2016年08月20日

健さん

kensan.jpg

監督:日比遊一
撮影:戸田義久
音楽:岩代太郎
出演:高倉健、マイケル・ダグラス、マーティン・スコセッシ、ジョン・ウー、降旗 康男、澤島 忠、山田 洋次、中野 良子、中井 貴一(語り)

2014年11月10日、日本映画のひとつの時代を作った“映画スター”高倉健さんが亡くなった。健さんを敬愛した映画人たちが、それぞれに健さんへの思いを語るドキュメンタリー。男が惚れる男なんですね。みんなどんだけ好きなんでしょ、と思うほど愛情たっぷりです。
健さんの肉声がありました。
「漫然と生きるのではなく、一生懸命生きる男を演じたい」
「どんなに大声を出しても、伝わらないものは伝わらない。
言葉が少ないほうがむしろ伝わると思っています」

この言葉のとおりに生きた健さんと同じ時代を過ごした私たちはラッキーでした。義理に身を投じる潔さ、寡黙で誠実な生き様、男の理想の姿を銀幕で体現してくれた健さん。新しい作品はもう増えることはありませんが、数多く残してくれた出演作をもう一度見直したくなりました。(白)

2016年/日本/カラー/95分
(C)2016 Team “KEN SAN”
配給:レスぺ
http://respect-film.co.jp/kensan/
★ 2016年8月20日(土)全国公開!
posted by shiraishi at 15:29| Comment(0) | TrackBack(0) | 日本 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

不思議惑星キン・ザ・ザ  デジタル・リマスター版

kinnzaza.jpg
監督:ゲオルギー・ダネリヤ
出演:ウエフ(太め):エヴゲーニー・レオノフ
ビー(ノッポ):ユーリー・ヤコヴレフ 
マシコフ(おじさん/建築技師): スタニスラフ・リュブジン
ゲデバン(バイオリン弾き/学生)レヴァン・ガブリアゼ

冬のモスクワ。妻に買い物を頼まれたマシコフは、街角でバイオリンを抱えた青年に「あそこに自分のことを異星人だという男がいる」と言われ、二人で声をかける。「この星の座標を教えてくれ」と裸足で震える自称異星人。彼の持つ〈空間移動装置〉をマシコフがうっかり押し、マシコフと青年は砂漠のど真ん中にワープしてしまう。
やがて奇妙な音を立てて釣鐘型の宇宙船がやって来て、こぎたない男が二人降りてくる。ロシア語はもちろん、英語もフランス語も通じない。返ってくるのは「クー」という言葉ばかりで埒が明かない。マシコフがタバコを喫おうと、マッチを擦った瞬間、マッチを欲しがる男たち。「街まで宇宙船に乗せてくれるなら、“クー”だ」と交渉するマシコフ。
二人がワープしたのはキン・ザ・ザ青雲のプリュク星。ここではマッチが貴重品らしいと悟ったマシコフ。ポケットにある二箱のマッチで、なんとか地球に帰れるのではと画策する・・・

ソ連時代のジョージア(グルジア)で製作され、完成時の試写で批評家には酷評されたのに、当時のソ連で大ヒットしたSFコメディ。日本では89年に都内で行われた「ソビエトSF映画祭」で紹介され、2001年にニュープリントで劇場公開。この度、デジタル・リマスター版で公開。

「クー」だけで、会話が成り立つ不思議惑星。脱力系SFコメディと、宣伝文句にある通り、なんともほんわかしたSFです。
思えば、言葉の通じないどうし、言葉の抑揚や顔や動作でお互いの気持ちは通じるもの。
10月に公開されるインド映画『PK』では、アーミル・カーン演じる宇宙人がインドの沙漠に降り立ち、握手を交わしてインドの言葉を吸収しますが、こちらの「クー」だけで会話が成り立つ方が自然かも。
それにしても、地球と同じように、「人間」が住む星はあるのでしょうか・・・ (咲)


製作:モスフィルム・スタジオ c Mosfilm Cinema Concern, 1986 
提供・配給:パンドラ + キングレコード
1986年/ソ連+ジョージア共和国/カラー/デジタル/135分
公式サイト:http://www.kin-dza-dza-kuu.com/
★2016年8月20日(土)〜新宿シネマカリテにてレイトショー!


posted by sakiko at 11:13| Comment(0) | TrackBack(0) | グルジア | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

広告


この広告は60日以上更新がないブログに表示がされております。

以下のいずれかの方法で非表示にすることが可能です。

・記事の投稿、編集をおこなう
・マイブログの【設定】 > 【広告設定】 より、「60日間更新が無い場合」 の 「広告を表示しない」にチェックを入れて保存する。