2014年07月14日

毎日がアルツハイマー2

maiaru2.jpg

監督:関口祐加

前作『毎日がアルツハイマー』で、認知症の症状が現れ始めた母・ひろこさんの介護のため、29年住んだオーストラリアから帰国し、母との日々のくらしを描いた関口監督。
数日前に誕生日を祝ってもらったことも忘れ、入浴を嫌がる母。でも、認知症発症後は喜怒哀楽がハッキリして、あけすけな性格になった母はチャーミング。自分のやりたいことをやり、本能のまま生きる母と監督の姿が観客の笑いを誘って、映画はヒット。
『毎日がアルツハイマー2』では、その後の母と監督の日々が描かれる。ひろこさんの認知症はセカンドステージになり、閉じこもり生活に変化が。デイ・サービスに通えるようになり、嫌がっていた入浴をし、外出もする。その姿は幸せそう。しかし、調子が悪い日は、相変わらず一日中ベッドの上。
そんな母との生活の中で、「パーソン・センタード・ケア(PCC=認知症の本人を尊重するケア)」に出合った関口監督は、最先端の認知症ケアを学ぶため、PCC発祥の地、イギリスへ。認知症の人を中心に考え、人柄、人生、心理状態を探り、一人ひとりに適切なケアを導き出す「PCC」が教えてくれる認知症ケアとは?

認知症の人を中心に考えるケアは、当たり前のようで、実行するのはなかなか難しい。私の母も、亡くなる前の2年間、認知症となり、どう対処していいか困ることも多々ありました。自然体でいくしかないと開き直りましたが、果たして、母はどんな思いでいたでしょう・・・ 母は介護施設のお世話になることなく逝ってしまいましたが、父や、そして私自身がいずれはお世話になることもあるでしょう。個々人にあった適切なケアをする人員的な余裕が日本の介護の現場にあるのでしょうか・・・ 色々なことを考えさせられた『毎アル2』でした。(咲)

『毎日がアルツハイマー2』関口祐加監督インタビューを、シネマジャーナル91号に掲載しています。

長編動画/51分・HDV/2014年/日本
製作:NY GALS FILMS
製作協力・配給: シグロ
(C)2014 NY GALS FILMS
公式サイト: http://www.maiaru2.com
★2014年7月19日(土)よりポレポレ東中野ほかにて公開。以降全国順次公開。

上映時間:12:30、13:40(平日のみ)、16:50
14:40からは『毎日がアルツハマー』(93分)のアンコール上映もあり
また、ポレポレ東中野では土日祝にケアを巡るトークイベントも
問い合わせ シグロ=03-5343-3101(平日のみ)
posted by sakiko at 13:41| Comment(0) | TrackBack(0) | 日本 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:


この記事へのトラックバック