2016年10月16日

高江ー森が泣いている

藤本幸久 影山あさ子 共同監督作品
2016年9月10日完成/64分
撮影 : 栗原良介 小田切瑞穂 藤本幸久 影山あさ子
編集 : 栗原良介
ナレーション : 影山あさ子
音楽 : 海勢頭豊「喜瀬武原」
製作・著作 : 森の映画社
配給 : 影山事務所

高江を今、ぜひ映画で見て欲しい。

ここ数年、辺野古を中心に沖縄を撮り続け『ラブ沖縄@辺野古・高江・普天間』(2012年)や『圧殺の海』(2015年)、『圧殺の海 第2章「辺野古」』(2016年)などの作品を発表し続けてきた影山あさ子監督から最新作の緊急公開の案内をいただきました。
影山あさ子監督からのメールを下記に記します。
『圧殺の海−沖縄・辺野古』をまとめた後7月10日から1ヶ月、私たち森の映画社の撮影スタッフは、高江で起きていることに付き合い、撮影を続けてきた。今、高江で起きていることを全国の人たちに伝えなければならないと、急遽1本の記録映画にまとめることにした。
今、高江で起きていることは、これから日本全国で起きることの序章なのかもしれない。500名の機動隊導入も「緊急事態条項」を先取りするかのようだ。力ずくで沖縄の民意を圧殺しようとしている安倍政権、抵抗を続ける県民たち。 高江を今、ぜひ映画で見て欲しい。

左 影山あさ子監督 右 藤本幸久監督 _R.jpg
右 藤本幸久監督 左 影山あさ子監督
2015.4.20『圧殺の海−沖縄・辺野古』上映時

映画公開情報
◎東京・ポレポレ東中野 映画「高江-森が泣いている」
10/15(土)より毎日18:00〜
http://www.mmjp.or.jp/pole2/
◎沖縄・桜坂劇場 10/15(土)より
http://www.sakura-zaka.com/movie/1610/1610_takae.html
◎愛知・名古屋シネマテーク 10/29(土)より
http://cineaste.jp/
トーク、自主上映などの情報を後のほうに記しました

森の映画社HP記事より
7月10日の参議院選挙の翌朝、数百名の機動隊に守られて、工事用資材の搬入が始まった。7月22日早朝から、警察・機動隊が県道を10時間にわたり封鎖。機動隊の壁を作り、市民と車両を力ずくで排除、抗議行動の拠点となっていたテントを破壊した。沖縄県警、東京の警視庁、千葉県警、神奈川県警、愛知県警、大阪府警、福岡県警……全国から動員された500名の機動隊による激しい暴力。この日、3人が救急搬送された。
高江は今、戒厳令状態だ。留まり続ける数百名の機動隊による排除が繰り返され、県道を封鎖し、毎日、トラック10台分の砂利が運び込まれている。工事を少しでも遅らせようと、市民の阻止行動も続いている。
森の映画社HP
http://america-banzai.blogspot.jp/2016/09/blog-post.html

無題.png

『笹の墓標』(2013年)、『One Shot One Kill』(2011年)、『アメリカ−戦争する国の人びと』(2009年)、『Marines Go Home 2008-辺野古・梅香里・矢臼別-』(2008年)など、一貫して戦争に振り回された人々を撮影してきた藤本幸久監督と影山あさ子監督。
2016年7月10日の参議院選挙。沖縄では辺野古新基地に反対する伊波洋一氏が現職大臣を破って勝利したのに、その翌朝、機動隊に守られて、米軍北部訓練場へのヘリパッド建設資材の搬入が始まった。そのニュースを聞き、その日から高江へ行き、約1ヶ月撮影を続けたという。今の高江は戒厳令状態ということを知らせるため、急ぎ編集し緊急公開した。ぜひ高江の今の状態を見てほしい。(暁)


詳細な上映情報
◎東京・ポレポレ東中野 映画「高江-森が泣いている」
10/15(土)より毎日18:00〜
http://www.mmjp.or.jp/pole2/
トーク情報
*第1週は、上映後、毎日、藤本監督とゲストのトークあり。
10/15(土) 佐々木弘文さん(高江の現地阻止行動リーダー)
10/16(日) 金平茂紀さん(TBS報道特集キャスター)
10/17(月) 伊波洋一さん(参議院議員)
10/18(火) 辛淑玉さん(人材育成コンサルタント)
10/19(水) 小森陽一さん(東京大学教授・9条の会事務局長)
10/20(木) 高江現場報告/古賀加奈子(ゆんたく高江)

◎沖縄・桜坂劇場 映画「高江-森が泣いている」
10/15(土)より
http://www.sakura-zaka.com/movie/1610/1610_takae.html

◎神戸・元町映画館 映画「辺野古」
10/15(土)より *16日 影山監督トークあり
http://www.motoei.com/index.html
10/16(日)「高江」上映も
http://shiminshakai.net/post/1791

◎愛知・名古屋シネマテーク 映画「高江-森が泣いている」
10/29(土)より *29日(土)、30日(日) 監督舞台挨拶
http://cineaste.jp/

*映画「高江‐森が泣いている」は上映権付DVDを普及しています。映画とDVDの詳細は、以下からご覧ください。
http://america-banzai.blogspot.jp/2016/09/blog-post.html
(すでに、各地で上記以外の自主上映も始まっています。ぜひ、皆さんの周りでも上映会を)



posted by akemi at 20:25| Comment(0) | TrackBack(0) | 日本 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

アッバス・キアロスタミ監督追悼 「キアロスタミ全仕事」 および東京国際映画祭での特別上映

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去る7月4日に76歳でご逝去されたアッバス・キアロスタミ監督を偲んで、ご縁の深かったユーロスペースさんで、追悼上映第2弾「キアロスタミ全仕事」が開催されます。
また、10月25日から開催される東京国際映画祭でも、追悼上映が行われます。
イランが世界に誇る巨匠の軌跡を、ぜひこの機会にご覧ください。

◎キアロスタミ全仕事

http://www.eurospace.co.jp/works/detail.php?w_id=000136

期間:10月19日(水)〜27日(木)
主催:ユーロスペース
会場:ユーロスペース
渋谷区円山町1‐5 KINOHAUS 3F
03-3461-0211
http://www.eurospace.co.jp/access/

◆上映作品
◇キアロスタミ監督作品  14本
◇キアロスタミに関するドキュメンタリー作品  3本
◇キアロスタミ脚本作品 2本
◇短編作品 2本
※上映作品のタイトルおよび情報はユーロスペースのサイトで確認ください。

◆写真家としてのキアロスタミ
キアロスタミ監督は写真家としても一流の腕前をもち、写真集を出版し、日本でも3度個展を開催しました。本特集上映期間中、劇場ロビーにてキアロスタミ監督の写真の展示を行います。

◆詩人としてのキアロスタミ 
キアロスタミ監督はまた、多くの詩を残したことでも知られています。本特集上映にご来場のお客様には、選りすぐりの数編を日本語に訳したポストカードをプレゼントいたします。


◎東京国際映画祭2016 での、追悼上映


「アッバス・キアロスタミ監督追悼」として、ワールド・フォーカス部門で、
下記2本が特別上映されます。 (2本同時に上映)
『キアロスタミとの76分15秒』
http://2016.tiff-jp.net/ja/lineup/works.php?id=147
『Take Me Home』 キアロスタミ最後の短編
http://2016.tiff-jp.net/ja/lineup/works.php?id=325


ユーロスペースさんが桜坂にあった頃、1993年に観た『友だちのうちはどこ?』がキアロスタミ監督作品との最初の出会いでした。
その後、監督が来日された折に、数回、立ち話をしたことはあるのですが、とうとうインタビューをすることは叶いませんでした。恐れ多くて遠慮していたということもあります。
印象深いのは、東京藝術大学での講演会。藝術を専攻する学生さんたちの対話は、とても嬉しそうでした。
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2010年の東京フィルメックスで、『トスカーナの贋作』上映後、明るくなったらキアロスタミ監督が舞台下に立っていらしたのも懐かしいです。和やかなQ&Aでした。
最後にお会いしたのは、ユーロスペースや映画美学校の入っているビルの1階。カフェの表の席で、ショーレ・ゴルパリアンさんと打合せをされているのに遭遇。日本での撮影準備をされている頃のことです。ほんの少し言葉を交わせたのが思い出です。
手術後は、中国に撮影に行かれる予定だったとのこと、まだまだご活躍していただきたかったと残念です。ご冥福をお祈りするばかりです。(咲)
posted by sakiko at 11:12| Comment(0) | TrackBack(0) | 映画祭 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

奇蹟がくれた数式   原題:The Man Who Knew Infinity

kiseki suusiki.jpg

監督:マシュー・ブラウン
主演:デヴ・パテル(『スラムドッグ$ミリオネア』)、ジェレミー・アイアンズ、デヴィカ・ビセ、トビー・ジョーンズ、ドリティマン・チャタージー、アルンダティ・ナグ

1920年、32歳の若さでこの世を去ったインドの天才数学者ラマヌジャンの物語。
英国植民地時代のインド。大学を出ていないことから、インドの数学者たちに受け入れてもらえないラマヌジャン。研究成果をイギリス、ケンブリッジ大学に送る。才能に驚いた数学者ハーディ教授は、ラマヌジャンをイギリスに招聘する。母親は遠い異国に行くことを反対するが、新婚の妻に、すぐに呼び寄せると言い残してイギリスに旅立つ。1914年のことだ。
ハーディ教授の後押しで、研究の一つをロンドンの数学会の会報に発表し、歓喜するラマヌジャン。だが、ハーディ教授も彼の才能を認めながらも、彼の”直感“は否定する。
やがて、第一次世界大戦に英国が参戦したことが、ラマヌジャンの運命に影を落とす・・・

インドといえば、ゼロを発見した国。そして、二桁の掛け算を小さい頃から暗記している国。そんなインドで、数学者ラマヌジャンは、誰もがその名を知る有名人。ラマヌジャンの考え方は、いまだに世界の数学者たちに影響を与えているそうです。例えば、コンピューターのセキュリティに用いられる数学の分野にも応用されているのだとか。
天才数学魔術師と呼ばれるほどのラマヌジャンですが、戦争で野菜不足となったことが、菜食主義者の彼には打撃だったようです。愛妻をすぐに呼び寄せることができなかったことも、命を縮めたのではないでしょうか。
権威主義がはびこる中で、自身の研究成果をなんとか認めてもらおうとするラマヌジャンの姿に、なにごとも諦めてはいけないと勇気づけられました。(咲)


2016年/イギリス/英語/108分/スコープ/5.1ch
配給:KADOKAWA
公式サイト:http://kiseki-sushiki.jp
★2016年10月22日(土)より角川シネマ有楽町、Bunkamuraル・シネマ、角川シネマ新宿他全国ロードショー
posted by sakiko at 08:55| Comment(0) | TrackBack(0) | イギリス | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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