2014年01月26日

ウルフ・オブ・ウォールストリート(原題:THE WOLF OF WALL STREET)

The Wolf of Wall Street.jpg
監督:マーティン・スコセッシ
原作:ジョーダン・ベルフォート
   「ウルフ・オブ・ウォールストリート」/「ウォール街狂乱日記」(早川書房刊)
脚本:テレンス・ウィンター
撮影:ロドリゴ・プリエト
出演:レオナルド・ディカプリオ(ジョーダン・ベルフォート)、ジョナ・ヒル(ドニー・エイゾフ)、マーゴット・ロビー(ナオミ)、マシュー・マコノヒー(マーク・ハンナ)、ジョン・ファヴロー(マニー)、カイル・チャンドラー(パトリック・デナム)、ロブ・ライナー(マックス・ベルフォート)、ジャン・デュジャルダン(ジャン=ジャック・ソーレル)
 
22歳でウォール街の投資銀行に入社したジョーダン、上司のマークに証券ゲームで生き残る術を教えられる。肝に銘じたジョーダンが資格を取り、ブローカーとして一歩踏み出したその日が1987年10月19日。なんとあのブラックマンデー!株価の大暴落で会社は倒産、失業してしまった。めげずに今度はペニー株(小額のクズ株)を売るいかがわしい会社に入り、持ち前の話術とアイディアでのし上がっていった。
高級車を乗り回せるようになったころ、ドニーを相棒に自分の会社を設立した。26歳でガレージの事務所から始まった仕事は、富裕層を相手にますます拡大し、違法もなんのその、ジョーダンのカリスマ性はますます磨かれていく。

貯金ゼロから 年収49億円
ヤバすぎる人生へ、ようこそ。

これが実話を元にしているというのに仰天しました。いかに顧客を取り込むか、手放さないか、がカギ。株が上下して泣くのは顧客。証券会社はどっちにしろ手数料で儲ける、と最初に手の内を明かします。お金も馬鹿騒ぎ(クスリと酒とSEX)も際限がなくなる狂乱の日々が続きます。こんなに大胆不敵なディカプリオは初めてです。変幻自在なジョナ・ヒル〈面白い〜)を相手にテンションMAX。やってることは最低なのに憎めない魅力をふりまいています。めまいがしそうなころ登場するカタブツのFBI捜査官にホッ。3時間もある作品だとは観終わってから気づきました。これはR18ですよね?それ相応の報いはやってくるものの、ヤバ過ぎて未成年にはちょっと・・・。(白)

 
アメリカ/179分/シネスコ/サラウンド5.1ch
配給&宣伝:パラマウント ピクチャーズ ジャパン
c2013 Paramount Pictures. All Rights Reserved. 

★1月31日(金) 全国ロードショー!
http://www.wolfofwallstreet.jp/

画像を追加します。史上初!東証での記者会見!
1.29「ウルフ」記者会見2.JPG

1.29「ウルフ」記者会見3.JPG
posted by shiraishi at 03:18| Comment(3) | TrackBack(0) | アメリカ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
今日、試写で観ました。
3時間、ジェットコースターに乗っているような気分で、
疲れたけど「観たぞ〜!」という充実感にひたっています。

マシュー・マコノヒーに夢中ですが、この中にも出てきて驚きました。

新入社員のディカプリオに証券マンとしての心得を教えるベテラン社員の役。

この場面が一番好きです!

※それにしても喋りづめのディカプリオに、よく覚えられたことも驚きですが、台詞一つ一つに説得力があり脱帽しました。
Posted by ミッキー at 2014年01月27日 22:09
『ダラス・バイヤーズクラブ』のために痩せるのマコノヒー、スーツ姿で素敵ですよね。わりとまともだったジョーダンの道を誤らせた人なんだけどw。
Posted by 白 at 2014年01月27日 23:28
あ、やせる”前の”マコノヒーです。抜けてしまった!
私はジョナ・ヒル注目中。
Posted by 白 at 2014年01月27日 23:30
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