90年代後半に香港からタイに移り、『レイン』や『The EYE』でヒットを飛ばし、その後ハリウッドにも進出したたオキサイドとダニーのパン兄弟。5月3日から4週連続でアーロン・クォック主演の探偵シリーズ3作品と、ラウ・チンワン主演のミステリー1作品がシネマート六本木にて上映。
第1弾
『影なきリベンジャー【極限探偵C+】』(原題:C+偵探)
監督:オキサイド・パン
脚本:オキサイド・パン、パン・パクシン
出演:アーロン・クォック(チャン・タム)、リウ・カイチー(チャック警部補)、ケニー・ウォン(クォン・チーホン)、ラウ・シウミン(麻雀屋)、シン・フイウォン(ロン/チョイ)
タイの中華街の私立探偵チャン・タムに、飲み友達のロンから写真の女性を探してと依頼があった。「殺される」とおびえるロン。チャンが女性の身元を調べ始めると、行く先々で死体に遭遇する。
香港の4大天王の一人、歌手・俳優であるアーロン・クォックがこれまでにない役柄を演じたパン兄弟作品。アーロン演じるチャン・タムが私立探偵をしているのは、幼い頃に彼を1人残したまま行方知れずになっている両親を探すためでもあります。
警察官役のリウ・カイチーは、仕事抜きでもチャンを気遣う良き友人。殺伐とした事件が続く中で、このコンビのやりとりが温かみを足しています。3作品それぞれに事件が起こりますが、チャンの両親の失踪の謎は3作通して見て解けるようになっています。どうぞ順にお見逃しないように。(白)
2007年/香港/カラー/109分シネスコ
配給:フリーマン・オフィス)
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★5月3日(土・祝)より公開
2014年04月27日
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