2015年01月08日

アマゾン大冒険〜世界最大のジャングルを探検しよう!〜   原題:Amazonia

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ティエリー・ラコベール監督
出演:フサオマキザルの子猿“サイ” 他、アマゾンの動植物たち

世界最大の熱帯雨林面積を誇るアマゾン。
人間に飼われていた主人公のフサオマキザルの子猿“サイ”は、乗っていた飛行機がアマゾンに墜落し、突然、緑深いアマゾンに放り出されてしまう。家の中で飼われていたサイはおっかなびっくり檻から出て、壮大な自然の中で様々な出来事を体験する。食べ物を探し出すことから始め、他の動物に追いかけられ、恐怖を覚え、檻に戻っていたサイは、仲間と出逢い、生きていく術を学ぶ。サイの行動とともに映し出されるアマゾンの自然や生きものの数々。昆虫から動物、食べられる植物と、カラフルな映像が続く。そして、天気の変わり目や、朝夕の緑の大地の景色。サイはとうとう自然に帰ってゆく。
『ホワイト・プラネット』のフランス人監督ティエリー・ラコベールが2年の歳月を費やし撮影に挑んだアドベンチャー大作。自然や生きものへの知識を深めてもらうため、日本公開版ナビゲーターとして、動物のみならず生きものが大好きだという田中直樹さん(ココリコ)がアマゾン案内人としてナレーションを担当。映画の魅力を伝えてくれる。

延々と緑の続くアマゾンの広大な大地、くねくねと流れる河の数々。ダイナミックな映像美だけではなく、足元の小さな昆虫や、絶滅危惧種も含めた貴重な生きものも数多く登場。そして、色のあざやかなこと。それに、自然だけでなく、子ザルを主人公にして物語り仕立てにしたアマゾン冒険物語もいい。よくこんな風に物語になったなあと感心する。
子供の頃、アマゾンは「緑の魔境」と言われていた。大自然の宝庫として新発見の動植物が紹介され、それらを見聞きするうちに、「大人になったらアマゾンに移住したい!」とまで思った。
この作品は、とにかく新しい映像技術を駆使して撮影されたアマゾンの映像がすばらしい! アマゾンに関する本もたくさん読み、思い入れがあった私としては、もちろんアマゾンに関する映像もたくさん見てきた。そんな私が言うんですから太鼓判です!(暁)


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(C) 2013 BILOBA Films - GULLANE - GEDEON Programmes - France 2 Cinema - GLOBO Filmes - IMOVISION - LE PACTE

2013年/フランス・ブラジル/カラー/ビスタ/83分
配給:クロックワークス
公式HP:http://amazondaibouken.com/
★2015年1月17日(土)角川シネマ新宿、全国イオンシネマ(一部劇場を除く)ほかにて公開!


◆ナレーターのアマゾン案内人、田中直樹さん(ココリコ)のオフィシャルインタビューをかいつまんで紹介します。
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Q:『アマゾン大冒険〜世界最大のジャングルを探検しよう!〜』を観て感じたことは?
田中さん:フサオマキザルのサイ君や登場する多種多様な生き物たち、全ての生き物が生きる事に真っ直ぐです。僕はそこに感動します。アマゾンの魅力が爆発している映画だと思います。この映画の主人公である「フサオマキザル」の適応能力やコミュニケーション能力は凄いなと改めて思いました。それと、個人的にアマゾンで「ジャガー」を生で見たいという思いがあるので、ジャガーが出てくると心拍数が上がります。アマゾンのような秘境にはまだ行った事がないので、とにかく死ぬまでにアマゾンには行ってみたいと思っています。

Q:幼稚園や小学生くらいの年齢のお子様や、パパやママへのメッセージを
田中さん:木に登るのがうまかったり、隠れるのがうまかったり、毒を持っていたり、アマゾンにはオモシロイ生き物たちがたくさんいます。この映画で気になった生き物をもっと深く調べてみてもオモシロイかもしれません。日本にはいない、なかなか見られない生き物がたくさん出て来ます。生き物を通してアマゾン、更には地球の魅力に触れてみませんか?

今まで出会った中でご自身のお子様にも見せてあげたいと思った珍しい動物はという問いには「地球上最大の生き物、シロナガスクジラ。同じ哺乳類でこんなに大きな生き物がいるんだと自分の目で見て感じて欲しい」という田中さん。
一番好きな動物は「サメです。500種程いると言われている。22cm程のツラナガコビトザメもいれば、12〜13mのジンベイザメもいたりと、大きさの幅広さも好き。そして何よりもサメのフォルムが大好きです」という田中さんでした。
posted by akemi at 04:55| Comment(0) | TrackBack(0) | ブラジル | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年01月04日

劇場版 神戸在住

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監督:白羽弥仁 
原作:木村紺「神戸在住」(講談社 刊)
出演:藤本泉、菅原永二、浦浜アリサ、松永渚、柳田小百合、松尾貴史、田中美里(友情出演)、仁科貴、愛華みれ、竹下景子

父の転勤で、東京から神戸にやって来た19歳の辰木桂。大学の美術科に入学したての頃、東遊園地で一休みしている桂に、中年女性が声をかけてくる。「震災前は、あそこに家があったんよ」と公園の向こうのビルを指す。
大学では、神戸や近隣の関西出身のクラスメート洋子、タカ美、和歌子と親しくなり、授業が終わると一緒に街歩きしたり、カフェでおしゃべりしたりして神戸の町にも慣れてくる。桂も同級生たちも、震災後の生まれ。すっかり綺麗になった町からは、阪神・淡路大震災の惨状を想像できない。
ある日、桂は元町でギャラリーを営むイラストレーターの日和洋次と出会う。車椅子生活をおくる日和だが、精力的に創作活動を行って有力な賞も受賞し、絵の売上金を各地の震災復興に寄付するなど社会貢献でも注目を集めていた。そんな日和の姿に、桂は励まされ、自身の中で何かが変わっていく・・・

1995年1月17日の朝、テレビをつけた時に、生田神社がぺしゃんこになった姿が飛び込んできて、にわかに何が起こったのか理解できなかったのを昨日のことのように思い出します。生まれ故郷・神戸での大震災。親戚や同級生も被害を受けて、身近な出来事でしたが、実際に体験していない私には、やっぱり他人事。でも、いつ自分に降りかかるかもしれないのが自然災害。
阪神・淡路大震災から20年という節目に放映されるドラマと同時に公開が始まる劇場版。
日本の各地に、災害で被害を受けて、心の傷がいつまでも癒されない人たちがいることに思いが至ります。
でも、実のところ、『神戸在住』には、旧居留地、その隣にある大丸、元町、南京町、そしてトアロードから異人館のある北野町・・・と、懐かしい神戸の町のあちこちが出てきて、私にとっては望郷の念を掻き立てるものでした。ご覧になったら、きっと神戸の町を歩きたくなるはず! 観光誘致にもなっているかな?(咲)


配給:アイエスフィールド 
製作:サンテレビジョン 
後援:兵庫県、神戸市、 神戸市教育委員会、神戸新聞社 
特別協賛:神戸山手学園/協賛:ミント神戸、神戸ポートピアホテル、鞄月ナ、叶_戸製鋼所、且O井住友銀行、樺r田泉州銀行 

2014年/日本/カラー/96分/ステレオ/ビスタサイズ/G
公式サイト:http://www.is-field.com/kobe-zaiju/
★2015年1月17日 ヒューマントラストシネマ渋谷ほか全国順次公開
放送版ドラマは、2015年1月17日(土)サンテレビジョンにて20時00分放送 

スタッフ日記ブログ
●神戸から帰った直後に観た『神戸在住』で、故郷の良さをしみじみ (咲)
http://cinemajournal.seesaa.net/article/409151795.html

posted by sakiko at 22:43| Comment(0) | TrackBack(0) | 日本 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

サン・オブ・ゴッド(原題:Son of God)

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監督:クリストファー・スペンサー
脚本:クリストファー・スペンサー、コリン・スウォッシュ
出演:ディオゴ・モルガド(イエス・キリスト)、ローマ・ダウニー(聖母マリア)、グレッグ・ヒックス(ピラト)、エイドリアン・シラー(カイアファ)、アンバー・ローズ・レバ(マグダラのマリア)、ダーウィン・ショウ(ペトロ)、セバスチャン・ナップ(ヨハネ)

「救い主となる」という予言により受難の運命を背負って生まれた「神の子」イエス・キリストの生涯を描いた作品。

2013年に米ヒストリー・チャンネルで放送され、全米で反響を呼んだドラマ「ザ・バイブル」(全10話)を映画化したもの。イケメンぶりが評判になったポルトガル出身のディオゴ・モルガドがドラマと同じくイエス・キリスト役。ぜいたくを言えば、迫害を受けてからはもう少し痩せてほしかった。(白)

2014年/アメリカ/カラー//138分
配給:ブロードメディア・スタジオ
(C)2014 LightWorkers Media Inc.
and Hearst Productions Inc.All Rights Reserved.
http://www.sonofgod.jp/

★2015年1月10日(土)新宿ピカデリー、丸の内ピカデリーほか全国ロードショー
posted by shiraishi at 21:10| Comment(0) | TrackBack(0) | アメリカ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

ジミーとジョルジュ 心の欠片を探して(原題:Jimmy P. Psychotherapy of a Plains Indian)

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監督:アルノー・デプレシャン
脚本:アルノー・デプレシャン、ケント・ジョーンズ、ジュリー・ペール
出演:ベニチオ・デル・トロ(ジミー/ジェームズ・ピカード)、マチュー・アマルリック(ジョルジュ・ドゥブルー)、ジーナ・マッキー(マドレーヌ)、ラリー・パイン(メニンガー医師)

アメリカ、モンタナ州で暮らしているジミーは、第2次大戦から戻って以来、身体の不調が続いていた。原因がわからず軍病院の医師は、人類学者で精神分析医のジュルジュを呼び寄せる。アメリカ・インディアンを民俗学的に研究していたジュルジュは、ジミーと対話を続け、彼の症状は心理的なものが原因と判断する。

アメリカ・インディアンのジミーと、ハンガリー出身のユダヤ人ジュルジュ。初めて会った二人が、患者と医師という立場を越えて友情を育んでいきます。ジュルジュはジミーと対話することで、ジミーばかりでなく自らの心のうちも覗くことになります。
成長過程のできごとや、夢判断の話など画面を観ながら、自分に置き換えていました。演技巧者の二人の共演を観たのは初めての気がしますが、体格もまったく違う二人のシーンはなんだかほのぼのしていました。しかしなんでネクタイをあんなに短く結ぶんでしょう?当時(1948年)の流行なのか?(白)


2013年/フランス/カラー/117分
配給:コピアポ・フィルム
(C)2013 Why Not Productions-France 2 Cinema-Orange Studio
http://kokoronokakera.com/

★2015年1月10日(土)シアター・イメージフォラーム 他全国順次公開
posted by shiraishi at 21:04| Comment(0) | TrackBack(0) | フランス | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

薄氷の殺人(原題:白日烟火 英題:Black Coal, Thin Ice )

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監督・脚本:ディアオ・イーナン
撮影:トン・ジンソン
音楽:ウェン・ジー
出演:リャオ・ファン(ジャン)、グイ・ルンメイ(ウー・ジージェン)、ワン・シュエピン(リアン・ジージュン)、ワン・ジンチュン(ロン・ロン)

1999年夏。中国の華北地方で男性の切断死体の部分が、6つの都市・15箇所の石炭工場で次々と見つかった。妻に離婚を切り出されたばかりのジャン刑事が捜査を担当する。被害者はリアン・ジージュンと判明し、有力な容疑者としてリウ兄弟を逮捕に向かう。しかし銃撃戦となって抵抗した兄弟と同僚が死亡、ジャンも銃弾を受けて入院する羽目になった。
2004年冬。怪我のため警察を辞職、妻とも別れ、警備員として暮らしていたジャンは、酒びたりの毎日を送っていた。元同僚から5年前と似た猟奇事件のことを耳にする。被害者はいずれもリアン・ジージュンの未亡人ウーと親密な関係であったという。ウーの調査を始めたジャンもまた若く美しい彼女が気になっていく。

頭部だけが見つからないバラバラ殺人。追い詰めた容疑者は死亡と、いったんは手詰まりになるのですが、5年を経て新たな展開になります。やさぐれたジャンが、清楚な美貌のウーに疑惑を持ちながらも次第に惹かれていくのは、サスペンスの辛味の中にちょっと甘味が加わった感じです。ミステリアスな未亡人を演じるグイ・ルンメイのデビューは高校生のとき、『藍色夏恋』(2002年)ですから、すっかり大人の女性になったんだなぁとおばちゃんは感慨しきりです。
ディアオ・イーナン監督の名前に馴染みがありませんでしたが、『スパイシー・ラブスープ』(98)、『こころの湯』(99)の脚本を書かれていました。この作品は3本目の監督作(前の2作は日本公開されていないようです)。2014年の第64回ベルリン国際映画祭において金熊賞(作品賞)、銀熊賞(男優賞)をダブル受賞しました。(白)


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              ディアオ・イーナン監督 (撮影:宮崎暁美)

2014年/中国/カラー/106分
配給:ブロードメディア・スタジオ
(C)2014 Jiangsu Omnijoi Movie Co., Ltd. / Boneyard Entertainment China (BEC) Ltd. (Hong Kong). All rights reserved.
http://www.thin-ice-murder.com/

★2015年1月10日(土)新宿武蔵野館、ヒューマントラストシネマ有楽町ほか全国順次公開
posted by shiraishi at 20:54| Comment(0) | TrackBack(0) | 中国 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする