2018年07月14日

毎日がアルツハイマー ザ・ファイナル 最期に死ぬ時。

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監督・撮影:関口祐加
医学監修:新井平伊
出演:関口祐加、関口ひろこ、山田トシ子、中矢暁美、マーガレット・マカンス、ヒューゴ・デ・ウァール博士、エリカ・プライチェク博士

認知症の母ひろこさんを自宅介護して5年目。2014年、関口監督は両股関節の手術を受けることになり入院した。同じ頃、ひろこさんが脳の虚血症発作を4回起こし、意識不明で緊急搬送された。幸い回復したが、関口監督が入院中に仲良くなり、“病棟の母”というほど慕っていた山田トシ子さんの病状が悪化する。家族に囲まれて山田さんは眠ったまま息を引き取った。母親や自分がどんな最期を選択したいのかを考えなければ・・・。

『毎日がアルツハイマー』(2012)『毎日がアルツハイマー2 関口監督、イギリスへ行く編』(2014)に続く第3弾。1,2を観てきた方々はお母さんが今どうしていらっしゃるか、気になりますよね。そして、股関節に問題を抱えている関口監督の病状は?2に続き、海外へも足をのばした関口監督は、久しぶりに再会した旧友が余命宣告を受けたことを知ります。そして最期を自分で決めたいという意志を尊重して手助けする施設も訪れます。
誰の未来にも保障などなく、確実なのは誰もが必ず死ぬことだけです。病気の進行に一喜一憂してきた関口監督もお母さんの看取りや、自分の最期の始末を考えます。「死ぬのを忘れている」というお母さんに思わずクスッとしました。認知症は多幸症でもあるのでした。展開の仕方によってはとても重くなるテーマを、今回も関口流ユーモアをまぶして、いっしょに考えようと目の前に広げてくれます。タイトルにファイナルとありますが、まだ続きそうですよ。(白)


2018年/日本/カラー/シネスコ/72分
配給:「毎アル」友の会、リガード
(C)2018 NY GALS FILMS
http://maiaru.com/
★2018年7月14日(土)シネマ・チュプキ・タバタ、ポレポレ東中野ほか全国順次公開
posted by shiraishi at 21:57| Comment(0) | 日本 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

縄文にハマる人々

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監督:山岡信貴
ナレーション:コムアイ(水曜日のカンパネラ)
出演:小林達雄、佐藤卓(、いとうせいこう、猪風来、小山修三、小杉康、池上高志、デニス・バンクス

縄文時代とは「旧石器時代に続き、1万2、3000年前に始まったという。草創期・早期・前期・中期・後期・晩期に大別される。2300〜2400年前に弥生時代に移行した」(デジタル大辞典)。小学生から必ず社会の授業で習うけれど、実はほとんどが謎に包まれているのがほんとだそう。西暦たかだか2018年、それでも始まりを想像さえできないのに「縄文時代」は1万年以上続いたと言われている。文明は発達したはずなのに、同時に幾多の争いを繰り返し、今や地球や人類の存亡が囁かれている。人間は何を間違えてしまったのか?1万年もの間、縄文人はどんな風に暮らしていたのだろう?

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大学名誉教授、グラフィックデザイナー、古代史研究家、作家、アーティスト・・・「縄文にハマる人々」が、それぞれの愛を語ります。みんななんて嬉しそうなんでしょ。全国各地を訪ねて撮り貯めた1000点近くの縄文土器や土偶たちが紹介されます。あれもこれも教科書に載っていた!(ハニワが好きでした)と懐かしく思い出しながら、1万年という悠久のときの流れにめまいがしそうになります。ちょうどただ今東京国立博物館平成館にて特別展「縄文―1万年の美の鼓動」開催中。2018年9月2日(日)までです。映画と博物館どちらにもぜひ足をお運び下さい。
博物館展示チケットを映画館でご提示・入場された方に特製クリアファイルを先着順にプレゼント!なくなり次第終了です。(白)


2018年/日本/カラー/103分
配給:リタピクチャル
(C)2017rtapikcar,inc
http://www.jomon-hamaru.com/
★2018年7月7日(土)より 渋谷シアター・イメージフォーラムにて公開中
posted by shiraishi at 10:36| Comment(0) | 日本 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする