2016年08月07日

X-MEN:アポカリプス(原題:X-Men: Apocalypse)

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監督:ブライアン・シンガー
脚本:サイモン・キンバーグ
撮影:ニュートン・トーマス・サイジェル
音楽:ジョン・オットマン
出演:ジェームズ・マカヴォイ(プロフェッサー・チャールズ・エグゼビア)、マイケル・ファスベンダー(エリック・レーンシャー/マグニートー)、ジェニファー・ローレンス(レイブン/ミスティーク)、オスカー・アイザック(アポカリプス)、ニコラス・ホルト(ハンク・マッコイ/ビースト)、ローズ・バーン(モイラ・マクタガート)、エバン・ピーターズ(ピーター・マキシモフ/クイックシルバー)、タイ・シェリダン(スコット・サマーズ/サイクロップス)

紀元前3600年。アポカリプスとして君臨し崇められていたミュータントのエン・サバ・ヌール。新たなミュータントの身体に転移を始めたとき反乱が起こり、ピラミッドは崩壊。アポカリプスはがれきの下敷きになって長い眠りについた。1983年。目を覚ましたアポカリプスが見たものは、堕落した人間たちだった。最古の“神”アポカリプスは人間を滅ぼし、全て破壊して新しい世界を作ろうとする。強力な4人のミュータントを使徒とし、各国の核兵器を葬り始める。その中には袂を分かったマグニートーもいた。
プロフェッサーXは動きを察知するが、アポカリプスに捕らえられてしまう。ミスティークを中心に、学生だった若者たちもX-MENとして加わり、最強の敵アポカリプスと戦うことになった。

チャールズ(プロフェッサーX)とエリック(マグニートー)が出会い、世界征服を企むセバスチャンと戦う『X-MEN:ファースト・ジェネレーション』(2011年)、ウルヴァリンの魂を50年前に送って危機の始まりを根絶しようとする『X-MEN:フューチャー&パスト』(2014年)に続く完結編。
プロフェッサーX不在のまま、マーベル史上でも最強の敵アポカリプスの前に4人の強力な使徒と戦わねばなりません。シリーズを見続けてきた人もそうでない人も、このど派手なアクションに驚くことでしょう。地球上の人類を滅ぼして再構築しようというのですから。マーベルの想像(創造)力と、超能力を駆使しての戦いに参加する新人たちの戦いっぷりを楽しんでください。マグニートーが敵側なので苦戦必至ですが、切り札になりそうな新人が予告編に登場しています。
ジェームズ・マガヴォイのスキンヘッドは本物。自分で髪を落としている映像を観ましたが、モヒカンにしてみたりなんだか楽しそうです。(白)


2016年/アメリカ/カラー/シネスコ/144分 2D/3D
配給:20世紀フォックス映画
(C)2016 MARVEL & Subs. (C)2016 Twentieth Century Fox
http://www.foxmovies-jp.com/xmen/
★ 2016年8月11日(木・祝)ロードショー
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ジャングル・ブック(原題:The Jungle Book)

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監督:ジョン・ファブロー
原作:ルドヤード・キプリング
脚本:ジャスティン・マークス
撮影:ビル・ポープ ASC
音楽:ジョン・デブニー
出演:ニール・セディ(モーグリ)
声の出演:ベン・キングズレー/松本幸四郎(バギーラ)、ビル・マーレイ/西田敏行(バルー)、イドリス・エルバ/伊勢谷友介(シア・カーン)、ルピタ・ニョンゴ/宮沢りえ(ラクシャ)、スカーレット・ヨハンソン(カー)、ジャンカルロ・エスポジート(アキーラ)クリストファー・ウォーケン(キング・ルーイ)

父親が殺され、ジャングルで独りぼっちになった赤ん坊のモーグリは、黒ヒョウのバギーラに拾われた。オオカミのラクシャは、バギーラに預けられたモーグリをわが子として育て上げた。オオカミたちとバギーラに守られて、モーグリはジャングルで大きくなった。
乾期に入り雨のない日々が続いた。川が干上がってたくさんの動物が集まった水飲み場に、凶暴なトラのシア・カーンが現れる。モーグリの匂いをかぎつけ「人間はジャングルの敵だ」と、執拗にモーグリを狙うようになる。

緑したたるジャングルの背景も動物も、何もかもがCGで、人間の子モーグリだけが本物と聞いてびっくりしました。実写とCGの組み合わせは今までにもありましたが、ここまでのは観たことがありません。本当に違和感なくできています。動物たちの筋肉の動きや毛並みなども本物と見まがうほど。ただ表情豊かなニール君を見ると、やはりモーグリだけは実写でよかったと思いました。モーションキャプチャーの技術は進んでも、子どもの生き生きとした表情は難しいと、粘り強くオーディションで探して見つけ出した男の子です。演技の経験はなかったそうですが、これからの成長が楽しみですね。

ジョン・ファブロー監督は、2015年『シェフ 三ツ星フードトラック始めました』で製作・監督・脚本・主演の4役をこなしています。シェフをやめて移動屋台(トラック)でキューバサンドイッチを売っていたあのメガネとヒゲの男性がそうです。(白)


2016年/アメリカ/カラー/ビスタ/106分 
3D/2D/IMAXR3D/4D
配給:ディズニー
(C)2016 Disney Enterprises, Inc. All Rights Reserved.
http://www.disney.co.jp/movie/junglebook.html
★ 2016年8月11日(木・祝)ロードショー
posted by shiraishi at 20:04| Comment(0) | TrackBack(0) | アメリカ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年08月06日

フォトグラファーズ・イン・ニューヨーク 原題 Everybody Street

フォトグラファーズ・イン・ニューヨーク_R.jpg
c2013 Alldayeveryday


監督:シェリル・ダン
製作:シェリル・ダン ルーシー・クーパー
登場者:ブギー、マーサ・クーパー、ブルース・デビッドソン、エリオット・アーウィット、ジル・フリードマン、ブルース・ギルデン、マックス・コズロフ、レベッカ・レプコフ、メアリー・エレン・マーク、ジェフ・マーメルスタイン、ジョエル・マイロウィッツ、クレイトン・パターソン、リッキー・パウエル、リュック・サンテ、ジャメル・シャバズ

*8月6日(土)よりシアター・イメージフォーラムほか全国順次公開

ニューヨークの街をそれぞれの切り取り方で撮影している15人の写真家たちを追ったドキュメンタリー。1930年代からNYを撮り続けている人、写真集団マグナムのメンバー、ニューヨーク生まれだけでなくセルビアやカナダ出身の写真家なども。30代後半から90代後半くらいまで幅広い年代の写真家が登場し、自身のニューヨークへの思いや、撮影している写真ジャンルなどが紹介される。女性も4人登場する。
同じニューヨークを撮っていても様々。ギャングを撮っている人もいれば、警官、消防士、電車のいたずら書き(グラフィティムーヴメント)を撮る人。ラップやヒップホップシーン、街のグループ、ホームレス、売春婦を撮っている人もいる。彼らの撮っている写真からニューヨークの持つエネルギーが伝わってくるし、ニューヨークのさまざまな顔が浮かび上がってくる。そしてニューヨークの魅力に取り付かれた写真家たちの語る言葉も味がある。監督はニューヨークのストリートカルチャーを撮り続ける写真家で、本作が映画初監督作品となるシェリル・ダン。

昔の写真家が撮ったニューヨークの写真をたくさん見てきたけど、この映画で、今でもほんとにたくさんの写真家がニューヨークを撮っているのだなとびっくりしました。
私はニューヨークに行ったことはないけど、ニューヨークはこんなにも写真家を魅了する刺激的な街、魅力のある街、混沌とした街なのだと思いました。私もいつかニューヨークに行ってみたい。様々なテーマでニューヨークが語られている。そして彼らが語る言葉も興味深い。その中でも印象的に残った言葉を記してみると。「写真は時を止める手段」「街は驚きの宝庫」「何かありそうなところへ鼻を利かせていく」「ストリートは挑戦」「この街は変化している」「その道には人生が行きかう」「そこにある一瞬」「輝きはいつもそこにある」
それにしてもニューヨークを撮っている写真家はたくさんいるのだなと思う。今までも、そんな写真家が描かれてきた。ニューヨークの街角ファッションを撮っていたビル・カニンガムを描いた『ビル・カニンガム&ニューヨーク』、亡くなった後から発掘されたヴィヴィアン・マイヤーを描いた『ヴィヴィアン・マイヤーを探して』など、魅力的な作品がこのところ毎年のように公開されている(暁)。


2013年 アメリカ 上映時間 83分
配給 Akari Films
公式サイト https://akarifilms.co/photographers-in-newyork/
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2016年08月05日

五島のトラさん

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監督:大浦勝
プロデューサー:城谷英知
テーマ曲:さだまさし「案山子」
ナレーション:松平健

長崎県五島に住むトラさんこと犬塚虎夫さんは、同級生だった益代さんと結婚して7人(3男4女)の子どもに恵まれた。製麺業を営み、家族総出で名物の「五島うどん」と「天然塩」を作っている。子どもたちも立派な働き手。早朝5時から順に起き出してタイムカードを押し、それぞれ1時間ほどうどん作りを手伝ってから学校に行く。年齢と手伝った時間に応じて賃金=お小遣いが支払われる。子どもたちが成長し、進学、就職、結婚して巣立つ様子を22年間にわたって追い続けたドキュメンタリー。

テレビ長崎のディレクターだった大浦勝監督は、トラさん夫妻がまだ若々しく、子どもたちが小さいときから取材してきました。これまでテレビで放映され、ドラマ化もされましたが大浦監督が定年を迎えるので、これを機に映画としてまとめようと思われたのだそうです(試写室でのご挨拶より)。
トラさんは確固たる信念で子どもたちに家業を分担させ、自分の仕事に責任を持たせています。どんなに小さくても、親の信頼にこたえて手伝う姿がほほえましいです。ふつうのサラリーマン家庭ではできないことで、少子化が進んだ現在ではますます不可能でしょう。子どものできることでも、親が手を出してしまいがちですから。かつてどこでも見られた家族の懐かしい風景がここにありました。
年頃になって反発したり、全く違う仕事についたりするものの、大きくなった子どもたちは年取った両親を気遣って顔を出します。めっぽうお酒に弱くなり涙もろくなっているトラさん、親孝行な子どもたちにこちらももらい泣きしてしまいました。ご苦労も多かったでしょうが、豊かな人生だと思いました。(白)


長男・拓郎、長女・こころ、次女・はなえ、三女・さくら、四女・こはる、次男・竜之介、三男・世文(せぶん)。トラさんが付けた子どもたちの名前が素敵です。7人それぞれが自分の道を見つけていく姿が見られるのも、22年追ってきたからこその魅力。
トラさんは、32歳のときに、自宅前に工場を建ててうどん作りを始めます。五島うどんは、遣唐使の時代に大陸から伝わったといわれる由緒あるもの。トラさんは、さらに、天然塩の製造を県内でいち早く始めました。廃屋になっていた船小屋を利用しての塩作り。お金をかけずアイディアでどんどんやってしまうところがすごいです。手作りの天然塩を使ったうどんの味は格別でしょう。
「俺が死ぬまで撮っていいよ」と、撮り始めるときに承諾したトラさん。大浦監督は、トラさんと愛する奥さま、そして二人の宝物である子どもたちの姿をしっかりと追っています。とても愛おしい一作。(咲)


★トラさん一家に会いに行こう!
8月6日(土) 、ポレポレ東中野で初日舞台挨拶
12:20の回上映後 および 14:50の回上映後
トラさん家族と監督によるトークセッション
司会進行:フジテレビ新人アナウンサー 永尾 亜子(新上五島町出身)

2016年/日本/カラー/114分
(C)テレビ長崎
配給:テレビ長崎
http://www.ktn.co.jp/torasan/
★ 2016年8月6日(土)より東京・ポレポレ東中野にてロードショーほか全国順次公開
posted by shiraishi at 00:49| Comment(0) | TrackBack(0) | 日本 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年08月03日

BE FREE! アースキャラバン2015

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監督・撮影・編集:鈴木聡
編集構成:矢吹涼子 編集:中村幸志朗(ダダビ)、坂谷稔
撮影:橋元大和、田中聡、中嶋弘行、新井透央、今村羽乙 他
ナレーター:板倉由実 整音:尾居土祐大(JAWS)
通訳:石川天規、Imanaka Chitose 他

被爆者の想いを乗せたヒロシマの残り火がピースサイクリングで日本を縦断。誰も望まないのに戦争が起こるカラクリが元イスラエル軍兵士らの証言で明らかになっていく… そして舞台はヨーロッパへ。原爆の残り火に感動した世界中の人々が「違い」を乗り越えつながっていく一方、アウシュビッツでは「違い」のため人々が迫害された歴史に出会う− ついに原爆の残り火は、今なお戦争がつづくイスラエル・パレスチナへ。パレスチナ人は本当にテロリストなのか?本当にユダヤ教とイスラム教の宗教戦争なのか?マスコミが伝えないパレスチナの真実を伝える。

ヒロシマ原爆の残り火が70年以上灯され続けている… それを俳優・鶴見辰吾さんがサボートしミュージシャンの原田真二さんが応援し東京へ運び、さらに火はヨーロッパへ渡る。こんな活動をしているアースキャラバンと云う団体があることも知らなかったし 報道もされていないと思う… この団体の活動を追っているドキュメンタリー作品。そして今も団体の活動は続けているとのことで今後の動きにも期待。この地球で様々な人間が共存してゆくヒントを貰った気がした。 (千)

2016/日本/112分
(C) 2016 NPO-EARTH CARAVAN All rights reserved
公式サイト http://www.earthcaravan.jp/befree/
★ 終戦記念日8月15日(月)、渋谷アップリンクにてプレミア公開


posted by chie at 00:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 日本 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする