監督:エチエンヌ・コマール 製作:オリビエ・デルボスマルク・ミソニエ
製作総指揮:クリスティーヌ・ドゥ・ジェケル 脚本:エチエンヌ・コマール
出演:レダ・カティブ,セシル・ドゥ・フランス,ベアタ・パーリャ,アレックス・ブレンデミュール,グザビエ・ボーボワ 他
1943年、ドイツ占領下のフランスでジプシー出身のギタリスト:ジャンゴ・ラインハルトはパリで最も華やかなミュージックホールで毎晩のように観客を沸かせていた。その一方で、ナチスによるジプシー迫害は酷くなり 各地でジプシー狩りが起きた。多くの仲間が殺され、ジャンゴ自身にも危険が迫り、絶望に打ちのめされる… そんな時にナチス官僚が集う晩餐会での演奏をジャンゴは引き受けることになるが--
「マイナー・スイング」など数々の名曲を残し、ジミヘン、クラプトンなど世界中のミュージシャンが影響を受けたジャンゴ・ラインハルトの知られざる物語が初めて描かれる。私もジャンゴの音楽を少しは知っていたが、まさか指3本であんな素晴らしいギター演奏をしていたなんて頭が下がります(学生時代、ギタリストになりたくてカラオケboxで練習していたが挫折した私…)。そしてジプシー出身とゆうことも初めて知った。戦争に翻弄され、虐殺されたジプシーの人々…音楽、芸術を生きる灯として暮らしていることが私には強く印象に残った。音楽を武器にナチスに立ち向かった伝説的ギタリスト:ジャンゴの、この映画は『チャップリンからの贈りもの』『大統領の料理人』などの脚本を手掛けてきたエチエンヌ・コマールの初監督作品。第67回ベルリン国際映画祭オープニング上映。 (千)
(C)2017 ARCHES FILMS – CURIOSA FILMS – MOANA FILMS – PATHE PRODUCTION - FRANCE 2 CINEMA - AUVERGNE-RHONE-ALPES CINEMA
2017/フランス/117分
配給 ブロードメディア・スタジオ
公式:http://www.eien-django.com/
★11月25日(土)より新宿武蔵野館ほか全国順次公開