2014年07月17日

みんな生きている 飼い主のいない猫と暮らして

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企画・プロデュース・監督・脚本・撮影・編集: 泉悦子
音楽:カラーコードミュージック 金子文郎
録音:スタジオ キャット 竹山公一郎
アニメ・イラスト・ホームページ:「フシギナ」野田美波子 藤田美和 比楽健太
PC技術:柴田剛史
ドイツコーディネーター・ドイツ語通訳・インタビュー翻訳: 松山文子
アメリカコーディネーター・英語通訳・インタビュー翻訳: クロキナツミ

猫が多い町、練馬区にすむ「私」(監督)が、9 年前に娘がひろってきた子猫を育て始めたことから、つぎつぎと 4 匹の野良猫を保護、元野良猫との生活の中から、知らないこと、悩み、驚きを経験、ビデオカメラを手に、セミナーや地域猫の現場、野良猫にかかわるボランティア、獣医、行政の人々を取材。日本だけでなく、日本と同じ行政が犬猫殺処分をしているアメリカのオレゴン州ポートランドの公立シェルターやTNR拠点病院と、殺処分を禁止しているドイツのティアハイムベルリンや民間シェルターの野良猫対策を取材。
野良猫をめぐるハートウォーミングドキュメンタリー。話題の地域猫や保護猫カフェはじめ野良猫のホットな情報が満載!

泉悦子監督は、シネマジャーナル創設者の一人。早稲田大学文学部(演劇専修)卒業後、100本以上の官公庁、企業のPRビデオの脚本、演出を手掛ける。50歳の時、一念発起して、企業の映画基金を受け、ニューヨーク大学映画学科に短期留学。自主製作第1作『ニューヨークで暮らしています 彼女たちがここにいる理由』(2006年)に次ぐ、第 2 作目『心理学者原口鶴子の青春 100年前のコロンビア大留学生が伝えたかったこと』で、2008年山路ふみ子映画賞福祉賞を受賞。2011年『エクレールお菓子放浪記』脚本。本作品は自主製作3作目となる。
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映画制作のために奔走する泉さん。実は、その傍らで野良だった猫ちゃん4匹の世話に明け暮れていたのでした。しかも、それを映画にしてしまいました。
最近よく耳にするのが、格別猫が好きというわけじゃなかったのに、家の前などに居ついた猫ちゃんに情が移り保護して、家の中で飼っているという友たち。もちろん、一緒に寝て、それこそ猫可愛がり。でも、野良猫がそのように家猫として救済されるのは、ほんの一握り。この映画を観て、地域猫の概念や、殺処分をしないドイツのことなど、野良猫対策について勉強させてもらいました。(咲)


☆シネマジャーナル91号に、泉悦子監督ロングインタビューを掲載しています。
http://www.cinemajournal.net/cj/newcj.html
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猫と暮らす泉監督


☆トークイベント決定!
 ※イベントはすべて上映後、泉悦子監督との対談

7月31日(木)予定の太田快作氏が8月7日(木)に変更となりました
31日は飯田基晴監督と泉悦子監督のトークとなります。


7/26(土)
 ゲスト : 黒澤泰(地域猫の発案者 横浜市港南福祉保健センター獣医)
7/27(日)
 ゲスト : 片野ゆか(作家)
7/31(木)
 ゲスト : 飯田基晴(映画監督「犬と猫と人間と」)
8/2(土)
 ゲスト : 高木優治(元新宿保健所職員)
8/3(日)
 ゲスト : 村野君枝、荒川ヨシオ(南中野地域猫の会会長と地域猫研究家、獣医)
8/6(水)
 ゲスト : 穴澤賢(作家『富士丸な日々』シリーズ他、ミュージシャン)
8/7(木)
 ゲスト : 太田快作(ハナ動物病院院長、NPO法人ゴールゼロ副理事長)
8/9(土)
 ゲスト : 斎藤朋子(mocoどうぶつ病院院長、NPO法人ゴールゼロ理事長)
8/10(日)
 ゲスト : 亀山知弘&嘉代夫妻(人気ブログねりまねこ管理者)
8/15(金)
 ゲスト : 梅田達也(保護猫カフェねこかつオーナー)

製作・配給:(有)テス企画。 日本/2014年/カラー/ステレオ/91分/ドキュメンタリー/HDV・AVCHD
公式サイト:http://www.sepia.dti.ne.jp/tess/cat/
Facebook: http://www.facebook.com/minaikicats/
★2014年7月26日(土)よりポレポレ東中野モーニングショー
2014年あいち国際女性映画祭 招待上映決定:9月5日(金)ウィルホール
posted by sakiko at 14:11| Comment(0) | TrackBack(0) | 日本 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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