2014年08月03日

ライズ・オブ・シードラゴン 謎の鉄の爪  原題:狄仁杰之神都龍王 英題:Young Detective Dee: Rise of the Sea Dragon

rize of dragon.jpg

監督:ツイ・ハーク
出演:マーク・チャオ、ウィリアム・フォン、ケニー・リン、アンジェラベイビー、キム・ボム、チェン・クン、カリーナ・ラウ、フー・トン

西暦665年、唐朝の末期。第3代皇帝・高宗と皇后の則天武后(カリーナ・ラウ)が敵国に送り出した10万におよぶ水軍艦隊が、正体不明の何者かの襲撃を受けて壊滅させられてしまう。「これは、海の神・龍王の仕業で、その怒りを鎮めるには若い女性を生贄に捧げなければならない」という噂が広まる。洛陽の都で一番美しい花魁のイン(アンジェラベイビー)に白羽の矢が立たれる。一方、迷信を信じない則天武后は、大理寺(最高裁判所)の司法長官ユーチ(ウィリアム・フォン)に、10日間で怪事件を解明せよと命じる。ちょうどその頃、大理寺に赴任草々、インの誘拐事件に巻き込まれた若い判事ディー・レンチェ(マーク・チャオ)は、インを救出する。その夜、インの部屋に怪物が現れる。池に逃げ込んだ怪物をディーは追うが見失ってしまう。ユーチは怪物との関係を疑って、ディーを逮捕してしまう。ディーは地下牢で医官シャトー(ケニー・リン)と知り合い、共謀して脱出。事件の真相を調べ始める。インは、怪物の正体は、半年前に恋に落ちた詩人ユエン(キム・ボム)ではないかという。ディーたちは怪物を捕え、シャトーの師匠ワン(チェン・クン)の元に連れていく。
ユエンは人体を支配する虫・蟲(こ)により、姿を怪物に変えられていたのだ。ワンの荒療治で次第に元に戻っていく。ユエンは、朝廷御用達の名門茶屋・清心茶房の御曹子で、半年前に東島からやって来たフォ・イー(フー・トン)に蟲を盛られ、治療法と引き換えに門外不出の雀舌茶の製法を教えたという・・・・

めくるめくツイ・ハークの世界が全開です! 
カリーナ・ラウの則天武后の貫禄ぶりはもちろんのこと、アンジェラベイビーの花魁の可憐さ、怪物に変えられていた詩人ユエンを演じた韓国の俳優キム・ボムの可愛らしさ、そして、チェン・クンは、え?これがとちょっと驚く風貌ですが、これまた魅力的。
前作『王朝の陰謀/判事ディーと人体発火怪奇事件』では、アンディ・ラウが名探偵ディー・レンチェを演じていましたが、今回は、さらに若い時代の物語。台湾のマーク・チャオを起用。なかなかの落ち着きぶりです。 (咲)


配給:ツイン
2013年/中国・香港/カラー/シネマスコープ/ドルビー5.1ch/133分
公式サイト:http://www.u-picc.com/SEADRAGON/
★2014年8月2日シネマート新宿、シネマート六本木ほか全国順次ロードショー
posted by sakiko at 10:12| Comment(0) | TrackBack(0) | 香港 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:


この記事へのトラックバック