2015年09月25日

チャンス商会 初恋を探して(原題:Salut d'Amour)

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監督:カン・ジェギュ
脚本:イ・サンヒョン、カン・ジェギュ、パン・ウンジン
撮影:イ・ヒョンドク
音楽:イ・ドンジュン
出演:パク・クニョン(ソンチル)、ユン・ヨジョン(グンニム)、チョ・ジヌン(チャンス)、ハン・ジミン(ミンジョン)、ムン・ガヨン(アヨン)

チャンスマートで働くソンチルは一人身のガンコなお爺ちゃん。近所の花屋のグンニムというおばちゃんがちょっと気になって、まるで初恋のようにドキドキして、ぶっきらぼうな態度しかとれない。不器用なソンチルを勤め先のチャンス社長や、顔見知りの高校生たちが応援する。グンニムの娘はソンチルの世話を焼く母に不満タラタラなのだが。この遅れてきた初恋の行く先は??

『シュリ』(2000年)、『ブラザーフッド』(2004年)などを送り出してきたカン・ジェギュ監督が、今回はまったく違う趣の作品をプレゼントしてくれました。高齢者の恋愛と家族の絆をじっくりと描き出しています。老いへの不安を抱えながら人生の黄昏時を歩く寂しさも。筆者も物忘れや体力の衰えなど、何かと年を感じるこのごろ、大いに親近感がわきました。
驚くような展開をしていきますが、観終わったときには暖かい思いで満たされる作品です。似た設定の映画はほかにもいくつかありましたが、これまでと違う表情を見せるベテラン俳優さん、爽やかな魅力をふりまく若手俳優のアンサンブルが楽しいです。(白)


2015年/韓国/カラー/シネスコ/111分
配給:CJ Entertainment Japan
(C)2015 CJ E&M Corporation, All Rights Reserved.
http://jangsumart.jp/
★2015年9月25日(金)よりTOHOシネマズ新宿ほか全国順次公開
入場者プレゼント!数量限定です。お早めに〜!
公開第1週はチャンヨルのクリアファイル、第2週はチャンヨルのプロマイド!!
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山形国際ドキュメンタリー映画祭2015

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プログラム概要  詳細

◆インターナショナル・コンペティション
世界各地より応募された中から15作品を上映。

◆アジア千波万波
アジアの新進ドキュメンタリー作家の作品を紹介。

◆日本プログラム
日本のドキュメンタリー作品の様々な試みを世界へ向けて紹介するプログラム。

◆ヤマガタ・ラフカット!

◆ラテンアメリカ――人々とその時間:記憶、情熱、労働と人生
1960年代には「第三映画(The Third Cinema)」と銘打たれた新しい映画の形式が模索され数々の伝説的な作家を輩出したラテンアメリカのドキュメンタリー。独裁政権時代へ突入し、国境を越えた連帯が弛まない制作を底支えし、現在へと連綿と続く映画制作の活況へと繋がっている。これまで日本でほとんど紹介されてこなかった1960〜80年代の社会変革へ挑んだ代表的なラテンアメリカ・ドキュメンタリーから現在までを俯瞰し、ラテンアメリカを糸口に今後のドキュメンタリーの可能性を探る。

◆Double Shadows/二重の影――映画が映画を映すとき
ドキュメンタリー映画において、映画を被写体として、あるいは主題として選択する行為は、映画による自分探しの旅でもある。家族によって撮られたホーム・ムーヴィー、子どもの頃から観てきた映画は、個人の記憶であると同時に、私たちを時間の流れに刻みこむ。映画史を辿ることで故国が甦り、フッテージが繋がれることで存在に生が与えられる。自閉的試みを越えて、映画的記憶の現在を再考する。

◆アラブをみる――ほどけゆく世界を生きるために
国境を越えて広がるアラビア語圏。そこには「アラブ」とひと括りにできない豊かな個々の物語が溢れている。「アラブの春」から4年。変わりゆく世界と真摯に向き合った新作と、70年代のレバノン・パレスティナを撮影した旧作を併せて上映することで、国家や共同体を越えた人々の繋がりの可能性を模索する。エジプト、シリア、パレスティナ、モロッコなどの作品を上映。上映後は、監督や足立正生らのゲストを招いてのトークショー、ライブなどを予定。

◆ともにある Cinema with Us 2015
東日本大震災、それにともなう原発事故という未曾有の体験と、そこから生まれ続ける課題を改めて見つめ、伝えていくプログラム。映画・映像に何が出来るのかを問い、YIDFF 2011からスタートしたプロジェクトを継続・深化させる。

◆やまがたと映画
山形の戦後70年を映像で見つめるプログラム。日中・太平洋戦争、そして戦後。出征、銃後、満蒙開拓、残留孤児、平和憲法、農地解放、高度成長、減反、出稼ぎ、跡継ぎ問題、東日本大震災、TPP……。時代の変化と混乱を受け止めながら、山形の人々はいかに生きてきたか。

◆審査員作品
◆オープニング上映
◆特別招待作品
◆YIDFFネットワーク企画上映
◆アジア・フィルム・コミュニティ:きらめく星座群
共催:国際交流基金アジアセンター
•ヤマガタ映画批評ワークショップ
•関連プログラム 映像は語る――ドキュメンタリーに見る現代台湾の光と影
主催:山形大学人文学部附属映像文化研究所、台湾文化部

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★2015年10月8(木)〜15(木)開催  公式サイト
会場:山形市中央公民館ホールほか

お問合:認定NPO法人 山形国際ドキュメンタリー映画祭事務局(山形事務局)
〒990-0044 山形市木の実町9-52 木の実マンション201
phone: 023-666-4480 fax: 023-625-4550 e-mail: info@yidff.jp
(東京事務局)
〒160-0005 東京都新宿区愛住町22 第3山田ビル6F
phone: 03-5362-0672 fax: 03-5362-0670 e-mail: mail@tokyo.yidff.jp


シネジャ・スタッフ数人もヤマガタ入りの予定です。今回も香味庵クラブ(映画祭ゲストとファンの交流の場。日本の伝統的お蔵を改装した和風レストランが、夜は映画祭の交流の場へ☆)で色んな人と出会い、呑み、とても楽しみです!! (千)



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2015年09月22日

サム・ペキンパー 情熱と美学 英題:PASSION & POETRY: THE BALLAD OF SAM PECKINPAH

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監督:マイク・シーゲル
製作:マイク・シーゲル、エルマー・バーガー、パトリック・グリーソン
出演:サム・ペキンパー、アーネスト・ボーグナイン、ジェームズ・コバーン 他

映画製作に一生を捧げたバイオレンス映画の巨匠サム・ペキンパーの生涯を追った待望のドキュメンタリー。監督を務めたのは映画史家であり、やはり映画製作者でもあるマイク・シーゲル。監督自身の膨大なコレクションを売り、その資金と情熱だけで撮り上げた-- ペキンパー自らが語っている映像はもちろん伝説的な俳優陣が語る数々のエピソードも見どころ。

生誕90周年・没後30年、故サム・ペキンパー監督の生涯がリアルに感じ取れる日本初上映のドキュメンタリー作品です。『荒野のガンマン』『戦争のはらわた』『コンボイ』などなどタイトルを聞けば誰もが知っている映画ばかり。59歳、心臓発作で亡くなっていたとは… ワイルドな風貌が故・立川談志師匠に似てる…。「血まみれサム」の異名を持つかたわら、なんと映画仲間に愛された監督だろう。狂気と愛は表裏一体なのだ。 (千)

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(C)2005-2015 El Dorado Productions. All rights reserved.


2005年/ドイツ/120分
配給:太秦
公式サイト
★9月26日より渋谷イメージフォーラムほか全国順次公開



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2015年09月21日

あえかなる部屋 内藤礼と、光たち

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監督・編集:中村佑子 撮影:佐々木靖之 音響:黄永昌
出演:内藤礼、谷口蘭、湯川ひな、大山景子、沼倉信子 他

体験した観客に静かな驚きをもたらす作品を発表してきた美術家・内藤礼。代表作である≪母型≫に出会い、その場のチカラに強く惹かれた監督・中村佑子は内藤を2年にわたって撮影を続けた-- しかし「撮られると、つくることが失われてしまう」と取材の半ば、内藤は撮影を拒否する…。

ドキュメンタリー映画『はじまりの記憶 杉本博司』の中村佑子監督が次に狙った被写体は美術家・内藤礼さん。内藤さんは私にとっては大学の先輩にあたるかた。だが、もちろん直接会って話したこともないし中村監督が羨ましい… そして、いつもアーティストを追いかける中村監督にも私は興味津々、取材してみたいです。内藤さんに撮影を拒否されたあとのアプローチが上手い。そして撮影の中で出会っていった5人の女性・・ 彼女たちの感情と監督のメッセージと内藤さんの作品が交わるとき、とても清々しい時間を過ごした。 (千)


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(C)TV MAN UNION / YOICHI NAGANO


2015年/日本/87分
配給:テレビマンユニオン
公式サイト
★9月19日より渋谷イメージフォーラムほか全国順次公開中



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心が叫びたがってるんだ。

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監督:長井龍雪 原作:超平和バスターズ
脚本:岡田麿里企画、清水博之、岩田幹宏
キャスト(声の出演):水瀬いのり、内山昂輝、雨宮天、細谷佳正、藤原啓治 他

人気アニメ「あの花」こと『あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。』の長井監督、脚本:岡田麿里さんとキャラクターデザイン:田中将賀が再び制作したオリジナル劇場用アニメ。子供時代に、あることをうっかり話してしまったことがキッカケで家族がバラバラになってしまう-- そんな時、突然現れた玉子の妖精に「二度と人を傷つけないよう」おしゃべりを封印されてしまった少女・成瀬順。もともとは元気な女の子だったが、ずっとトラウマを抱え心を閉ざし生きてきた。そんな順がミュージカルの主役に…。

2013年、大ヒットしたアニメ「あのはな」のスタッフが再結集。シネジャ作品紹介参照 またしても感動の一作でした。私の故郷・埼玉県。の秩父市がまたまた舞台となっております。そして、これまた音楽担当は大大好きなミトさん(クラムボン)。心の傷、葛藤、片思い・・ 誰もが経験する10代の頃の苦い想い・・ その気持ちを少しずつ解放させてゆく主人公の少女・成瀬順に、どんどん惹かれていきました。ついにラストでは大爆発?! 
埼玉県内には秩父市をはじめアニメの「聖地」が数多くあります。県では9〜10月を「アニメだ!埼玉県」と銘打ってさまざまなイベントを開催中です。是非、多くの皆様に埼玉の魅力を知っていただきたいです(お問合せ:県観光課048-830-3955) 舞台となった秩父市や横瀬町では『ここさけ』公開記念スタンプラリーもおこなわれているようです。私も久しぶりに秩父へ行ってこよう☆ (千)


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(C)KOKOSAKE PROJECT


2015年/日本/119分
配給:アニプレックス
公式サイト
★9月19日より新宿バルト9ほか全国順次公開中

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