監督:ドゥニ・ヴィルヌーヴ
脚本:アーロン・グジコウスキ
撮影:ロジャー・A・ディーキンス
衣装デザイン:レネー・エイプリル
出演:ヒュー・ジャックマン(ケラー・ドーヴァー)、ジェイク・ギレンホール(ロキ刑事)、ヴィオラ・デイヴィス(ナンシー・バーチ)、マリア・ベロ(グレイス・ドーヴァー)、テレンス・ハワード(フランクリン・バーチ)、メリッサ・レオ(ホリー・ジョーンズ)、ポール・ダノ(アレックス・ジョーンズ)
ケラーは工務店を経営し、妻と6歳の娘アナとの平凡な生活を満喫していた。しかし、アナが親友のバーチの娘といっしょに行方不明になり、幸せな日々は一変する。警察は容疑者としてアレックスを捕まえるが、証拠がなくまもなく放免される。必死の捜索にも関わらずアナは見つからない。娘を心配するあまりケラーは、自分でアレックスの口を割らせようとする。一方、ロキ刑事は粘り強く捜査を進めていた。
『灼熱の魂』のドゥニ・ヴィルヌーヴ監督のクライム・サスペンス。誘拐後は時間との戦いになることから、あせる父親が一筋の手がかりを求めて一線を越えてしまう。父親ケラー役のヒュー・ジャックマンが、悲痛な思いと狂気にとらわれていく様を演じて鬼気迫ります。ジェイク・ギレンホール演じる刑事の沈着冷静な姿が対照的で、観客も正気が保たれます。親の気持ちは理解できるものの、疑われるポール・ダノにおおいに同情してしまいました。(白)
2013/アメリカ/カラー/153分/
配給:ポニーキャニオン、松竹
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