2015年02月15日

クロード・ランズマン監督3部作 上映

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『SHOA ショア』(1985年/4部 567分)
★2015年2月14日(土)〜
『ゾビブル、1943年10月14日午後4時』(2001年/98分)
★2015年2月16日(月)〜
『不正義の果て』(原題:Le dernier des injustes)
監督:クロード・ランズマン

2013年/フランス・オーストリア合作/カラー/218分
配給:マーメイドフィルム
(C)2013 SYNECDOCHE - LE PACTE - DOR FILM - FRANCE 3 CINEA - LES FILMS ALEPH
http://mermaidfilms.co.jp/70/

★2015年2月16日(月)より3作品をシアターイメージフォーラムにて上映
チラシ(スケジュール表)のpdfダウンロードはこちら
posted by shiraishi at 21:40| Comment(0) | TrackBack(0) | フランス | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

フォックスキャッチャー(原題:Foxcatcher)

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監督:ベネット・ミラー
脚本:E・マックス・フライ、ダン・ファターマン
出演:スティーヴ・カレル(ジョン・デュポン)、チャニング・テイタム(マーク・シュルツ)、マーク・ラファロ(デイヴ・シュルツ)、ヴァネッサ・レッドグレーヴ(ジーン・デュポン)、シエナ・ミラー(ナンシー・シュルツ)

1984年ロサンゼルスオリンピックに参加、レスリングで金メダルを獲得したマーク・シュルツ。同じくメダリストの兄デイヴと研鑽を積み、メダリストの栄光は得たものの、アメリカではマイナーなレスリングは収入源にはならず、生活は苦しかった。そこへ思いがけないオファーがあり、マークは一も二もなく飛びつくのだった。マークを招いたのは大企業デュポン社の御曹司、ジョン・デュポン。自ら率いるレスリング・チーム“フォックス・キャッチャー”をソウル・オリンピックで世界一にという野望を明かし、マークに共に成し遂げようと手を差し出す。マークはその主力選手として破格の年俸で迎えられ、トレーニングを開始する。

初めて観たとき、ジョン・デュポン役が判らず「これは誰?」、キャストリストを見直しました。全く元の形も印象もとどめない役作りをしたスティーヴ・カレルでした。大財閥のデュポン家に生まれながら、母に愛されず深い孤独の中で成長し、歪んでしまったジョンを演じて鬼気迫ります。
ベネット・ミラー監督作品は長い時間をかけた綿密なリサーチを重ねて作られており、『カポーティ』(2005年)、『マネーボール』(2011年)と寡作ですが、いずれも高い評価を得ています。本作もカンヌ映画祭で監督賞を受賞しました。実際の事件を再現してみせた本作はドキュメンタリーのようにも見えますが、一人ひとりを掘り下げた人間ドラマとして、重く心に刻まれました。(白)


2014年/アメリカ/カラー/135分
配給:ロングライド
(C)MMXIV FAIR HILL LLC-ALL RIGHTS RESERVED
http://www.foxcatcher-movie.jp/
★2015年2月14日(土)より、新宿ピカデリー 他 全国公開
posted by shiraishi at 20:59| Comment(0) | TrackBack(0) | アメリカ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

娚(おとこ)の一生

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監督:廣木隆一
原作:西炯子(にし・けいこ)
脚本:斉藤ひろし
撮影:鍋島淳裕
音楽:遠藤浩二
主題歌:JUJU「Hold me, Hold you」
出演:榮倉奈々(堂薗つぐみ)、豊川悦司(海江田醇)、向井理(中川俊夫)、安藤サクラ(秋本 岬)、前野朋哉(園田哲志)、落合モトキ(友生貴広)、根岸季衣(今日子)、濱田マリ(小夜子)、徳井優(民夫)、木野花(坂田佳代)

堂薗つぐみは東京の大手企業でキャリアをつんできたが、辛い恋愛にも疲れていた。周りに知らせず退職して田舎の祖母の家でひっそりとすごしていた。体調を崩していた祖母が亡くなった後、離れのカギをもらっていたという大学教授の海江田が訪れる。とまどうつぐみに、まだ相続権のないつぐみと自分は、同じ状況だと煙に巻き、離れに住み始めた。祖母と師弟であったほかにも特別な関係だったらしい海江田は独身で、四十九日で集まった親戚を前につぐみへの愛を口にする。

人気コミックが原作の大人のラブストーリー。主人公ふたりはそれぞれ廣木隆一監督の作品に出演していますが、共演はこれが初。もう恋することはないだろうと思っていた二人が、亡き祖母が引き合わせたように恋に落ちていきます。恋はしようと思うのでなく、いつのまにか「落ちるもの」と言ったのは誰だったでしょう。
豊川悦司さんを『丹下左膳 百万両の壺』(2004)の舞台挨拶で見ていますが、長身なのも手伝って立ち姿がとてもすてきでした。目鼻立ちが整ってハンサム!っていうのでなく(ファンの方すみません)佇まいが良いのです。この作品でも、ちょっと強引なのに憎めない、セクシー+ダンディな50男です。「無理無理!」と言っていたつぐみが落ちるのも無理ありません。
今公開中の『さよなら歌舞伎町』もそうですが、廣木監督の作品はたくさんの登場人物の配役も良く、短い出番でも印象に残ります。(白)


2014年/日本/カラー/119分
配給:ショウゲート
(C)2015 西炯子・小学館/「娚の一生」製作委員会
http://otokonoissyou-movie.jp/
★2015年2月14日(土)ロードショー
posted by shiraishi at 20:23| Comment(0) | TrackBack(0) | 日本 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

マッハ!無限大(原題:Tom yum goong 2)

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監督:プラッチャヤー・ピンゲーオ
アクション監督:パンナー・リットグライ
出演:トニー・ジャー(カーム)、ジージャー・ヤーニン(ピンピン)、(LC)、ペットターイ・ウォンカム(ラオ)
古式ムエタイ兵士の末裔のカームは、今も父祖の言いつけどおり、象を守り村で暮らしている。兄弟のように育った象のコーンがさらわれてしまった。動物密輸組織のボス、スチャートを探し当ててみると、すでに殺されており、ちょうど居合わせたカームが犯人と疑われてしまう。スチャートの姪のピンピンは叔父の仇とカームを追いかける。コーンの誘拐には国際的な犯罪王LCが絡んでいた。

『トム・ヤム・クン!』(2005年)第2弾。『マッハ!』でも象を探し回っていたトニー・ジャー、まだまだ縁が切れません。『チョコレートファイター』で日本でもファンを獲得したジージャーとの超絶アクションがみどころ。カームが手を出さなくても、恨み骨髄(誤解ですが)のジージャーは聞く耳を持ちません。『アイアン・フィスト』(2012)で監督・主演をつとめたRZA(ヒップポップグループのリーダー、音楽プロデューサー)が、格闘技好きな犯罪王LCとして出演しています。
今回の断り書きは次の三つ。『マッハ!』のときは全部「〜ません」でしたね。
 ・CGを使います
 ・ワイヤーを使います
 ・スタントマンを使います

『チョコレート・ファイター』(2008年)で少女のような印象だったジージャーが大人っぽく見えると思ったら、昨年30代に入っていました。はやっ!(白)

2013年/タイ/カラー/104分
配給:クロックワークス
(C)2013 SAHAMONGKOLFILM INTERNATIONAL CO.,LTD.ALL RIGHTS RESERVED.
http://mach-infinite.com/
★2015年2月14日(土)より、新宿武蔵野館他全国ロードショー
posted by shiraishi at 19:26| Comment(0) | TrackBack(0) | タイ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

クリミナル・アフェア 魔警(原題:魔警)

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監督・原案・脚本:ダンテ・ラム
撮影:ケニー・ツェー
出演:ダニエル・ウー(デイブ・ウォン)、ニック・チョン(ホン・コン)、アンディ・オン(ペン・チャン)、リウ・カイチー(マン)

正義感の強い警官デイブが救急病院内の派出所に一人勤務していたとき、腹に重傷を負ってやってきた男がいた。同じ血液型だったため、輸血に応じ、男は命を取り留める。男を追ってきた香港警察特捜部によると、男は凶悪な強盗集団の一人、ホンだった。まだ誰とも知れない怪我人を見殺しにはできなかったデイブだが、仲間を殺された特捜部にホンを助けたことをとがめられる。

香港の俳優で警官姿が似合うのは…アンディ・ラウとダニエル・ウーという人が多いのではないでしょうか?この作品ではすがすがしい制服姿を見せるものの、ホンに遭遇したことで、蓋をしていた過去の闇にとらわれていく辛い役回り。かたやニック・チョンは公開されたばかりの『激戦 ハート・オブ・ファイト』(これもダンテ・ラム監督)のファイとは全く違う、憎憎しいキャラです。ダンテ・ラム監督お得意のひとくくりにできない善悪の攻防が展開されていく、心理サスペンスの色濃い見ごたえある作品。(白)

2014年/中国・香港/カラー/111分
配給:フリーマン・オフィス
(C)2014 Emperor Film Production Company Limited
http://cmaf-makei.jp/
★2015年2月14日(土)より、シネマート六本木ほかにて全国順次公開
posted by shiraishi at 18:52| Comment(0) | TrackBack(0) | 香港 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

フェラーリの運ぶ夢  原題:Ferrari ki Sawaari

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監督: ラジェシュ・マプスカル
出演: シャルマン・ジョシ、ボーマン・イラニ、リトウィク・サホレ
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ささやかな三世代父子家庭を切り盛りするルーシーは、交通局に勤める生真面目で善良な一市民。一人息子のカヨは、父の細やかな愛情に包まれてクリケットに熱中する12歳。キャプテンでチームのエースだが、家が裕福とは言えず、新しい用具を買うのにも一苦労。祖父は、クリケットに夢をかける二人に冷淡な態度をとる。それもそのはず、祖父にはある苦い過去があるからだった。そんな中、ロンドンにあるクリケットの聖地ローズ競技場での強化合宿選手セレクションのチャンスが訪れる。だが合格しても費用15万ルピーを払わねばならない。ルーシーの給料ではとても手が出ない金額だ。金策に走るルーシーに、儲け話が持ちかけられる。ある政治家のために、インド代表スター選手で国民的ヒーローの所有するフェラーリを借りてきたら、15万ルピーを払うというもの。一度は断るルーシーだが、なぜか次々ととんでもない事態に。手に汗握る展開、そして最後は…。
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親の収入が低いと子供は可能性をあきらめなければならないのか?夢に向かう元気をもらえる、笑って泣ける爽やかハートフル・ムービー。

実は未見なのですが、観た友人より、「これはお奨め!」と太鼓判をいただいてます。
なんといっても、『きっと、うまくいく』チームによる製作!
助監督だったラジェシュ・マプスカルが初監督に挑戦。『きっと、うまくいく』の監督ラージクマール・ヒラニとプロデューサーのヴィドゥ・ヴィノード・チョプラは脚本に協力しています。
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主役の男の子の可愛いこと!
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『女神は二度微笑む』のヒロイン役ヴィディヤー・バーランが結婚式のダンス場面に特別出演しています。

下記イオンシネマでの上映です。我が家からはちょっと遠いのですが、これはなんとしてでも観にいきます! (咲)


千葉県 イオンシネマユーカリが丘 2/21土〜
茨城県 イオンシネマ守谷 2/21土〜
愛知県 イオンシネマ豊川 2/21土〜
愛知県 イオンシネマ名古屋茶屋 2/21土〜
石川県 イオンシネマ金沢 2/21土〜
山形県 イオンシネマ米沢 2/28土〜
神奈川県 イオンシネマつきみ野2/21土〜

2012年/インド/139分/ヒンディー語
(C) Vinod Chopra Productions
配給宣伝: インド総合研究所/ニュー・シネマ・スタンダード
協力: 日本クリケット協会
公式サイト:http://new-cinema-standard.com/ferrari-ki-sawaari-jp/
★2015年2月21日(土)より、イオンシネマ 市川妙典ほかイオンシネマにてロードショー
posted by sakiko at 12:38| Comment(0) | TrackBack(0) | インド | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

女神は二度微笑む 原題:Kahaani

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監督・脚本:スジョイ・ゴーシュ
出演:ヴィディヤー・バーラン、パラムブラト・チャテルジー、ナワーズッディーン・シッディーキー、(声の出演)アミターブ・バッチャン

コルカタ空港に降り立った美しい妊婦ヴィディヤ。ロンドンに住むITセキュリティ専門家の彼女は、1ヵ月前にコルカタに出張した同業の夫アルナブと連絡が取れなくなり、心配になって探しに来たのだ。タクシーで地元警察署に直行し失踪届を出す。警官のラナに同行してもらい夫の足取りを追うが、宿泊先にも勤務先にも夫の痕跡が一切ない。やがて、夫に風貌の似たミラン・ダムジという危険人物の存在が浮上。デリーから国家情報局の捜査官カーンがやってくる・・・

 
冒頭、ネズミの生体実験。一転、満員の地下鉄で泣き止まない赤ん坊を抱えた女性。「ミルクがないの」と降りていった後に残された荷物の中にミルク入りの哺乳瓶が・・・ 一瞬にして人々が倒れる。30歳以上の日本人なら、20年前の地下鉄サリン事件を思い出す場面。
ヴィディヤがコルカタに来たのは、この無差別テロから2年後。夫の出張は1ヵ月前。どう関係あるの?と、最初から???がいっぱいの本作。
2012年アジアフォーカス福岡国際映画祭で『カハーニー/物語』のタイトルで上映され、あっと驚くどんでん返しに、え〜! もう一度観て確認したい!と思っていたのでした。
 結末がわかっていてミステリー映画を観るのはつまらないという方もいるけど、伏線があっちにもこっちにもあるのがわかって2度楽しめる!
なのですが、『女神は2度微笑む』の邦題には、どこで2度微笑んだ?と、突っ込みを入れたくなります。原題『Kahaani』は、直訳すれば「物語」ですが、本作では「作り話」がぴったりと、ウルドゥー文学研究者の麻田豊氏。でも、それでは何が作り話?と、つい考えながら観てしまうでしょう。『女神は二度微笑む』という邦題、一般の映画ファンを呼び込むのに工夫された絶妙なタイトルだと私は思います。

さて、この女神とは、物語のクライマックスに出てくる「ドゥルガー・プージャー」の祭りで祝われるヒンドゥー教の戦いの女神ドゥルガーのこと。優雅な容姿と激しい気性という二面性を持つ女神。美しく聡明な主人公ヴィディヤにも重なります。

あと、アジアフォーカスの時には知らなかった俳優さんが、その後観た作品に出ていたのを発見。
捜索を手伝う地元警官のラナが、ほんわか癒し系でいいな〜と思ったら、『オプーのうた〜「大地の歌」その後』(2014年東京国際映画祭で上映)で冴えない雰囲気の主役だったパラムブラト・チャテルジーでした。
そして、『めぐり逢せのお弁当』で電車の中で野菜を刻んでいたお調子者のナワーズッディーン・シディーキーが、本作では、デリーからやってきた切れ者捜査官。強面です。
二人とも同じ人物と思えない! 役者ですね〜
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左パラムブラト・チャテルジー  右ナワーズッディーン・シッディーキー

興味深いのが言葉。地元の人たちどうしではベンガル語で話していますが、ヴィディヤやデリーから来た捜査官とはヒンディー語で話しています。
「ビディヤ」と呼ばれて「違うわ」と怒るヴィディヤに、ラナが申し訳なさそうに「ベンガル語ではvとbの発音が同じ」と弁明。松岡環さんの字幕に工夫が光ります。

ちなみに、ラナ役のParambrata Chatterjeeは、ベンガル語映画界で人気の俳優さんで、ヒンディー語読みではパラムブラト・チャテルジーですが、ベンガル語読みでは、ポロムブロト・チョットパッダエ。
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出番は少ない夫アルナブ役Abir Chatterjee(写真:左)もベンガル映画界で活躍している方。配役をみると、Chatterjeeだらけなのですが、ベンガルの名前には、○○jeeと付く人が多いようです。
さらに、コルカタでは人の名前に愛称名と公称名二つの名前があるそうで、これも物語の隠し味。
路面電車や人力車が行き交う混沌とした町並み、躍動感あふれる市場の様子など、コルカタ出身の監督らしく、コルカタの町が生き生きと描かれていてそれも映画の楽しみ。
謎解きを楽しみながら、風物もたっぷり味わえる1作です。(咲)


2012年/インド/ヒンディー語・英語・ベンガル語/123分
配給:ブロードウェイ
配給協力:コピアポア・フィルム
公式サイト:http://megami-movie.com/
★2015年2月21日よりユーロスペースほか全国順次ロードショー
posted by sakiko at 11:54| Comment(0) | TrackBack(0) | インド | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

味園ユニバース

監督:山下敦弘
脚本:菅野友恵
撮影:高木風太
音楽:池永正二
主題歌:渋谷すばる「記憶」「ココロオドレバ」(インフィニティ・レコーズ)
出演:渋谷すばる(大森茂雄&ポチ男)、二階堂ふみ(佐藤カスミ)、鈴木紗理奈(マキコ)、川原克己(タクヤ)

大阪のとある広場。「赤犬」のライブにふらふらと現われた若い男がマイクをひったくると、いきなり歌い出す。みんなが息を飲むような歌声だった。ばったり倒れてしまった男をマネージャーのカスミがうちに連れ帰った。名前はおろか何一つ記憶がなかったが、歌うことだけはできた。おじいと2人暮らしのカスミは「ポチ男」と名前をつけて、家の雑用を手伝わせ、バンドのボーカルに入れることにした。

広場の観客と同じく、渋谷すばるの歌に驚きました。「関ジャニ∞」は知っていたけれど、こんなに上手いひとがいたなんて!知りませんでした!!
歌うこと以外全ての記憶をなくした男、というのははまり役です。ちょっと悪そうで、無愛想。おじいちゃんが喜ぶ料理が作れて、こまめに働いてくれるポチ男と、しっかりもののカスミの同居がうまくいきかけたとき、ポチ男の記憶がところどころ戻ってきます。さて…。
山下監督の学校の先輩だという「赤犬」の面々は今も現役で活躍するバンド。その根城が元グランドキャバレーだった「味園(みその)ユニバース」。ポチ男がバンドに入って、化学変化が起きるように歌も空気も変わって行くところがミソ、いや見どころです。いつまでも残る主題歌がgood!カスミの口癖の「しょーもな」も可愛いです。(白)


2015年/日本/カラー/103分
配給:ギャガ
(C)2015『味園ユニバース』製作委員会
http://misono.gaga.ne.jp/
★2015年2月14日(土)TOHOシネマズ 六本木ヒルズ 他 全国ロードショー

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9年ぶり映画出演の鈴木紗理奈さん(マキコ)、二階堂ふみさん(カスミ)、山下敦弘監督


画像は2月14日初日舞台挨拶の一コマ。渋谷すばるさんは映画と同じく「古い日記」冒頭をサプライズで熱唱。
現場での思い出のほか、全員の「しょーもな」エピソードが披露されました。

渋谷:マネージャーに「俺のダメなところ教えて」って聞いたら、かぶり気味に「愛想がないです」って。「ごめん…」って言いました(笑)
二階堂:最近マナーモードにして寝ちゃって寝坊してしまいました。
鈴木;撮影でタバコを吸いすぎて胃が悪くなりました。・・・え、これダメなエピソード?言ってよかった??(笑)
監督:つい最近酔っぱらって銀行のカードを無くしてしまって、正直今落ち込んでいます。嫁になんて言われるかなって。
posted by shiraishi at 03:11| Comment(0) | TrackBack(0) | 日本 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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