2016年07月30日

ヒマラヤ 〜地上8000メートルの絆〜 原題 Himalaya

ヒマラヤ〜地上8000メートルの絆.jpg
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監督イ・ソクフン
製作ユン・ジェギュン
製作総指揮チョン・テソン
キャスト
ファン・ジョンミン オム・ホンギル役
チョンウ     パク・ムテク
チョ・ソンハ    イ・ドンギュ
キム・イングォン  パク・ジョンボク
ラ・ミラン     チョ・ミョンエ

2005年エベレストに眠る仲間の亡骸を探すため、名誉も栄光もない遠征をした韓国の「ヒューマン遠征隊」の実話を元にした作品。仲間たちが命をかけたのは、登頂よりも大切な「絆」。
13年をかけ、アジア初のヒマラヤ8000メートル峰14座の登頂に成功した実在の登山家オム・ホンギルは、ヒマラヤ4峰を共に登頂した後輩ムテクが悪天候のため、エベレスト(8848m)登頂後、下山中に遭難死したことを知る。そこはエベレスト山頂直下8750m。誰もが遺体の回収を諦める中、ホンギルはかつて数々の偉業を一緒に成し遂げた仲間たちを集め「ヒューマン遠征隊」を結成、その地に向かう。遺体がある位置は写真に撮ってあったので場所はわかっているのだが、そこにたどり着くのは容易ではない。やっとたどり着いても遺体を降ろすのは大変。危険をかえりみない作業が続くが下まで降ろせず、泣く泣くそこに葬った。
前半はホンギルとムテクとの出会い、韓国登山界の人間模様が描かれる。
『国際市場で逢いましょう』『ベテラン』のファン・ジョンミンが強く優しいリーダー像を全身で体現しカリスマ登山家を熱演。後輩ムテク役を「応答せよ1994」のチョンウがそれぞれ演じる。監督は「パイレーツ」のイ・ソクフン。

このところ、毎年のようにエベレストや世界の高峰をテーマにした映画が公開されているが、登頂を目指したものではなく、遭難した人の救助を描いた作品は少ない。『アンナプルナ南壁 7400mの男たち』でも、遭難した仲間を助けるために集まった各国の登山家たちが描かれていたが、そんな高所での救助はなかなか難しい。自身の危険をも顧みず挑戦する姿が描かれる。そして、神々しいまでの朝焼けの光景が素晴らしい。雪崩や滑落シーンも迫力満点。韓国登山界の状況は、日本の山岳雑誌であまり取り上げられてこなかったので、貴重な映像でもある。(暁)


*7月30日(土)よりヒューマントラストシネマ有楽町、シネマート新宿ほか全国順次ロードショー
2015年 韓国 上映時間124分
配給 CJ Entertainment Japan
公式HP http://himalayas-movie.jp/intro.html
posted by akemi at 16:08| Comment(0) | TrackBack(0) | 韓国 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする