアレックス。6歳のときからの幼なじみで大親友の彼らは、いつでもなんでも一緒。それぞれに恋人ができても打ち明けられる仲だった。将来は二人でアメリカのボストンに進学することを夢見てきた。しかし、ロージーがクラスメートのモテ男と一夜を共にし、妊娠してしまったことから二人は初めて離れ離れになる。ロージーは地元に残り、アレックスは一人ボストンへと旅立った。
原作はアイルランドのセシリア・アハーン。21歳で発表しベストセラーとなった処女作「P.S.アイラヴユー」(2007年に映画化)の翌年に書かれたこの原作は、将来について迷っていた自身の気持ちがロージーに投影されているそうです。白雪姫を演じたリリー・コリンズができちゃった婚の母親とは!大きくなった娘のほうがずっと大人っぽく見えます。
ずっと仲がいいのに、友達以上恋人未満から抜け出せず、すれ違いを繰り返す若い二人に、共感する人が多いことでしょう。いやいやずっと親友でいられるのが一番よ、と思うのは酸いも甘いも噛み分けてからかも。すれ違いがじれったいですが、そううまく行かないのが世の常。デート映画にぴったりです。(白)
2014年/ドイツ・イギリス合作/カラー/103分
配給:ファントム・フィルム
(c)2014 CONSTANTIN FILM PRODUKTION GMBH
http://1cm-movie.com/
★2014年12月13日(土)新宿武蔵野館ほかにてロードショー