2018年07月19日

クレイジー・フォー・マウンテン   原題:Mountain

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監督:ジェニファー・ピードン
音楽:リチャード・トネッティ(オーストラリア室内管弦楽団芸術監督)
脚本:ロバート・マクファーレン(著書「Mountains of the Mind」をもとに構成)
撮影:レナン・オズターク(『MERU/メルー』撮影)
ナレーション:ウィレム・デフォー

デナリ(アメリカ)、モンブラン(フランス)、アイガー(スイス)、エベレスト(ネパール)、メルー(北インド)、羊蹄山(日本)・・・クラッシック音楽をバックに、山々の圧倒的な映像が迫ってくる。
世界の名峰の頂を目指す人々、絶壁に挑むクライマー、さらには、マウンテンバイクで山を下ってのスカイダイビング、ウィングスーツでの山頂からの滑空、パラグライダー・・・と、エクストリーム・スポーツを楽しむ人々・・・
本作は、人と山とのかかわりを、音楽と映像で綴った映像詩。

冒頭、ピアノを動かす場面。そして、オーケストラのリハーサル。何も予備知識なく、山の映画と思っていたので、あれ〜っ?と思ったら、実は、オーストラリア室内管弦楽団の芸術監督であるリチャード・トネッティ氏が、『Sherpa』(2015)で英国アカデミー賞にノミネートされた女性監督ジェニファー・ピードンに声をかけて作った音楽ありきの映画でした。
時折、チベット僧の祈る姿が映し出されて、かつて山は信仰の対象として崇めるものであったことを思い起こさせてくれます。
世界最高峰のエベレストは、今や、順番待ちで登る山。登山客であふれ、団体行動。
そして、山は今や登るだけでなく、数々のエクストリーム・スポーツを楽しむ場ともなっていることを知りました。パラシュートを背負ってマウンテンバイクで軽々と山を降り、空にはばたく姿には驚くばかり。
場所の説明が基本的に文字では記されていないので、ここはどこ?と、ちょっとフラストレーション。地球上には、こんなにも美しい山々があるのだと、ただただ美しいクラシック音楽と共に楽しんでください。(咲)


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ジェニファー・ピードン監督にインタビューしました。
http://cineja-film-report.seesaa.net/article/460612615.html

2017年/オーストラリア/英語/74分/カラー/5.1ch/シネスコ
後援:オーストラリア大使館
協力:The North Face
配給:アンプラグド
公式サイト:http://crazy4mountain.com
★2018年7月21日(土) 新宿武蔵野館他全国順次公開




posted by sakiko at 21:28| Comment(0) | オーストラリア | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする