2014年03月22日

夢は牛のお医者さん

監督:時田美昭(TeNYテレビ新潟)

ナレーション:横山由依(AKB48

音楽:オトノハコ 歌:Uru


久しぶりの再会を喜びながら、小学校の校庭に埋められたタイムカプセルを掘り出す大人になった同級生たち。そこに書かれた将来の夢「牛のお医者さん」を実現させた高橋知美さん。本作は、27年にわたって彼女を追ってきた新潟のローカルテレビ局の時田美昭ディレクターが、これまでに撮りためたものを映画化したもの。

時田美昭監督1.jpg
時田美昭監督

撮影 ウッキー・プロダクション


発端は、昭和62年(1987年)春のこと。新潟県の豪雪地帯・松代(まつだい)町にある莇平(あざみひら)小学校で、その年、新入生がいないのは寂しいと、牛3頭を迎えて入学式が行われたのをローカルニュースとして取り上げる。その後も素朴な木造校舎と生徒たちに惹かれて、牛の卒業式など取材を続けていたところ、たった9人しか生徒のいない小学校がいずれは廃校になると知り、廃校まで追いかけることに。その9人の生徒の中の一人が高橋和美さん。当初は彼女だけに焦点を当てたわけではなかった。

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CTeNY

新入生の牛のうちの1頭、強子(つよし)を担当した和美さん。3頭が卒業後、当時コメ農家で数頭の牛も飼育していたお父さんに、誕生日プレゼントに子牛をおねだりする。和美さんが子牛を連れて散歩する姿は村でも評判に。そうして芽生えた「牛のお医者さん」になる夢。そうはいっても、獣医への道は険しい。時田ディレクターは、ある時、和美さんが高校3年間テレビを見ない覚悟で猛勉強していることを知る。こうなったら、獣医になるまで和美さんを追いかけると決めた瞬間だった・・・

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CTeNY


大学合格、そして獣医の国家試験合格と折に触れて「ズームイン!!SUPER」で放送。晴れて獣医になったばかりの春、「ようやく夢のスタートラインに立っただけ」と語る和美さん。時田ディレクターは、さらに和美さんを追い続ける。結婚し、子育てをしながら家畜の獣医を続ける知美さんの頼もしいこと! 


夢を明確に持てば、夢は実現することを、和美さんは教えてくれる。

子どもたちはもちろん、子どもたちに将来の夢を持たせる立場にある先生や、親たちにもぜひ観ていただきたい一作。

大人になって自分が何をしたいのかを決めるきっかけって、案外ささいなもの。和美さんの場合は、先生たちが牛を新入生として入学させたことだった。私自身を振り返ると、外国に興味を持たせてくれたのは、神戸という土地柄もあるけれど、小学1年生の時に英語学校に通わせてくれた母。そして、小学校5・6年の時の担任だった先生が、勉強に飽きると地図帳を開いて地名探しをさせてくれたこと。その時に、妙に気になったのが、イランという国の名前。関西弁だと、「いらない」という意味だ! 私には和美さんのような根性はないから、研究者になったわけでもないけれど、好きを極めて楽しい人生をおくっている。これから大人になる子どもたちには、ぜひ早く自分の夢を見つけてもらいたい。(咲)


ミッキーの毎日・映画三昧

http://mikki-eigazanmai.seesaa.net/article/390090447.html

製作著作:TeNYテレビ新潟

協力:日本テレビ「NNNドキュメント」

配給宣伝協力:ウッキー・プロダクション
2014年/86分/カラー/ドキュメンタリー

公式サイト:http://www.teny.co.jp/yumeushi/

2014329日(土)東京(ポレポレ東中野)・新潟3館 同時公開!他全国順次


posted by sakiko at 21:08| Comment(0) | TrackBack(0) | 日本 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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