2014年12月02日

寄生獣

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監督:山崎貴
原作:岩明均
脚本:古沢良太、山崎貴
出演:染谷将太(泉新一)、深津絵里(田宮良子)、阿部サダヲ(ミギー)、橋本愛(村野里美)、東出昌大(島田秀雄)、余貴美子(泉信子)、北村一輝(広川)、國村隼(平間)ほか

突然空から地上に降ってきた生物が人間の身体に入り込み、その脳を支配していく。この寄生生物=パラサイトに乗っ取られた人間は、エサとしてほかの人間を捕食していった。食べ残された遺体を発見した警察は、凶悪な連続殺人事件として捜査を開始する。パラサイトは高い戦闘力を持ち、自在に変形して他の人間に擬態することが可能。彼らは人間社会の中で秘かに増えつつあった。
高校生の泉新一に取りついたパラサイトは脳までもぐりこめず、右手に留まってしまった。右手がほかの生き物となってしまった新一は驚愕するが、取り除くこともできず、互いに生き残るために折り合いをつけることにする。「ミギー」と名づけたパラサイトは、恐ろしいほどのスピードで言語を覚え、本を読み、様々な知識を吸収していく。

1993年 第17回講談社漫画賞を受賞した岩明均のコミックが原作(我が家にも10巻揃っております)。パラサイトとの共生というこれまで聞いたことがない設定で、ミギーと新一が生きるための選択とはいえ、いつしか友情にも似た関わりが見えてくるのも◎。実写版での映画化に、ようやくこの日が!と感慨に浸りました。顔が変形するビジュアルや戦闘場面など、今の技術があってこそのシーンでしょう。豪華な俳優陣で、前・後篇に分けて公開されます。
人間は食料として多くの生物の命を奪って生きていることをミギーに指摘される場面があります。他の生き物から、また地球から見たら、人間が最悪の寄生生物ではないかと、自分でもひやりとしました。
圧倒的に強いパラサイト、それに立ち向かおうとする人間との戦いが後半展開していきますが、両者の中間にいる新一の葛藤も大切な要素です。クールなミギーと新一とのずれたやりとりがユーモアを生み、余貴美子さんが演じる母親と新一のシーンにはホロリとさせられました。(白)


2014年/日本/カラー/109分
(C)映画「寄生獣」製作委員会
http://kiseiju.com/
2014年11月29日(土)より全国東宝系にて公開中
posted by shiraishi at 01:05| Comment(0) | TrackBack(0) | 日本 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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