2014年08月03日

ソウォン 願い(英題:Hope)

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監督:イ・ジュンイク
脚本:ジョ・ジュンフン、キム・ジヘ
撮影:キム・テギョン
出演:ソル・ギョング(ドンフン)、オム・ジウォン(ミヒ)、イ・レ(ソウォン)、キム・ヘスク(ひまわりセンター心理療法士)、キム・サンホ(ヨンソクの父)、ラ・ミラン(ヨンソクの母)、キム・ドヨプ(ヨンソク)

文房具店の一人娘ソウォンは、8歳の小学生。野球好きの父ドンフン、働き者の母ミヒとつつましいながら幸せに暮らしていた。ある雨の日、登校の途中で傘を持たず濡れている酔っ払いに声をかけられる。男にひどい暴行を受けたソウォンは、命は取り留めるが心身共に消えない傷を負ってしまった。殺到するマスコミに追われ、犯人逮捕のために繰り返される質問、容疑者が捕らえられてからは法廷での証言と、ソウォンたちには辛く苦しい日々が続く。

この事件は韓国で実際にあった事件と裁判を元に作られています。
必死で犯人を探し娘を案じているのに、ひどく傷ついた娘に怖がられてしまう父親、なんでうちの子だけが、と無事な他の子を呪いたくなる母親、その辛さを渾身で演じたソル・ギョング、オム・ジウォンに襟元を掴まれて揺さぶられているような思いがしました。
ソウォン役のイ・レはオーディションで選ばれたそうですが、健気で愛らしくどのエピソードを見ても涙を誘います。同じ年頃の子どもや孫のいる人(筆者も)は身につまされるでしょう。ハンカチ、ティッシュ必携。泣かずにいられませんが、再生の物語ですので安心して観に行ってください。(白)


2013年/韓国/カラー/123分/
配給:アットエンタテインメント
(C)2013 LOTTE ENTERTAINMENT All Rights Reserved
http://hopemovie2014.com/

★2014年8月9日(土)より、新宿シネマカリテほか全国順次ロードショー
posted by shiraishi at 20:55| Comment(0) | TrackBack(0) | 韓国 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

バトルフロント (原題:Homefront)

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監督:ゲイリー・フレダー
製作・脚本:シルヴェスター・スタローン
原作:チャック・ローガン
出演:ジェイソン・ステイサム(フィル・ブローカー)、ジェームズ・フランコ(ゲイター・ボーダイン)、ウィノナ・ライダー(シェリル・モット)、ケイト・ボスワース(キャシー・ボーダイン)、イザベラ・ヴィドヴィッチ(マディ・ブローカー)

元CIAの麻薬潜入捜査官だったフィルは、ある事件をきっかけに退職し、一人娘のマディと亡き妻の故郷へ移り住む。人とあまり関わらず、これまでとは違う穏やかな生活を送るつもりだった。マディが学校でいじめに逢い、相手の男子に反撃したことで風向きが変わってしまった。激昂した母親が自分の兄ゲイターに仕返しをするように頼んだのだ。麻薬密売人のゲイターは、フィルの過去を知って一儲けしようと企む。

シルヴェスター・スタローンが自身が主演するつもりで脚色していた脚本を、『エクスペンダブルズ3』(11月公開予定)で共演したジェイソン・ステイサムにバトンタッチしたのだそうです。『ロッキー』(1976年)からそろそろ40年、1946年生まれのスタローンもシルバー世代になりました。脚本・監督も続けてクリント・イーストウッドに続くのでしょうか?
ジェイソン・ステイサムは妻の忘れ形見の娘(可愛い!)を命がけで守る父親が意外に似合っています。もちろんアクションもたっぷり。まず「警告」するのが今までとは違います。こちらは元CIAだからか?
ジェームス・フランコは作中で「見た目と違って危ないヤツだから気をつけろ」なんて言われていました。そういえば『スパイダーマン』シリーズで、ハリー・オズボーン役でした。一見優しげな人が実は悪人とか、悪に変貌していくとかにぴったりかも。(白)


2013年/アメリカ/カラー/100分/シネスコ
配給:ショウゲート
(C)Homefront Productions, Inc. 2013
http://battlefront.jp/

★2014年8月9日(土)より新宿バルト9、ヒューマントラストシネマ有楽町ほか全国順次公開
posted by shiraishi at 20:46| Comment(0) | TrackBack(0) | アメリカ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

ライズ・オブ・シードラゴン 謎の鉄の爪  原題:狄仁杰之神都龍王 英題:Young Detective Dee: Rise of the Sea Dragon

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監督:ツイ・ハーク
出演:マーク・チャオ、ウィリアム・フォン、ケニー・リン、アンジェラベイビー、キム・ボム、チェン・クン、カリーナ・ラウ、フー・トン

西暦665年、唐朝の末期。第3代皇帝・高宗と皇后の則天武后(カリーナ・ラウ)が敵国に送り出した10万におよぶ水軍艦隊が、正体不明の何者かの襲撃を受けて壊滅させられてしまう。「これは、海の神・龍王の仕業で、その怒りを鎮めるには若い女性を生贄に捧げなければならない」という噂が広まる。洛陽の都で一番美しい花魁のイン(アンジェラベイビー)に白羽の矢が立たれる。一方、迷信を信じない則天武后は、大理寺(最高裁判所)の司法長官ユーチ(ウィリアム・フォン)に、10日間で怪事件を解明せよと命じる。ちょうどその頃、大理寺に赴任草々、インの誘拐事件に巻き込まれた若い判事ディー・レンチェ(マーク・チャオ)は、インを救出する。その夜、インの部屋に怪物が現れる。池に逃げ込んだ怪物をディーは追うが見失ってしまう。ユーチは怪物との関係を疑って、ディーを逮捕してしまう。ディーは地下牢で医官シャトー(ケニー・リン)と知り合い、共謀して脱出。事件の真相を調べ始める。インは、怪物の正体は、半年前に恋に落ちた詩人ユエン(キム・ボム)ではないかという。ディーたちは怪物を捕え、シャトーの師匠ワン(チェン・クン)の元に連れていく。
ユエンは人体を支配する虫・蟲(こ)により、姿を怪物に変えられていたのだ。ワンの荒療治で次第に元に戻っていく。ユエンは、朝廷御用達の名門茶屋・清心茶房の御曹子で、半年前に東島からやって来たフォ・イー(フー・トン)に蟲を盛られ、治療法と引き換えに門外不出の雀舌茶の製法を教えたという・・・・

めくるめくツイ・ハークの世界が全開です! 
カリーナ・ラウの則天武后の貫禄ぶりはもちろんのこと、アンジェラベイビーの花魁の可憐さ、怪物に変えられていた詩人ユエンを演じた韓国の俳優キム・ボムの可愛らしさ、そして、チェン・クンは、え?これがとちょっと驚く風貌ですが、これまた魅力的。
前作『王朝の陰謀/判事ディーと人体発火怪奇事件』では、アンディ・ラウが名探偵ディー・レンチェを演じていましたが、今回は、さらに若い時代の物語。台湾のマーク・チャオを起用。なかなかの落ち着きぶりです。 (咲)


配給:ツイン
2013年/中国・香港/カラー/シネマスコープ/ドルビー5.1ch/133分
公式サイト:http://www.u-picc.com/SEADRAGON/
★2014年8月2日シネマート新宿、シネマート六本木ほか全国順次ロードショー
posted by sakiko at 10:12| Comment(0) | TrackBack(0) | 香港 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする