2017年12月25日

レディ・ガイ (原題:The Assignment)

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監督:ウォルター・ヒル
製作:サイード・ベン・サイード 他 原案:デニス・ハミル
出演:ミシェル・ロドリゲス,トニー・シャルーブ,アンソニー・ラパリア,ケイトリン・ジェラード,シガニー・ウィーバー 他

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男から女へ、暗殺者から復讐者へ。凄腕の殺し屋フランク・キッチンは銃撃戦のあと見知らぬホテルで目覚める…全身が包帯で巻かれ、その包帯を取って鏡の前に立った瞬間、彼は驚愕…そこに居たのは女、フランクは意識不明の間に性転換手術を施されていたのだ。女となった殺し屋は銃と色気を武器に、復讐に向う--

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『48時間』など、男の世界を描き続けてきた名匠ウォルター・ヒル監督が初めて選んだ女性主人公は、なんと性転換手術で女にされた殺し屋。この主人公フランクを演じたのはファンから「兄貴」の愛称で呼ばれているハリウッド随一の男前女優ミシェル・ロドリゲス。男時代のフランクも彼女が演じてるのだけど、ほんとイケメンで惚れそうです。フランクを女に変えた外科医にシガニー・ウィーバー、久しぶりにスクリーンで観たけど相変わらずお綺麗。新旧の最強女優バトルです!! (千)

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(C)2016 SBS FILMS All Rights Reserved

2016/アメリカ/配給:ギャガ・プラス/96min/映倫R15+
公式: http://gaga.ne.jp/lady-guy/
★2018年1月6(土)より新宿シネマカリテほか全国順次公開






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2017年12月24日

嘘八百

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監督:武正晴
脚本:足立紳、今井雅子
撮影:西村博光
音楽:富貴晴美
主題歌:佐藤広大「イチゴイチエ」
出演:中井貴一(小池則夫)、佐々木蔵之介(野田佐輔)、友近(野田康子)、森川葵(大原いまり)、前野朋哉(野田誠治)、堀内敬子(大原陽子)、坂田利夫(よっちゃん)、木下ほうか(土竜のマスター)、塚地武雅(田中四郎)、桂雀々(文化庁文化財部長)、寺田農(絹田昭太郎)、芦屋小雁(樋渡忠康)、近藤正臣(棚橋清一郎)

古物商の小池は娘いまりを連れて大阪堺にやってきた。千利休を生んだこの街で茶器の逸品を探そうというのだ。旧家の跡取りらしい野田佐輔に声をかけると蔵を見せてもらえた。蔵にあったニセモノを掴ませたという古美術店を訪ねるが、店主と鑑定家に軽くあしらわれてしまう。
再び訪ねた野田の蔵の中で利休の譲り状と茶碗を見つけた小池は、国宝級の品なのを口に出さず、まとめて100万円で買い取ることにした。ホクホク喜んだ小池だったが、後でよくできた贋作だったとわかる。いっぱい食わせたつもりが騙されたのはこちらだった。

利休の幻の茶碗を巡る狐と狸の化かしあいのような物語。『100円の恋』(2014年)の監督・脚本コンビに今井雅子さんも加わり、テンポの良い関西弁の会話劇になっています。
中井貴一さん、佐々木蔵之介さんのW主演に、芸達者な助演の皆様がたくさん。キャラの濃い人たちの丁々発止のやりとりが楽しめます。古美術や茶の湯に興味がなくとも、ニセモノができる過程も面白く見られます。罰当たりな人にはちゃんとバチがあたり、こわれかけた家族、せっかくの才能を生かせずにいた人が再生していく物語でもあります。お正月の笑い初めにいかがでしょうか。(白)


2017年/日本/カラー/シネスコ/110分
配給:ギャガ
(C)2018「嘘八百」製作委員会
http://www.ito-kun.jp/
★2018年1月5日(金)ロードショー
posted by shiraishi at 21:47| Comment(0) | 日本 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

キングスマン ゴールデン・サークル(原題:Kingsman: The Golden Circle)

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監督:マシュー・ヴォーン
原作:マーク・ミラー、デイブ・ギボンズ
脚本:ジェーン・ゴールドマン、マシュー・ヴォーン
撮影:ジョージ・リッチモンド
音楽:ヘンリー・ジャックマン、マシュー・マージェソン
出演:コリン・ファース(ハリー)、ジュリアン・ムーア(ポピー)、タロン・エガートン(エグジー)、マーク・ストロング(マーリン)、ハル・ベリー(ジンジャー)、エルトン・ジョン、チャニング・テイタム(テキーラ)、ジェフ・ブリッジス(シャンパン)

どこの国にも属さない最強のスパイ機関、キングスマン、表向きはロンドンの高級テーラー。エグジーは厳しい訓練を経て合格、エージェントのハリーに鍛えられて一人前になったが、麻薬組織ゴールデン・サークルの攻撃で各地の建物ばかりか構成員たちも吹き飛んでしまった。生き残ったのはエグジーとメカ担当のマーリンだけ。2人はアメリカの同盟組織ステイツマンを訪ねる。そこで出会ったのはテキーラ、シャンパン、ウイスキーの3人にメカ担当のジンジャー。そして前作で死んだはずのハリーだった。

前作『キングスマン』は2014年制作、日本では2015年9月に公開されてそのキレッキレのアクションや仕掛け満載の武器に目が丸くなりましたっけ。コリン・ファース演じるスーツの似合う英国紳士スパイがもう見られないかと思っていたら、まさかの復活です。少し手間ひまかかるんですけど。
前作の敵はIT富豪(サミュエル・L・ジャクソン)でしたが、今度の敵は自分は健康志向なくせに麻薬で大もうけしているサイコパスなポピー、演じるはジュリアン・ムーア。エルトン・ジョン(本人)を誘拐して自分のためにピアノを弾かせています。アメリカの新しいメンバーは名前の通りの飲兵衛ばかり。英米の違いもありあり、ちょっと面白いです。今回もアクション満載で大勢死ぬうえ、けっこうえげつないシーンもありますので覚悟のほど。(白)


2017年/イギリス/カラー/シネスコ/140分
配給:20世紀フォックス映画
(C)2017 Twentieth Century Fox Film Corporation
http://www.foxmovies-jp.com/kingsman/
★2018年1月5日(金)ロードショー
posted by shiraishi at 21:45| Comment(0) | イギリス | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

愛の病

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監督:吉田浩太
脚本:石川均
撮影:伊集守忠
音楽:神尾憲一
出演:瀬戸さおり(原田エミコ)、岡山天音(仁志真之助)、八木将康(白石アキラ)、山田真歩(白石香澄)、佐々木心音(原田チヒロ)、黒石高大(エイジ)、藤田朋子(原田正恵)

暴力男から逃れ、子連れで実家に戻ってきたエミコは生活費を稼ぐため、出会い系サイトのサクラの仕事を始めた。サイトに申し込んだ気のいい工員の真之介に目をつけ、甘い言葉で貢がせた後はヤクザの娘だと嘘をつく。舎弟になれば結婚できると聞いて、言われるまま貯金を降ろし続ける真之介。エミコはたまたま出会ったアキラに一目ぼれ、付き合いたいと迫るがアキラには病弱な姉の香澄がいて、生涯面倒を見るつもりだという。2人きりで暮らしてきた姉弟の結びつきは強く、エミコは香澄が邪魔になる。

2002年7月、和歌山で実際にあった強盗殺傷事件を映画化したもの。出会い系サイトで知り合った男性がサクラ役の女性に手玉に取られ、金を貢いだばかりか強盗殺人までさせられるというショッキングな内容です。これまでフェチ系&エロチックな作品が多かった吉田浩太監督が?とびっくり。でも観てみたら堕ちていく男女が細やかに描かれていて、人が道を踏み外してしまうのはちょっとした躓きが元なのだと思えました。
エミコを演じた瀬戸さおりさんはテレビドラマや舞台で活躍している方で、映画では初主役です。エミコが変わって行く様子に凄みさえ感じました。惚れた弱みでやすやすと騙されてしまう真之助役の岡山天音くんは、このところ出演作が続いています。やたら小奇麗な男の子が多い中で、どこにでもいそうだけれど、ふり幅の大きい役を演じられる稀有な役者さんになりそうです。来春も出演作が待機中。(白)


2017年/日本/カラー/シネスコ/96分
配給:AMGエンタテインメント
c2017「愛の病」製作委員会
http://ainoyamai-movie.com/pc/index.html
★2018年1月6日(土)シネマート新宿ほかにて公開
posted by shiraishi at 21:32| Comment(0) | 日本 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

クイーン 旅立つわたしのハネムーン(原題:Queen)

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監督:ビカース・バール
脚本:ボーべエス・シークほか
音楽:アミ・トリヴェーディー
出演:カンガナー・ラーナーウト(ラーニー)、ラージクマール・ラーオ(ヴィジャイ)、リサ・ヘイドン(ヴィジャイラクシュミ)

インドの首都デリー。保守的な家庭で生まれ育ったラーニーは、一人で外出したこともない晩生な娘。積極的なヴィジャイにアタックされて婚約したが、デートにも弟がついてくる。結婚式の用意も整って、嬉しさいっぱいのラーニー。しかしヴィジャイから突然婚約破棄を告げられる。ラーニーはショックで部屋に閉じこもって泣き暮らす。ようやく部屋から出てきたラーニーは、心配して見守っていた家族に、新婚旅行を取り消さず、自分ひとりで行くと宣言する。
楽しみにしていたパリでは食事の注文も思うようにできず、2人で行くはずだった凱旋門が目に入って、ますます孤独になってしまう。ホテルのインド系の従業員ヴィジャイラクシュミと知り合い、自由で逞しく生きている彼女に励まされた。次に訪れたアムステルダムのゲストハウスは満室で、やむなく男性3人との相部屋になってしまった。

結婚式直前にドタキャンされて、茫然自失のヒロインが、一大決心をして新婚旅行のはずだったヨーロッパへ(インドの方は英語が使えるのでいいなぁといつも思います)。婚約者は失ったけれども、一歩踏み出したおかげで結婚していたら出会うはずもなかった人々や文化に出会い、たくさんの経験をして自分の殻を破っていきます。
カンガナー・ラーナーウトはじめどのキャストも好演で、次第に背筋が伸びて笑顔が多くなるラーニーにとても嬉しくなります。ヴィジャイを演じたラージクマール・ラーオも人気俳優だそうですが、今回は女性に総スカンにあいそうな憎まれ役。「あれでは破談になってかえってよかったね」と、試写で一緒になった(咲)さんと。
ゲストハウスで出会う3人の中に“日本人のタカ”さんがいました。セリフの感じでは中華系の方かなと思いましたが、資料に説明はありませんでした。ヨーロッパの人にはアジア人はみな同じに見えるのかもしれませんが(その逆もあり)日本人役の俳優さんはやはり気になります。試写は短くしたバージョンでしたが、劇場ではオリジナル完全版での上映。(白)


2013年/インド/カラー/シネスコ/146分
配給:ココロヲ・動かす・映画社 ◯
(c)Viacom 18 Media Pvt Ltd & Phantom Films Pvt Ltd
https://www.cocomaru.net/queen
★2018年1月6日(土)シネマート新宿、ココロヲ・動かす・映画館◯ロードショー
posted by shiraishi at 16:46| Comment(0) | インド | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする