2014年02月23日

家路

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監督:久保田直
脚本:青木研次
撮影:板倉陽子
美術:三ツ松けいこ
企画協力:是枝裕和、諏訪敦彦
音楽:加古隆
主題歌:Salyu「アイニユケル」
出演:松山ケンイチ(次郎)、田中裕子(登美子)、安藤サクラ(美佐)、内野聖陽(総一)、山中崇(北村)

震災後、誰も立ち入れなくなった警戒区域内。20年ぶりに次郎が帰ってきた。誰にも告げず、電気もガスもない生家でたった一人暮らし始める。兄の総一家族は仮設住宅に移っていた。妻の美佐はデリヘルで働き、継母の登美子は物忘れが目立ち始める。農業を再開することもできない総一は鬱々とした日々を過ごしていたが、次郎が戻っているという噂を耳にする。次郎は畑を耕し、稲の苗床を作っていた。

同じようにふるさとへ帰りたい人は多いことだろう。お年寄りならなおのことだ。手入れの必要な田畑は荒れ放題。目に見えない脅威より、病むかもしれない明日よりも今の時間が惜しい。次郎が家を出奔したには理由があり、父が死に、誰もいなくなったふるさとには帰ることができた。後添いの登美子と、嫁の美佐が2人でカップ酒を飲むシーンにほっこりした。女のほうがきっと男より打たれ強い。それにしても個人の頑張りだけでは復興は進まない。被災してもうすぐ3年たつ。現状はどうなっているのか、きちんと報道してほしい。(白)

配給:ビターズ・エンド
2014/日本/カラー/118分/ビスタ
http://www.bitters.co.jp/ieji/
(c)2014『家路』製作委員会
★3月1日(土)より新宿ピカデリーほか全国ロードショー
posted by shiraishi at 13:39| Comment(0) | TrackBack(0) | 日本 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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