2014年09月13日

猿の惑星:新世紀(ライジング)(原題:Dawn of the Planet of the Apes)

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監督:マット・リーヴス
出演:アンディ・サーキス(シーザー)、ジェイソン・クラーク(マルコム)、ゲイリー・オールドマン(ドレイファス)、ケリー・ラッセル(エリー)、トビー・ケベル(コバ)、ニック・サーストン(ブルーアイズ)、ジュディ・グリア(コーネリア)、コディ・スミット=マクフィー(アレクサンダー)

高い知能を得て、閉じ込められた施設から仲間とともに逃げ出したシーザー。10年後、シーザーはサンフランシスコから離れた森の奥深くにエイプ(猿)たちのコミュニティを作り、指導者となって穏やかに暮らしていた。妻のコーネリアとの間に息子ブルーアイズが生まれ、2番目の子どもが授かったところだ。
人間社会では蔓延した強力なウィルスのため多くが死亡、免疫を持ったわずかな者だけが生き延びていた。エネルギーが枯渇して古いダムに活路を求め、数人がシーザーたちのテリトリーに入り込んでしまう。かつて実験動物として飼われていたコバは苦痛を与えられた日々を忘れず、今も人間を激しく憎んでいる。人間社会に先制攻撃をしようといきりたつコバを制し、シーザーは侵入者たちに森に近づかないよう強く警告する。
言葉を解する猿に驚き、恐怖する人間たちの中でひとりマイケルだけがシーザーを信じようとしていた。

『猿の惑星:創世記(ジェネシス)』(2011)の続編。2000頭もの群れのリーダーとなったシーザーはますます思慮深く賢くなり、身振りや簡単なことばで、意志を通じさせることを仲間に広めています。シーザーは幼いころ人間に愛されて育っているので、戦うのではなく共存を望んでいますが、憎悪にとらわれているコバたちとの溝は深まっていきます。
人間よりも身体能力に優れ、道具やエネルギーに頼らずとも生きていけるシーザーたちを見ると、人間に取って代わるのも夢物語ではないわ、とうなずけます。シーザーのような指導者が人間側には出ず、壊滅させる方向にばかり進んでしまうのが現実世界の反映のようで辛い・・・。
前作よりさらに精巧になったCG処理、描き(演じ)分けられている個体差、その豊かな表情に感心しました。これまではブルー・スクリーンを背景にモーションキャプチャーを装備した俳優が1人で動いて合成していたのに、今はカメラや技術の進歩で、屋外で複数の俳優が一緒に演じることができるのだそうです。いやはや凄い!(白)


2014年/アメリカ/カラー/131分/2D,3D
配給:20世紀フォックス映画
(C) 2014 Twentieth Century Fox
http://www.foxmovies.jp/saruwaku-r/

★2014年9月19日(土)TOHOシネマズ 日劇他全国ロードショー
9/13日(土)・14日(日)・15日(祝・月)先行上映決定!上映館はHPでお確かめ下さい。
posted by shiraishi at 23:48| Comment(0) | TrackBack(0) | アメリカ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

柘榴坂の仇討

監督:若松節朗
原作:浅田次郎(「五郎治殿御始末」所収 中央公論新社刊/新潮文庫刊)
出演:中井貴一、阿部寛、広末涼子、中村吉衛門、高島政宏、真飛聖、吉田栄作、堂珍嘉邦、近江陽一郎、木アゆりあ、藤竜也

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完成披露記者会見  撮影:宮崎暁美


安政7年3月3日、江戸城桜田門外で大老の井伊直弼(中村吉右衛門)が襲撃され殺される。御駕籠回り近習役として仕えていた彦根藩士の志村金吾(中井貴一)は、主君を守りきれなかったことを悔み、刺客を明治に入っても探し続ける。13年後、刺客の最後の生き残りである佐橋十兵衛(阿部寛)を見つけ出す。直吉と名を変えた十兵衛の引く人力車に乗り、雪の柘榴坂をあがっていく。しかし皮肉にもその日、明治の新政府は“仇討禁止令”を布告していた・・・・

明治維新で世の中が一変し、服装も髪型も変わっていく中、丁髷姿に刀を差した武士の姿のままの金吾。方や、身分を隠して、車引きとなった十兵衛。どちらも過去をひきずりながらの人生。
映画を観ていて、明治維新の時代に生きた人たちは、時代の変遷をどうやって乗り越えたのだろうと思いを馳せました。そして、自分がもしあの時代に生きていたら、どう対応しただろうと。 思えば、私の身近には、1979年のイスラーム革命を乗り越えてきたイランの人たちがいます。体制ががらっと変わっても、なんとか身の置き場を考えて生きていくしかないのを感じます。(咲)


特別記事 『柘榴坂の仇討』完成報告記者会見レポート
http://www.cinemajournal.net/special/2014/zakurozaka/index.html

スタッフ日記ブログ
『柘榴坂の仇討』完成報告記者会見で、柘榴味のかき氷  
http://cinemajournal.seesaa.net/article/403082055.html

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柘榴シロップのカキ氷を食べる二人 撮影:宮崎暁美


配給:松竹
2014年/日本/119分
公式サイト:http://zakurozaka.com/
★2014年9月20日 (土)全国ロードショー
posted by sakiko at 17:40| Comment(0) | TrackBack(0) | 日本 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする