2014年07月19日

ダバング 大胆不敵(原題:DABANGG)

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監督:アビナフ・シン・カシュヤップ
出演:サルマーン・カーン(チュルブル・パンデー)、ソーナークシー・シンハー(ラッジョー)、ソーヌー・スード(チェーディー・スィン)、アルバーズ・カーン(弟マッキー)、ディンプル・カパーディヤー(母ナイヤー)

チュルブルは父が亡くなった後、暮らしていくために再婚した母と義父、再婚後に生まれた弟マッキーと暮らしている。義父は血の繋がった弟ばかり贔屓し、チュルブルは口惜しかったが母の愛情だけは変わらずそれが支えであった。
21年後、チュルブルはロビンフッドの異名を持つ警察官になっていた。悪人から金を巻き上げることもあるが、部下や庶民の味方の正義漢であった。弟マッキーは父親が甘いのをいいことに定職にもつかず、そのくせ結婚相手だけはちゃっかりと見つけていた。相手の親への持参金がないため、チュルブルのふところをあてにしている。チュルブルも美しい娘ラッジョーに出会って恋に落ち、猛アタックを開始するが、酒びたりの父の世話をしている親孝行なラッジョーはなかなか承知してくれない。
そのころ、権力の座を狙う野心家の若い政治家チェーディーは、なにかにつけ邪魔をするチュルブルを排除しようと画策していた。

インド映画界に君臨する「3カーン」(サルマーン・カーン、シャー・ルク・カーン、アミール・カーン)のうち、マッチョな身体とレット・バトラーのような髭が特徴のサルマーン・カーンがアクションに恋にと大活躍するエンターテイメント作品。来年50歳になりますが、若いです!
ソーナークシー・シンハーは両親とも俳優、モデルとして活躍していましたが、親子ほど年の違う大スターの相手役となったこの作品で大ブレイクしました。ちょっと悪女っぽい雰囲気の美女。弟マッキーのアルバーズ・カーンはサルマーンの実の弟なんだそうです。
「ダパン♪ダパン♪」と繰り返される呪文のようなテーマ曲がすっかり刷り込まれて、見終わった後頭の中でヘビロテしてしまいます。阿波踊りと同じで、一緒に踊ってしまえば楽しさ倍増。マサラ上映(映画と一緒に踊りまくる)で存分にお楽しみください。
シネスイッチ銀座で大ヒット上映中の『マダム・イン・ニューヨーク』とこの『ダバング 大胆不敵』を買い付けしたのが映画好きの個人の方で、映画上映のために脱サラして会社を立ち上げたというのに驚きました。
これも大ヒットして資金を回収し、またぜひ次に繋がりますように(白)。
◎詳しくは「ボリウッド映画を買ってみました」をご覧下さい。
http://obanaza.cocolog-nifty.com/blog/

「歌って!踊って!インド映画祭」では、ほかに『あなたがいてこそ』、『バードシャー テルグの皇帝』が初の劇場公開。
伝説の2作品のマサラ上映もあります。お見逃しなく!
『恋する輪廻 オーム・シャンティ・オーム』( 2007年/169分)
『ムトゥ踊るマハラジャ』 (1995年/166分)


2010/インド/カラー/126分/シネスコ
http://www.u-picc.com/Dabangg/
配給:太秦
★7月26日(土)よりシネマート新宿ほか全国順次公開予定
posted by shiraishi at 16:52| Comment(0) | TrackBack(0) | インド | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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