2014年06月17日

石川文洋を旅する

監督 : 大宮浩一(『ただいま、それぞれの居場所』『長嶺ヤス子 裸足のフラメンコ』)
出演 : 石川文洋

戦場カメラマンとしてベトナム戦争の現実を世界に伝えた石川文洋さん。従軍取材開始から50年が経ち、75歳になった彼と共に沖縄やベトナムを巡りながら、反戦への思いや、その生き様に迫るドキュメンタリー。

石川文洋さんは1938 年沖縄に生まれ、4歳の時、千葉県船橋市へ。両国高校定時制に通いながら、毎日新聞社で働く。卒業後は、毎日映画社でニュース映画の助手を経験。1964年、26歳の時、世界一周無銭旅行をしようと会社を辞め、沖縄からオランダ船に乗り、まず香港へ。米国人経営のフォーカス・スタジオに勤め、トンキン湾事件取材のため2度ベトナムへ。その後、フォーカス・スタジオを辞め、1965年から1968年までの4年間ベトナムに滞在。南ベトナム政府軍・米軍の従軍カメラマンとして、最前線で撮影する。帰国し、1969年から1984年まで朝日新聞社に勤務。退職後、長野県諏訪に居を移し、故郷沖縄をはじめ、国内外の取材を続けている。
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4歳で千葉に引っ越し、沖縄で地上戦を体験せずに済んだことに引け目を感じているという文洋さん。それが、沖縄取材の原動力にもなっているといいます。
ベトナムの最前線で、目をそむけたくなるような場面も躊躇なく撮影したのは、戦争の現実を世界に知って貰いたいという思いから。写真は、戦争が庶民の犠牲を伴うものだということを、まざまざと感じさせてくれます。
公開を前に、文洋さんにお話を伺う機会をいただきました。映画の中でも、熱血漢の戦場カメラマンというよりも、温厚な雰囲気の方。お目にかかった文洋さんは、世界無銭旅行に旅立った時のことを実に楽しそうに話してくださいました。
最初に降り立った香港では、ジュディ・ガーランドとチークダンスの思い出も。
たっぷり語ってくださったインタビューの模様は、特別記事でお届けします。(咲)

インタビューに同行して、貴重な話、意外な話を聞くことができました。
サイゴンの街での生活、人々の生活、街の様子などを聞きたいと思っていたのですが、ついつい脱線して、1964年の香港の話、山に行った時の話など、それはそれで石川さんの人となりを知る話でした。
山好き、中央沿線好きが高じて、諏訪に住むことになった話などを聞き、とても興味深かったです。私も山に行く時、よく乗っていた新宿23時55分発の各駅停車の夜行列車の話で盛り上がりました。私も1970年代、その列車によく乗って山に行っていたので、「どこかで石川さんとも会っていたのかもしれませんね」などと笑い合いました。(暁)


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配給:東風
助成:文化芸術振興費補助金
製作:大宮映像製作所
2014年/日本/109分/カラー
公式サイト: http://tabi-bunyo.com/
★6月21日(土)、東京・ポレポレ東中野、沖縄・桜坂劇場ほか全国順次公開
posted by sakiko at 16:36| Comment(0) | TrackBack(0) | 日本 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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