2016年05月19日

手をつないでかえろうよ 〜シャングリラの向こうで〜

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監督 奈良橋陽子 企画・原作・脚本:今井雅之
出演:川平慈英/すみれ 七海/岡安泰樹 吉田 敦 勝矢 LiLiCo 藤田朋子/
別所 哲也 中居 正広(友情出演) 板尾創路


主人公は軽度の知的障害者のある男性、真人(川平慈英)。中学で「特殊」学級に入った真人は、バカにされたりいじめられたりしながらも、同じ障害のある女性、咲楽(七海)と出会い、ぎこちない愛情表現ながら、やがて結婚する。しかし、真人は咲楽を守るため、罪を犯してしまう。咲楽との約束だった新婚旅行を思い起こすように、真人は伊勢神宮へ旅に出かける。その途中で出会う1人の女性・麗子(すみれ)。麗子の面影に、咲楽の影を見出していく真人。そして、数奇な運命をたどる真人の人生が回想されていく−−。


エッチとお金のアイダにある大切なモノってなんですか? 私は、つい最近になって自分なりに、この答えを見つけたように思います。去年、急逝した俳優・今井雅之氏が原作・脚本・主演を務めた舞台を映画化。今井氏にゆかりのあった主演・川平慈英さんをはじめ豪華なゲスト陣の顔ぶれにも注目。女優のすみれさんて石田純一さんの娘さんなんですね、とても綺麗で英語も上手くて好感度大でした!! 故・今井さんは自衛隊出身ということもあり、ちょっと右翼っぽくて苦手でしたが、ぜんぜん違います、私が間違っていました…。自衛隊出身だからこそ、平和と安寧を願ってやまなかったんだと映画を通して伝わってきました。大感動。 (千)


2016/日本/107分
配給:KATSU-do
http://www.teotsunaidekaerouyo.com/
★5月28日より、お台場シネマメディアージュほか全国順次公開
(c)2016「手をつないでかえろうよ」製作委員会

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故人・今井雅之の命日に、初日を迎えます!
今井雅之の魂とともに、豪華キャスト、監督の舞台挨拶が決定!
MCとして、陣内智則も参加

日時:5月28日(土)
場所:お台場シネマメディアージュ 登壇時間:10:10〜10:30
登壇者(予定):川平慈英、すみれ、七海、別所哲也/奈良橋監督/MC:陣内智則

場所:TOHOシネマズ川崎 登壇時間:17:30〜18:00(予定)
登壇者(予定):すみれ、七海、LiLiCo/奈良橋監督

場所:TOHOシネマズ錦糸町 登壇時間:20:30〜21:00(予定)
登壇者(予定):川平慈英、すみれ、七海、LiLiCo/奈良橋監督

※登壇者は予告なく変更になる場合がございます。
あらかじめご了承ください。



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2016年05月15日

『冬冬の夏休み』『恋恋風塵』デジタル・リマスター版

台湾の巨匠、ホウ・シャオシェン(侯孝賢)監督の郷愁溢れる1980年代の名作が、日本の修復技術でデジタル・リマスター版として蘇りました。世界に先駆けて、日本で上映されます。
かつてご覧になった方にも、初めてご覧になる方にも、懐かしさがこみ上げてくる物語です。どうぞこの機会をお見逃しなく!

◆冬冬(トントン)の夏休み

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監督:ホウ・シャオシェン
出演:ワン・チークアン、リー・ジュジェン、グー・ジュン、メイ・ファン、ティン・ナイチュ
台湾/1984年/98分/カラー/シネマスコープ/ステレオ

1984年の夏休み。台北に住む冬冬(トントン)と妹の婷婷(ティンティン)は、お母さんが重病で入院し、田舎に住む祖父母の家に預けられることになる。叔父さんに連れられ、台北駅から列車に乗るが、叔父さんのガールフレンドも一緒だ。途中の駅で彼女を送った叔父さんが列車に乗り遅れる。目的地の銅鑼駅で降りた冬冬たちは、叔父さんを待つ間、地元の少年たちと親しくなり、持っていたリモコンの車を亀と交換する。
冬冬が同年代の少年たちと川で水遊びしている間、仲間はずれにされる妹。一人で道を歩いていたところ、いきなり逃げてきた強盗に倒され怪我をする。助けたのは、ちょっと頭の弱い寒子(ハンズ)だった。
一方、叔父さんの彼女が妊娠したことがばれ、おじいさんに勘当される。冬冬は叔父さんが隠れ住む部屋を訪れる・・・
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cA MARBLE ROAD PRODUCTION, 1984 Taiwan

20年以上前に観た映画ですが、おじいさんの家が和洋折衷の日本家屋だったことだけは鮮明に覚えていました。物語は、小学生の冬冬が田舎の少年たちと過ごした夏休みとしか記憶になかったのですが、あらためて観てみたら、少年が大人の世界を垣間見る物語だったのですね。
おじいさんの「親は子どもの一生をみれない。まともに社会に送り出すこと位しかできない」という言葉が、じ〜んと響きました。無邪気な子ども時代から、社会のいろんなことを見て、人は大人になっていくのだなぁ〜としみじみ。それでも、親にとって、我が子はいつまでも子ども。心配の種はつきないのですねぇ。(咲)


◆恋恋風塵(レンレンフウジン)
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監督:ホウ・シャオシェン
出演:ワン・ジンウェン、シン・シューフェン、リー・ティエンルー、チェン・シュウファン、リン・ヤン
台湾/1987年/110分/カラー/シネマスコープ/ステレオ

1960年代末。中学生の少年アワンと少女アフンは、同じ村で育った幼馴染。仲良く通学する二人は、列車を下りると山道をのぼって家に帰る。アワンは成績優秀だが、父親が鉱山で怪我をして働けなくなり、家計を助けるため、台北に出て印刷屋で働きながら夜学に通うことにする。アフンも一年遅れて台北に来て、洋装店で働き始める。台北で再会した二人は、大都会の中で絆を深め、心を寄せ合うようになる。やがて、アワンが兵役につかなければならなくなり、お互い、手紙で近況を知らせることを約束する。金門島に配属されたアワンのもとにアフンから毎日のように手紙が届き、皆からうらやましがられる。兵役について1年ほど経ったころから、アフンからの手紙が届かなくなる。自分が出した手紙も受取人不明で戻ってくる・・・
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(C) CENTRAL MOTION PICTURE CORPORATION 1987

確か2回観ているのに、とても切ない物語だったことしか記憶にありませんでした。あらためて観て、あ〜なんと切ない映画かと! どう切ないのかは、どうぞご覧になって確認ください。
『悲城城市』で、トニー・レオン演じる四男と恋に落ち、結婚する女性を演じたシン・シューフェンが、まだ少女の面影を残す初々しい姿で出ていることにも注目したい作品です。
そして、淡い初恋の物語の合間に、ハッとさせられる言葉が時折出てきます。
「昔は兵役が決まると泣いた。30人行って4人しか戻ってこなかった」
「戦死すると台湾人どうし情があって、せめてもと手を切って灰にして家族に持ち帰った」
「小学校を出たとたん終戦。“あいうえお”から“ボポモフォ”に変わった」
また、手紙に書かれている金門島に船で流れついた広東人の家族への対応も興味深いものでした。台湾の人たちの経てきた歴史にも思いをはせることのできる物語でした。(咲)

この映画の舞台になった十分(シーフェン)や九份(チュウフェン)に3月に行ってきました。25年以上前にこの映画を観て、このあたりが気になり、またその後、台湾映画をいろいろ観ているうちに、この十分駅がある平渓線周辺に行ってみたいと思い、ロケ地探訪ということで2009年に初めてこの平渓線沿線に行ったのですが、すでに、この作品が撮られた時の雰囲気は変わってしまって観光地化していたけど、それでもなんか懐かしい雰囲気のある場所でした。
この平渓線周辺の十分や九份、金瓜石などは、日本統治時代はこの映画にも描かれているように鉱山がたくさんありました。戦後も鉱山は続いていましたが、この映画が撮られたころは、十分も九份もすでに閉山して、このあたりは寂れていたようですが、『恋恋風塵』や『悲城城市』などの映画が公開された後は観光地化され、今ではすっかり旅行客が押し寄せるようになりました。
かくいう私も2009年に行ったあと、今度は天燈上げの写真を撮りに来たいと思うようになり、今年(2016年)それがやっと実現しました。天燈上げのシーンは、数々の映画に描かれてきましたが、やはり身近で見ると感動でした。自分の願いを天燈に書いてそれを一斉に飛ばすのです。
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十分の天燈上げ

この作品はシネマート六本木が去年閉館するときにも上映されたので観たのですが、長い年月がたちフィルムは退色し、画面には雨が降っていたりしましたが、今回リマスター版が作られ、色も綺麗になって画面もすっきりしました。この映画とこの場所が大好きな私は、こういう形で残していただいてとても嬉しいです。
今回九份では、この『恋恋風塵』の場面が書かれた看板があった昇平戯院という映画館に行って、その写真を撮ろうと思っていたのですが、なんと看板の絵は変わっていました。とても残念でした。(暁)

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2009昇平戯院

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2016.3昇平戯院

2009年に平渓線を訪ねたレポート
台湾ロケ地めぐり 平渓線沿線 『台北に舞う雪』公開記念
http://www.cinemajournal.net/special/2010/pingxi/index.html


配給:熱帯美術館
公式サイト:http://tontonrenren.jp/
★2016年5月21日(土)〜6月3日(金)ユーロスペースにて2週間限定公開後、全国順次ロードショー。


☆映画『冬冬の夏休み』『恋恋風塵』 代官山蔦屋書店とのコラボ企画
舞台である「台湾」といえば、週末旅行にもピッタリな足の伸ばしやすさ、異国情緒溢れる街並みやグルメが人気の観光大国。目的ごとに、余すことなくその魅力を楽しむためにも、ガイドブックや関連書籍には目を通しておきたいもの。そんな台湾ファン、旅行好き、ホウ・シャオシェンマニアにオススメな【『冬冬の夏休み』+台湾本】コーナーが、代官山 蔦屋書店にて展開中です。
2F映像コーナーでは『冬冬の夏休み』関連の台湾映画DVDと、海外旅行で最も利用されているガイドブック「地球の歩き方」編集部推薦の台湾関連書籍を多数ご紹介。台湾エンタメに歴史、食紀行…読めばきっと旅に出たくなること間違いなし!

コーナー設置期間 5/14(土)〜5/27(金)
代官山 蔦屋書店:渋谷区猿楽町17-5 2階映像コーナー
http://real.tsite.jp/daikanyama/floor/shop/tsutaya-books/
posted by sakiko at 22:12| Comment(0) | TrackBack(0) | 台湾 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

海よりもまだ深く

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原案・脚本・監督・編集:是枝裕和
撮影:山崎裕
音楽・主題歌:ハナレグミ
出演:阿部寛(良多)、真木よう子(白石響子)、小林聡美(中島千奈津)、リリー・フランキー山辺康一郎)、池松壮亮(町田健斗)、吉澤太陽(白石真悟)、橋爪功(仁井田満)、樹木希林(篠田淑子)

良多は15年前に一度だけ文学賞を取った自称作家。取材と称して探偵事務所に勤めている。妻響子は、ギャンブル好きでいつまでも夢見るばかりの夫に愛想を尽かし、息子を連れて家を出て行った。口先だけの良多は毎月の養育費も滞りがち、息子・真悟にプレゼントもできない。ちょっと現金が入ると「増やす!」とギャンブルにつぎ込むが、儲けたためしがない。そんなダメ夫×ダメ父の良多を責めないのは、団地で一人暮らしの母親淑子だけ。たまたま淑子の家に集まった良太、響子、真悟は台風が近づいて帰れなくなり、思いがけず家族の時間を持つことになった。

いろいろな形の家族を暖かく描いてきた是枝監督。主演の阿部寛さんとは『歩いても 歩いても』(08)以来のタッグ。前作とこの作品で名前も同じ良多、樹木希林さんと2度目の親子役です。ずいぶんと大きな息子で、団地の部屋が狭くみえます。母と姉ふたりの掛け合いの間の良いこと!良多について「大器晩成」「身体だけはねぇ〜」というセリフや、母親のヘソクリまで探す弟をからかう姉に笑いました。
良多は別れたしっかりものの妻に未練たっぷりで、尾行したあげく羽振りの良さげな恋人が出来たのを知って嫉妬にかられます。阿部さんがここまでダメダメな男の役というのも珍しく、かなり情けないですが、逆に阿部さんのコミカルな面が出て悲劇に陥りません。そんな息子をどんなときでも信じる慈母の言葉は、ひとつひとつ腑に落ちるものでした
「山より高い父の愛、海より深い母の愛」と、昔から伝えられていますが、「愛」が「恩」になっていることもありますね。出典は何なんでしょうか。母の日・父の日に限らず、両親にはちょっと声かけたり思い出したりしたいものです。(白)


2016年/日本/カラー//117分
配給:ギャガ
(C)2016 フジテレビジョン バンダイビジュアル AOI Pro. ギャガ
http://gaga.ne.jp/umiyorimo/
★2016年5月21日(土)公開
posted by shiraishi at 21:18| Comment(0) | TrackBack(0) | 日本 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年05月12日

殿、利息でござる!

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監督:中村義洋
原作:磯田道史 文藝春秋刊「無私の日本人」所収
脚本:中村義洋、鈴木謙一
撮影:沖村志宏
音楽:安川午朗
出演:阿部サダヲ(穀田屋十三郎)、瑛太(菅原屋篤平治)、妻夫木聡(浅野屋甚内)、竹内結子(とき)、寺脇康文(遠藤幾右衛門)、きたろう(穀田屋十兵衛)、千葉雄大(千坂仲内)、橋本一郎(早坂屋新四郎)、中本賢(穀田屋善八)、西村雅彦(遠藤寿内)、堀部圭亮(橋本権右衛門)、松田龍平(萱場杢)、草笛光子(きよ)、山崎努(先代・浅野屋甚内十三郎)、友情出演:羽生結弦(伊達重村)

江戸中期、仙台藩の吉岡宿。造り酒屋の穀田屋十三郎はさびれていくばかりの町の行く末を案じている。「伝馬役」という使命を担って重い負担に耐えてきたが、藩からの助成金はない。仙台藩は度重なる中央への付け届けのため財政難に陥り、庶民へ重税を課していた。耐えかねた民百姓の夜逃げが続き、行く当てもなく残ったものはさらに困窮していくばかり。知恵者の菅原屋篤平治に相談したところ、復興の秘策として藩に大金を貸し付け、利息を取るのはどうかと提案される。しかし、この計画が明るみになれば、実行前に打ち首になってしまう。秘密裡にこれと思った人物に声をかけ、大金をつくる計画を立てた。目標金額は千両(三億円)!!売れるものは売り、コツコツと小銭も貯め続けるのだが、道は遠い…はるかに遠い。

「武士の家計簿」の歴史学者・磯田道史氏の著作「無私の日本人」所収の「穀田屋十三郎」が原作。古文書「報恩記」に庶民たちの記録として僧侶が書き残した実話だそうです。
吉岡宿の人々は足掛け8年で目標の千両を貯め、しかも口外せず、驕ることなく行動もつつしむという掟を自分たちと子孫に課したため、広く伝えられることがなかったとか。中村義洋監督はエンタメ度の高い人情劇にしたてあげ、芸達者な出演者たちが命を吹き込んでいます。逆転の発想と住民総がかりでの努力で、自分たちの町と暮らしを守った人たちに泣き笑いでした。仙台出身の男子フィギュアのプリンス羽生結弦くんが「殿」役でさっそうとお出まし。画面がぱっと明るくなります。

現代を見ると、被災地の救済は進まず、子供と老人の貧困率が上がり、奨学金で苦しむ学生が増えるなど、問題山積みです。消費税を上げた分はどこに行ったんでしょう。お上と庶民の構造は今も昔もそう変わらないのですね。昔こんな人たちがいたというのに、今は英断を下せる人材はいないのでしょうか。(白)


2016年/日本/カラー/ビスタ/129分
配給:松竹
(C)2016「殿、利息でござる!」製作委員会
http://www.tono-gozaru.jp/
★2016年5月14日(土)ロードショー
posted by shiraishi at 00:59| Comment(0) | TrackBack(0) | 日本 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年05月11日

ヘイル、シーザー!(原題:Hail, Caesar!)

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監督・脚本:ジョエル・コーエン、イーサン・コーエン
撮影:ロジャー・ディーキンス
音楽:カーター・バーウェル
出演:ジョシュ・ブローリン(エディ・マニックス/何でも屋)、ジョージ・クルーニー(ウイットロック/世界の大スター)、オールデン・エアエンライク(アクション俳優)、レイフ・ファインズ(映画監督)、ジョナ・ヒル(公証人)、スカーレット・ヨハンソン(若手女優)、フランシス・マクドーマンド(ベテラン編集者)、ティルダ・スウィントン(双子の記者)、チャニング・テイタム(ミュージカルスター)

1950年代のハリウッド。メジャースタジオでは命運をかけた超大作『ヘイル・シーザー!』の製作中、主演の大スター、ウイットロックが行方不明になった。誘拐事件とわかったが、決して公にはできない。解決のために白羽の矢が当たったのは、こういうときばかり重宝される何でも屋のエディだった。ウイットロックを探しつつ、若手女優やベテラン監督の問題解決に頭をひねり、まとわりつくゴシップ記者もあしらわねばならない。はたしてウイットロックを見つけ、撮影再開ができるのか?

コーエン兄弟監督のもとに豪華キャストが集まって、それぞれに新しい顔を見せてくれる作品ができました。いつもカッコよく決めるジョージ・クルーニーがセリフが覚えられない大スターだったり、スカーレット・ヨハンソンが超ワガママでビッチなお色気女優だったり、チャニング・テイタムがダンスばかりか歌まで披露してくれたり。映画黄金期のハリウッドの内側はこんなだったのか?楽屋をのぞくような楽しさと皮肉のきいたセリフが満載です。
中でも爆笑だったのがなまりのきついアクション俳優と、セリフの指導をする監督のやりとり。オールデン・エアエンライクとレイフ・ファインズなのですが、この部分を山形弁名古屋弁大阪弁博多弁うちなーぐち(沖縄弁)バージョンの字幕で見せてくれる特別予告編が公開されています。ご覧くださいませ(オールデンのなまりがうつっても責任持てません)。オールデン・エアエンライクは「スター・ウォーズ」シリーズのスピンオフ作品(2018年公開予定)で、若き日のハン・ソロ役に抜擢されたそうです。まだ先ですが楽しみですね。
『トランボ ハリウッドに最も嫌われた男』が7月に公開されますので、そちらも観るとこの時代のハリウッドがより理解できるかと思います。(白)


2016年/アメリカ/カラー/ビスタ/106分
配給:東宝東和
(C)Universal Pictures
http://hailcaesar.jp/
★2016年5月13日(金)ロードショー
posted by shiraishi at 23:32| Comment(0) | TrackBack(0) | アメリカ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする