2014年05月25日

美しい絵の崩壊(原題:Two Mothers)

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監督:アンヌ・フォンテーヌ
脚本:クリストファー・ハンプトン
キャスト:ナオミ・ワッツ(リル)、ロビン・ライト(ロズ)、ゼイビア・サミュエル(イアン)、ジェームズ・フレッシュビル(トム)、ベン・メンデルソーン(ハロルド)

ロズとリルは幼いときからの親友。それぞれ伴侶を得た二人は同じ入り江を望む近所で暮らし、同い年の息子を授かった。ロズの息子トムと、リルの息子イアンも母達と同じように親友となり、美しい若者に成長する。早くに父を亡くしたイアンは、家族ぐるみでつきあううちにロズに強い恋心を抱くようになる。
ロズの夫ハロルドはシドニーの大学で講義をすることになり、トムの教育のためにも引越しをしようと提案する。入り江の暮らしとギャラリーの仕事から離れがたいロズは、いったん夫だけをシドニーに送り出すことにした。ある晩悪酔いしたトムの介抱のため泊まったイアンは、ロズへの気持ちが抑え切れずついに一線を越えてしまう。

美しい母親とその息子たち。海辺で戯れる4人はまるで絵のようなのですが、いつしか禁断の愛へと突き進んでしまいます。若い男の子はともかく、母親がそれではいけません。しかし愛は理性を吹き飛ばし、あ〜らら〜という展開に。ついていけるやいなや。
『ココ・アヴァン・シャネル』(2009年)を送り出したアンヌ・フォンテーヌ監督が切り取るシーンは、ファッション雑誌のグラビアのようです。それに加えて俳優達の品が、猥雑なスキャンダルにならずにとどめている気がします。一番幸せになったのは、1人放り出されたロズの夫ハロルドでした。(白)


配給:トランスフォーマー
2013年/カラー/オーストラリア・フランス合作/111分/シネスコ

2012 HOPSCOTCH FEATURES PTY LTD, THE GRANDMOTHERS PTY LTD, SCREEN AUSTRALIA, SCREEN NSW, CINE-@, MON VOISIN PRODUCTIONS, GAUMONT, FRANCE 2 CINEMA.

★5月31日(土)、新宿武蔵野館、ヒューマントラストシネマ有楽町、横浜ブルク13ほかにてロードショー
posted by shiraishi at 16:33| Comment(0) | TrackBack(0) | オーストラリア | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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