2014年09月28日

レッド・ファミリー (原題:Red Family)

red family.jpg

監督:イ・ジュヒョン
脚本・製作:キム・ギドク
出演:キム・ユミ、チョンウ、ソン・ビョンホ、パク・ソヨン

幸せな家族を装って暮らす北朝鮮の工作員たち。ミスを犯せば国にいる家族の命も危ない。かたや隣に住む資本主義にどっぷり浸った家族は喧嘩ばかりしている。それでも隣家のようになりたい気持ちが募る偽装家族。やがて北の工作員たちに隣の家族を殺せと指令が下る・・・

キム・ギドクが脚本と製作を手がけたとあって、2013年東京国際映画祭での記者会見も上映会場も満席で熱気に溢れました。
南北統一を願って脚本を書いたと熱く語るキム・ギドク。分断を作った既存の世代が、不幸を次の世代に継いではいけない。家族とは何か? 北も南も兄弟という視点だという。
イ・ジュヒョン監督は脚本を貰って、自信は持てなかったけれど内容が気に入り挑戦。家族愛が生じてイデオロギーが崩れていく姿をどう演出するか苦心したと語りました。それに対し、実際に出来た作品は予想以上にいいものだったと褒め称えるキム・ギドク。
「監督はキム・ギドクさんに意見を言えたのでしょうか」との問いに、「怖そうですが、心が開かれていて固定観念に捉われることのない方。撮影に入ったら、私を信じて現場にはいらっしゃいませんでした」と答える監督。
キム・ギドクも、「自分が脚本を書いて演出を任せた映画は、『豊山犬』など数本ありますが、自分が演出するより健康的で、より多くの観客に見て貰えて良い結果になったなと思います」と語り、会場の笑いを誘いました。
来日した女優キム・ユミ、パク・ソヨン、男優チョンウの3人も、一同、北朝鮮のアクセントや行動が難しくもあり楽しくもありと語りました。
チョンウは、ちょうど去年日本で放映されていたドラマ「最高だ,イ・スンシン」で前科者のパン屋のおにいさん役で注目していた方。キム・ユミ演じる女性上司に顔のあがらない北の戦士を好演しています。(咲)


提供・配給:ギャガ GAGA★ WOWOW
2013年 / 韓国 / 100分 / カラー / ビスタ / 5.1chデジタル
公式サイト:http://redfamily.gaga.ne.jp
★2014年10月4日(土)新宿武蔵野館他全国順次ロードショー.
posted by sakiko at 09:35| Comment(0) | TrackBack(0) | 韓国 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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