2016年02月11日

火の山のマリア   原題:IXCANUL (VOLCANO)

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監督・脚本:ハイロ・ブスタマンテ
出演:マリア・メルセデス・コロイ、マリア・テロン、マヌエル・アントゥン

グアテマラの高地、火山のふもと。17歳になるマヤ人のマリアは、農業を営む両親と暮らしている。借地での農業は農作物が収穫できなければ追い出されてしまう。両親はマリアを地主でコーヒー農園の主任であるイグナシオに嫁がせようとする。しかしマリアは、コーヒー農園で働く青年ぺぺに恋していて、アメリカに行くというぺぺに一緒に連れていって欲しいとせがむ。味見させてくれればと言われ処女を捧げるが、ぺぺは一人で行ってしまう。やがて身篭ったことを知るマリア。一方、農場では蛇の被害に悩まされていた。妊婦には蛇を追い出す力があるという迷信を信じて儀式を行うが・・・

古代マヤ文明が栄えたグアテマラ。昔ながらの習慣や伝統を守るマヤの人たちの暮らしが垣間見える。マリアの両親はスペイン語がわからず、地主のイグナシオは自分に都合のいいように通訳をします。さて、マリアの身篭った子はどうなるか・・・ 
原題は『火山』。監督はマリアの人物像を火山と同義語になることを目指したそうです。低い位置に置かれながら、自己を爆発させようとするマリア。神々しい雰囲気も感じさせてくれる映画。(咲)


第65回ベルリン国際映画祭 銀熊賞(アルフレッド・バウワー賞)
2015年PKO OFF CAMERA映画祭 クラクフ映画賞
2015年ART FILM FEST 最優秀作品賞、最優秀女優賞(マリア・テロン)
2015年カルタヘナ国際映画祭 作品賞

2015年/グアテマラ・フランス/スコープサイズ/93分/カラー/1:1.85/5.1chデジタル/DCP/スペイン語・カクチケル語
字幕翻訳:八杉 佳穂/日本語字幕:西村美須寿
提供 ギャガ,新日本映画社/配給・宣伝 エスパース・サロウ
c Celine Croze
公式サイト:http://hinoyama.espace-sarou.com/
★2016年2月13日(土)、岩波ホールほか全国順次公開
posted by sakiko at 10:33| Comment(0) | TrackBack(0) | 中米 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

ローカル路線バス乗り継ぎの旅 THE MOVIE in 台湾

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出演:太川陽介、蛭子能収、三船美佳
ナレーター:キートン山田
主題歌:「人生という旅」由紀さおり(ユニバーサル ミュージック)
構成:釜澤安季子、音楽監督:遠藤浩二、演出:鹿島健城、

テレビ東京の人気番組「ローカル路線バス乗り継ぎの旅」が映画に! 
しかも、日本を飛び出して台湾へ!
テレビでお馴染みの太川陽介&蛭子能収のコンビに、マドンナとして三船美佳を迎えての旅。
台北駅を出発して、最南端のガランピ灯台を目指す3泊4日。
ルールはテレビと同じ。
ローカル路線バスだけを利用。高速バスは駄目。
鉄道、船、航空機、タクシーもちろん、ヒッチハイク、自転車も利用禁止。
インターネットで情報収集も禁止。
折りしも、台風が接近中。
さ〜て、3人は4日目に目的地にたどり着けるのか?

冒頭、太川陽介さんと蛭子能収さん、
「1800円払って観てくれるのかな」
「1800円払ってもらうなら、涙あり、笑いありで面白くしなくちゃね」と、映画への意気込みを語ります。
一路、南をめざして路線バスの旅。
バス停を尋ねながらの旅は、台湾の人たちとの交流の旅。
こんな旅でなければ、訪ねることもない町の数々・・・
3人と一緒にしっかりバス旅を楽しみました♪ (咲)

自転車で台湾を1周する台湾映画『練習曲』(2007)を観て、いつか台湾を1周してみたいと思っていた私ですが、なかなか行く機会を作れないまま半ば諦め気味の私に、この作品は勇気を与えてくれました。言葉が通じなくても、宿を予約していなくても行ける!これは励みになりました。しかも、台湾を紹介する旅番組では行かないような町も出てきて、こんなところに行ってみたいと思いました。この映画では台湾1周ではなく北から南へ行く旅でしたが、この映画の影響で台湾を1周したいという日本人が増えるかも…。(暁)


2015年/日本/カラー/119分/16:9/5.1chサラウンド
制作:テレビ東京 
配給:アスミック・エース
公式サイト:http://rosenbus-movie.com/
★2016年2月13日(土)新宿ピカデリー他全国公開
posted by sakiko at 10:25| Comment(0) | TrackBack(0) | 日本 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

鉄の子

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監督:福山功起
出演:田畑智子、佐藤大志、舞優、「 ジョンミョン、スギちゃん ほか

鋳物工だった父親を亡くした小学生の陸太郎(佐藤大志)は、母やよい(田畑智子)と二人暮らし。クラブで働くやよいは、馴染み客でシングルファーザーの紺(「ジョンミョン)と再婚する。義理の父の娘の真理子(舞優)は同じ年で、陸太郎と同じクラスに転校してくる。親の再婚で「キョウダイ」になった陸太郎と真理子は、クラスの悪ガキらから「夫婦、夫婦」とからかわれ面白くない。二人は「リコンドウメイ」を結成して、あの手この手で両親を離婚させようと企む・・・・

昨年7月、第12回SKIPシティ国際Dシネマ映画祭のオープニングに上映された地元川口を舞台にした作品。映画祭の一つの目的は、若手映像クリエイターの発掘・育成支援。それを初めて形にした作品で、映画祭実行委員会が主体となって製作。監督は過去本映画祭ノミネート経験もある期待の新鋭、福山功起監督。

オープニング上映の折の舞台挨拶で、監督が「自分の経験を元にした作品で、佐藤大志くんが自分の若い時」と語ると、スギちゃんが、すかさず「そんなに可愛くなかっただろう!」と突っ込み、場が湧きました。
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スタッフ日記:第12回SKIPシティ国際Dシネマ映画祭 オープニング 地元川口が舞台の『鉄の子』に会場が沸く (咲)

川口はキューポラのある町。スギちゃんは鋳物工場で働く役柄。鋳物工だった陸太郎の亡き父の同僚で、陸太郎の良き相談相手。
さて、子どもたちの離婚大作戦の行方は・・・  (咲)


2015年/日本/カラー/1時間14分
製作:埼玉県 / SKIPシティ 彩の国ビジュアルプラザ
配給:KADOKAWA
公式サイト:www.tetsunoko.jp
★2016年2月13日(土) 角川シネマ新宿、MOVIX川口ほか全国順次公開
posted by sakiko at 09:50| Comment(0) | TrackBack(0) | 日本 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする