2016年06月24日

ダーク・プレイス(原題:Dark Places)

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監督・脚本:ジル・パケ=ブレネール
原作:ギリアン・フリン著「冥闇」〈小学館文庫〉
出演:シャーリーズ・セロン(リビー・デイ)、ニコラス・ホルト(ライル)、クロエ・グレース・モレッツ(若き日のディオンドラ)、クリスティーナ・ヘンドリックス(パティ・デイ)、コリー・ストール(ベン・デイ)、タイ・シェリダン(若き日のベン)

1985年、カンザス州の町。リビーの両親は早くに離婚。母は4人の子どもを抱えながら農場を支えていた。ある夜、母と姉2人が惨殺され、生き残った8歳のリビーの目撃証言により、15歳の兄が犯人として逮捕された。兄は終身刑となり収監。家族をなくした幼いリビーには全米から同情と寄付が集まり、今まで定職にもつかず、支援金を取り崩して無気力に生きてきた。28年後のある日「殺人クラブ」のメンバーでライルと名乗る男性から連絡が入る。「殺人クラブ」とは有名殺人事件の検証をする会で、リビーの口から事件の話を聞きたいという。支援金が底をつき困窮していたリビーは、謝礼金めあてに参加することになった。リビーはライルに促され、刑務所の兄に面会してこれまで触れずにいた真実を聞きただそうとする。リビーの面会を喜ぶ兄は、自分は殺していないというものの、それ以上話さない。

幼いころに家族が殺されたのを目撃、妹の証言で兄は有罪という惨い始まりです。現在と過去のシーンを交互に見せながら事件の解明が進んでいきます。リビーが見たもの、見なかったもの、8歳では分からなかった母や兄の思いにも気づいていきます。
「殺人クラブ」という名前はちょっと顰蹙モノですが、こういう同好の士はいそうですね。ここから声がかからなければ、リビーの家族の事件は思い出したくないものとして蓋がされたままであったはず。
若き日のベン役はタイ・シェリダン。人気シリーズ最新作『X-MEN:アポカリプス』でチームの一員に、スピルバーグ監督が映画化する(2018年)SF小説「ゲームウォーズ」にも抜擢されたそうで、将来が楽しみな若手です。ベンの恋人ディオンドラに人気のクロエ・グレース・モレッツ。小悪魔な役はこれまでもありましたが、ここでは金持ちの娘で相当なビ○○役でした。それでも目が吸い寄せられる可愛さです。
ギリアン・フリンは『ゴーン・ガール』の原作・脚本家。ジル・パケ=ブレネール監督の前作『サラの鍵』(2010年)は衝撃的でした。リビーを演じたシャーリーズ・セロンがプロデューサーも兼ね、パワフルな仕事ぶりだったとか、原作・演出・俳優たちのアンサンブルで繰り広げられるミステリーをお楽しみください。(白)


2016年/英・仏・米/カラー/シネスコ/113分
配給:ファントム・フィルム
(C)2014 DAMSELFHISH HOLDINGS, LLC ALLRIGHT RESERVED.
http://dark-movie.jp/
★2016年6月24日(金)TOHOシネマズ みゆき座ほか、全国ロードショー
posted by shiraishi at 03:47| Comment(0) | TrackBack(0) | アメリカ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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