2014年04月06日

8月の家族たち(原題:August: Osage County)

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監督:ジョン・ウェルズ
原作・脚本:トレイシー・レッツ
撮影:アドリアーノ・ゴールドマン
音楽:カーター・バーウェル
出演:メリル・ストリープ(バイオレット)、ジュリア・ロバーツ(長女バーバラ)、ユアン・マクレガー(ビル)、クリス・クーパー(チャールズ)、アビゲイル・ブレスリン(ジーン)、ベネディクト・カンバーバッチ(リトル・チャールズ)、ジュリエット・ルイス(三女カレン)、マーゴ・マーティンデイル(マティ・フェイ)、ダーモット・マローニー(スティーブ)、ジュリアン・ニコルソン(次女アイビー)、サム・シェパード(ベバリー)、ミスティ・アッパム(ジョナ)

父親が失踪したとの連絡で、急遽オクラホマの実家に久しぶりに家族が集まった。母バイオレットはガンで闘病中だが、毒舌は相変わらず。長女バーバラは夫ビル(実は別居中)と反抗期の娘ジーンとともに。奔放な三女カレンは婚約者と。地元に残っている次女アイビーはいまも独身。気弱な一人息子がケンカの種になるバイオレットの妹夫婦。つい出てしまった本音が新たな波紋を起こし、次々と秘密があきらかになる・・・。

原作はトレイシー・レッツによる戯曲。2008年ピューリッツァー賞&トニー賞をW受賞しています。原作者が自らが脚本を手がけ、『カンパニー・メン』のジョン・ウェルズ監督がメガホンをとりました。映画が2,3本できそうな豪華キャストでの丁々発止の舌戦と演技合戦、取っ組み合いのバトルに目がくぎづけです。父の失踪を最初のきっかけに、それぞれが抱える葛藤や秘密が明らかになっていく過程がスリリングです。寡黙な父の胸の内は明かされませんが、病に侵されながらも揺るがない妻バイオレットの強さしたたかさに負けたような気がしてなりません。笑えるブラックコメディですが、大小問わず誰にでも刺さっていそうな棘に気づくと、深いところに痛みを感じます。(白)

2013/アメリカ/カラー/121分
配給:アスミック・エース
(c) 2013 AUGUST OC FILMS, INC. All Rights Reserved.
http://august.asmik-ace.co.jp/
★4月18日(金) TOHO シネマズ シャンテ ほか全国ロードショー
posted by shiraishi at 15:38| Comment(1) | TrackBack(0) | アメリカ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
映画を観る前は、私も4姉妹で育ち、他人ごとではない!と思いましたが、これほどキツイとは!!

わからないことがありました。
夫が「死」を覚悟している予感はあったのですか?

ネタバレしない範囲でしたら教えてください。
どうしたってもう一度観る覚悟は出来ています・・・。

Posted by ミッキー at 2014年04月24日 11:34
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