2017年01月22日

ホームレス ニューヨークと寝た男 原題 Homme Less

劇場公開日 2017年1月28日より、ヒューマントラストシネマ渋谷ほか 
全国順次ロードショー

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(C)2014 Schatzi Productions/Filmhaus Films. All rights reserved


監督トーマス・ビルテンゾーン
製作ボルフガング・ラムル
カロル・マルテスコ=フェンスター
トーマス・ビルテンゾーン
撮影トーマス・ビルテンゾーン
キャスト マーク・レイ

巧みな話術でニューヨークの街ゆくモデルやおしゃれなニューヨーカーに声をかけ、シャッターを切るファッション・フォトグラファーのマーク・レイ。ハンサムなルックスでブランド物の高級スーツを着こなし、ファッションショーやパーティ会場にも出入りしているマークの姿を見ると華やかな生活をしていると思うけど、実はすでに6年も家に住めず雑居ビルの屋上で寝袋で眠る生活を続けている。
モデルや俳優としても活動しているマークだが、厳しい競争にさらされるニューヨークで生き抜く中で、家族や恋人も持たず、ホームレスとして生活するライフスタイルを続けている。そんなマーク・レイに密着したドキュメンタリー。
ファッションモデルでマークの友人でもあるトーマス・ビルテンゾーンが、彼からホームレス生活を打ち明けられたことをきっかけに、業界の事情も含めて、マークのライフスタイルを数年に渡って取り続け映画にした。音楽をクリント・イーストウッドの息子で、ジャズミュージシャンのカイル・イーストウッドが担当している。

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c 2014 Schatzi Productions/Filmhaus Films. All rights reserved

こんなにかっこ良くてファッショナブルな人がホームレス?と驚いた。
スポーツジムで身体を鍛え、荷物はここのロッカーに収め、身だしなみは公共トイレで整える。そんな生活でも、自由な生活を生み出すことができるということにびっくりした。激しい競争世界が生み出した、厳しい現実。でも、いろいろ工夫はできても、やっぱり不便には違いない。今はよくても、将来的にはやはり部屋でベッドで寝起きできないと苦しいだろう。最後には、彼にも意地があるところが感じられた。人事とは思えず、思わず、工夫の数々をしっかり観ていた(暁)。


製作年2014年
製作国 オーストリア・アメリカ合作
配給 ミモザフィルムズ
上映時間83分
オフィシャルサイト http://homme-less.jp/
posted by akemi at 21:58| Comment(0) | TrackBack(0) | オーストリア・アメリカ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

エリザのために  原題:BACCALAUREAT  英題:GRADUATION

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監督・脚本・製作:クリスティアン・ムンジウ(『4ヶ月、3週と2日』、『汚れなき祈り』)
出演:アドリアン・ティティエニ、マリア・ドラグシ

何者かに石を投げ込まれ窓を割られた朝、医師ロメオは、体調の悪い妻の代わりに娘エリザを学校に送っていく。急いでいたロメオは、学校に入る手前でエリザを降ろす。工事現場の脇を通って学校に向かう娘の後姿を見送り、愛人である英語教師サンドラの家に急ぐロメオ。サンドラと過ごしているロメオのところにエリザが暴漢に襲われたと電話が入る。病院に駆けつけると、妻も既に到着していて、エリザは大事には至らなかったが、両親の前で泣き崩れる。翌日に卒業試験を控えていて、それに受からないと、既に航空券も用意している英国への留学が出来なくなるのだ。ロメオの友人の警察署長は必ず犯人を捕まえると約束する。
翌日、エリザは一日目の試験を受けるが、事件のショックで思うような点が取れない。その結果を知ったロメオは、自分の職権で副市長に便宜を図ることで、2日目の試験の点数を操作する約束を取り付ける。ロメオは、娘に名前の脇に印をつけるよう指示する・・・

エリザには恋人がいて、どうしてもイギリスに留学したいわけではないのに、父親は不正を犯してでも留学させたいと必死。1991年の民主化の折、ロメオは妻と共に外国から帰ってきたのに、期待したような社会にならず、娘には外国に出て自分らしい人生をおくってほしいと願っているのです。
白昼、女性が暴漢に襲われても無関心な人たち。そして、すべてがコネで動く社会。
切羽詰った息苦しい空気がずっしり迫ってきた『4ヶ月、3週と2日』は、民主化の前のルーマニアが舞台だったけど、民主化後のルーマニアでも、違った意味の息苦しさがあることを感じさせられる映画。娘を思う父親の思いはずっしり伝わってくるのですが、壊れきった夫婦の姿があまりに虚しい。その虚しさは、ムンジウ監督が今のルーマニアに感じているものを象徴しているのでしょうか。(咲)


2016/ルーマニア・フランス・ベルギー/カラー/ルーマニア語/128分
配給:ファインフィルムズ
公式サイト:http://www.finefilms.co.jp/eliza/
★2017年1月28日(土)より新宿シネマカリテ、 ヒューマントラストシネマ有楽町ほか全国順次公開
posted by sakiko at 09:25| Comment(0) | TrackBack(0) | ルーマニア | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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