2018年10月27日

殺る女

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監督・脚本:宮野ケイジ
主題歌:シャリース 「OUT THE WINDOW」
出演:知英(愛子)、武田梨奈(加賀由乃)、駿河太郎(加賀俊介)、篠原篤、藤田りんか(子役)、ニコラス・ペタス、中尾隆聖、黒田アーサー
愛子は幼いころに、目の前で両親を殺され孤児となった。覚えているのは、犯人の腕に彫られていたサソリのタトゥーだけ。それを手がかりに男を探し出し、復讐するために殺し屋となっていた。それも失敗一つしない凄腕のスナイパー。
加賀俊介と由乃の兄妹は孤児院で育ち、俊介はいっときヤクザだったものの、足を洗ってかたぎになっている。妹の由乃は看護師になり、同じ病院の医師に心を寄せているが、思いは届きそうもない。

交錯するはずのなかった愛子、由乃、俊介3人の人生が思わぬところでつながります。知英(ジヨン)さんは、カメレオン女優と称されるほどいろんな顔を見せてくれますが、今度は殺し屋。重い銃器を手に、いかにも使い慣れたように見せるため、いつもそばにおいていたとか。武田梨奈さんは今回唯一ピストルを手にするシーンがあります。これはたまたまそうなっただけのシーンなので、こなれたアクションは封印。しっとりした浴衣姿で、女の情念を見せています。完成披露試写会のレポはこちら。大きな眼にいっぱい涙をためた子役のりんかちゃんがけなげ。(白)

2018年/アメリカ/カラー/ビスタ/84分
配給:プレシディオ
(c)2018「殺る女」製作委員会
http://yaruonna.com/
★2018年10月27日(土)シネ・リーブル池袋ほか全国ロードショー
posted by shiraishi at 23:58| Comment(0) | 日本 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

あいあい傘

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監督・脚本:宅間孝行
撮影:鈴木雅也
音楽:鈴木めぐみ
出演:倉科カナ、市原隼人、立川談春、原田知世、入山杏奈、高橋メアリージュン、やべきょうすけ、トミーズ雅

恋園神社のある小さな田舎町。年に一度の祭りが近づいた日、さつき(倉科カナ)は25年前に姿を消した父の六郎(立川談春)を探しにその町へやって来た。宿に向かう途中、偶然にも六郎を知るテキ屋の清太郎(市原隼人)と出会い、祭りの取材をしたいという嘘をついて町を案内してもらうことにする。散策しながら次第に明らかになる現在の六郎の生活。さつきは意を決して、父の新しい家族―――奥さんの玉枝(原田知世)と彼女の一人娘に会いに行こうとする。会いたくても会えなかった父と娘の本当の想いは届くのか……。

25年前に自分と母を捨てた父を探しに来た娘。血の繋がりのない自分を実の娘のように育ててきてくれた父に対して冷たく接する内縁の娘。その娘の母で、自殺しようとしていた男を助けた身重だった女。3人の女性の真ん中にいる男。絡み合っていた思いが人情厚い面々のドタバタなお節介ともいえる行動で解き解れていく。

探し出した父には新しい家族がいて、母と自分の苦労を知らずに幸せに暮らしていた。娘の激怒はもっともだ。飲んで悪態をつくのも仕方ない。しかし、自殺するつもりだった父を何も言わずに受け入れ、寄り添ってきた女がいたからこそ、父は生きることができた。人は視点によって、善人にも悪人にも見えるものだと改めて思う。
ラストで、父が残してきた妻子を忘れていないからゆえの日課が明らかに。胸が熱くなる。(堀)


2018年/日本/カラー/116分
配給:S・D・P
(C) 2018映画「あいあい傘」製作委員会
https://aiai-gasa.com/
★2018年10月26日(金)TOHOシネマズ日比谷ほか全国ロードショー
posted by shiraishi at 23:26| Comment(0) | 日本 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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監督:榊原有佑
脚本:眞武泰徳
共同脚本:岡本丈嗣
音楽:魚返明未
主題歌:「Winter」作曲:Liam Picker/西川悟平
出演:三浦貴大、阿部進之介、白石聖、池端レイナ、福本清三、鶴見辰吾

真面目な性格で、献身的に患者のサポートに取り組む理学療法士の高野雅哉(三浦貴大)。 幼い頃に母親を亡くし、現在は父親の稔(鶴見辰吾)、妹の遥(白石聖)と離れて暮らしている。そんなある日、雅哉が働く病院にしばらく会っていなかった父・稔が入院してくる。日に日に弱っていく稔の姿、担当患者の病状が悪化するなど理学療法士として何が出来るのか自問自答の毎日で無力感に苛まれる。しかし、そんな時ラグビーの試合中にケガをした新たな入院患者の藤村(阿部進之介)を担当することになった雅哉。その入院患者の懸命に生きようとする姿に感化され、徐々に仕事への熱意を取り戻していく雅哉だったが……。病院という身近な人の死を経験する場所で理学療法士として、雅哉の選択していく生き方とは…。

リハビリで、できることとできないことがある。理学療法士が仕事を通じて生と死に向き合う。次第に溜まっていく無力感。優し過ぎて自分をダメダメに思ってしまう役どころは三浦貴大の得意とするところ。命の儚さ、重さに泣く。それを乗り越え、前に進むきっかけは助けられなかった命だった。ラストの三浦貴大の力強いアップが印象に残る。(堀)

2018年/日本/118分
配給:NexTone
(C) NexTone
http://shiori-movie.com
★10月26日(金)より新宿バルト9ほか全国順次公開
posted by shiraishi at 23:23| Comment(0) | 日本 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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