2014年08月10日

朝鮮美女 三銃士

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監督:パク・チェヒョン
出演:ハ・ジウォン(『恋する神父』『ハナ 奇跡の46日間』「チェオクの剣」「シークレットガーデン」、カン・イェウォン、ソン・ガイン、コ・チャンソク(「花を咲かせろ!イ・テベク」)、チュ・サンウク(「グッド・ドクター」「神々の晩餐」)、チェ・ソンミン

「もしも朝鮮に“チャーリーズ・エンジェル”がいたとしたら?」
過去の秘密を抱えて生きる剣術の達人ジノク(ハ・ジウォン)、お金と財宝が大好きな人妻ホンダン(カン・イェウォン)、言葉より先に手が出てしまうボーイッシュなカビ(ガイン)。
凶悪犯を捕えては懸賞金稼ぎをしている朝鮮最強の美女三銃士。ある時、3人は王の密命を受けて、行方不明になった「十字鏡」の捜査に乗り出す。変装して事件の真相に迫る3人。刺客や監視者が追ってくる。はたして3人は、国の運命がかかった事件を解決できるのか・・・

なんといっても、『チェオクの剣』でも剣術の腕を見せたハ・ジウォンが光ります。そして、美女三銃士に司令を与えるムミョンのなんとも愉快なキャラが笑わせてくれます。演じているコ・チャンソクは、一度観たら忘れられない顔! ドラマ「花を咲かせろ!イ・テベク」では伝説の広告マン マ・ジンガ役、『観相師』『風と共に去りぬ!?』などにも、そういえば出ていました。そして、チュ・サンウク(「グッド・ドクター」「神々の晩餐」)ファンにも見逃せない作品でしょう。(咲)

2013年/韓国/スコープサイズ/101分
配給:ツイン
★2014年8月9日~シネマート六本木、8月15日~シネマート心斎橋にて公開 
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2014年08月07日

バルフィ!人生に唄えば   英題:BARFI!

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原作・脚本・監督:アヌラーグ・バス
出演:ランビール・カプール、プリヤンカ・チョープラー、イリアナ・デクルーズ 

バルフィ(ランビール・カプール)は耳が不自由で話もできないけれど、目で語ることのできる陽気な青年。インド北東部の避暑地ダージリンのお金持ちの家の運転手である父親と二人暮らし。
1972年のある日、バルフィはコルカタから遊びに来た美女シュルティ(イリアナ・デクルーズ)に一目惚れ。大胆にも初対面で求婚するが、「婚約者がいるの」と言われてしまう。時計を15分戻して「求婚はなかったことに。友達で!」とメッセージを送るバルフィ。文字通り、友達として楽しい日々を過ごすバルフィとシュルティ。
1978年、既婚者となったシュルティの目の前でバルフィが逮捕される。銀行強盗の上、父親が勤めていた家の孫娘ジルミル(プリヤンカ・チョープラー)を誘拐したというのだ。バルフィの父は金持ちの雇い主が亡くなり失業。病に倒れ手術代が必要で、亡き祖父の財産を受け継いだジルミルを誘拐しようとしたけど、ジルミルは行方不明。その後、バルフィとジルミルは偶然再会する。自閉症のジルミルは幼馴染のバルフィには心を開いていて、警察に追われているバルフィにくっついてきて、コルカタで一緒に暮らし始める。そこには、裕福だけど空虚な結婚生活を送るシュルティがいた。バルフィを巡る二人の女性の恋の行方は?

物語は、老婦人の回想で始まります。かつては美女だったと思われるこの老婦人は、バルフィが一目惚れして求婚したシュルティ。時代が交錯するので、ちょっと戸惑いましたが、いつしか私もジルミルやシュルティ同様、目で語りかけるバルフィの魅力にはまっていました。演じたランビール・カプールは、超人気者の若手俳優。そして、バルフィにしっかりくっついているジルミルを演じたのは、ミスワールド2000の栄冠に輝き、その後女優の道を歩んでいるプリヤンカ・チョープラー。シュルティを演じたイリアナ・デクルーズは、テルグ語映画(インド中央、デカン高原のハイダラバードを中心に作られている映画)で人気を確立している女優さん。本作でボリウッドデビュー。バルフィをどこまでも追いかける警部(ソウラブ・シュクラー)も、なかなか楽しいキャラです。
私にとっては、ダージリンといえば、『ラジュー出世する』の冒頭、シャー・ルク・カーンがトイ・トレインで踊る姿に惹かれ、思わず行ってしまったところ。本作では、トイ・トレインもたっぷり出てきました。そして、ダージリンへの行き帰りに泊まったコルカタで観た大きな鉄橋も、バルフィたちの住む家のすぐ後ろに見えていました。
踊りはほとんど出てきませんが、ダージリンやコルカタの町を背景に、たっぷり歌を聴かせてくれます。観終わって、こんな人生(って、どんな人生かは映画を観て感じてくださいな)をおくりたいときっと思うはず! (咲)


第85回アカデミー賞外国語映画賞インド代表
配給:ファントム・フィルム
2012年/インド/151分
公式サイト:http://barfi-movie.com
★2014年8月22日(金)よりTOHOシネマズシャンテ、 新宿シネマカリテほか全国にて公開
posted by sakiko at 22:15| Comment(0) | TrackBack(0) | インド | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年08月06日

365日のシンプルライフ(原題:Tavarataivas)

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ヘルシンキ在住、26歳のペトリは彼女にふられたのを機会に、モノであふれる自分の生活を見直すことにした。ルールは4つ。
1 自分の持ちモノ全てを倉庫に預ける
2 1日1個だけ倉庫から持ってくる
3 1年間、続ける
4 1年間、何も買わない

1日目の夜、空っぽになった部屋から倉庫まで、全裸で駆け抜けるペトリくん(前と後ろを新聞紙で隠している)。掴みはOK! 観客は興味津々でこの成り行きに注目するはず。
最初の一つは何? 毎日一つずつで暮らせるの? 食料は? 仕事は?
フィンランドから届いたこのドキュメンタリーに、目からウロコがぽろぽろ落ちた。フィンランドでも彼のフォロワーが続出したとか。
暮らしていく上で本当に必要なモノ、自分を幸せにするモノ、を考え直すきっかけをくれる作品。
モノについてだけではなく、彼を応援する人たちが登場する。モノ運びを手伝う友人、食料を差し入れる弟、お婆ちゃんとの会話には、こちらもほっこりさせられた。5月〜6月開催の<EUフィルムデーズ2014>にて本邦初上映され、監督とサプライズゲストが登壇し、満席の会場が沸いたそうだ(筆者は試写で鑑賞)。

ここ数年、世は断捨離(だんしゃり)ブーム。入ってくるものを断つ、不要なものを捨てる、ものへの執着から離れる・・・もともとはヨガの行法であったとか。モノがない時代を経験した後、モノがたくさんあることが幸せ、な気になっていた。我が家でも「後で使うかもしれない」、「もったいない」と手放せなかったモノで、いつしか家中がいっぱいになっている。事情が許せば、この映画のようにいったんゼロにして、要るモノを考えながら足していくのが一番わかりやすい。なかなかできないけど。身一つで生まれてきたのだから、年とともに減らしたいのに、言うは易く行うは難し。やれやれ・・・。(白)


2013年/フィンランド/カラー/80分/ドキュメンタリー
配給:パンドラ、kinologue
(C)Unikino 2013
http://www.365simple.net/
★2014年8月16日(土)より オーディトリウム渋谷にて公開
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2014年08月03日

ソウォン 願い(英題:Hope)

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監督:イ・ジュンイク
脚本:ジョ・ジュンフン、キム・ジヘ
撮影:キム・テギョン
出演:ソル・ギョング(ドンフン)、オム・ジウォン(ミヒ)、イ・レ(ソウォン)、キム・ヘスク(ひまわりセンター心理療法士)、キム・サンホ(ヨンソクの父)、ラ・ミラン(ヨンソクの母)、キム・ドヨプ(ヨンソク)

文房具店の一人娘ソウォンは、8歳の小学生。野球好きの父ドンフン、働き者の母ミヒとつつましいながら幸せに暮らしていた。ある雨の日、登校の途中で傘を持たず濡れている酔っ払いに声をかけられる。男にひどい暴行を受けたソウォンは、命は取り留めるが心身共に消えない傷を負ってしまった。殺到するマスコミに追われ、犯人逮捕のために繰り返される質問、容疑者が捕らえられてからは法廷での証言と、ソウォンたちには辛く苦しい日々が続く。

この事件は韓国で実際にあった事件と裁判を元に作られています。
必死で犯人を探し娘を案じているのに、ひどく傷ついた娘に怖がられてしまう父親、なんでうちの子だけが、と無事な他の子を呪いたくなる母親、その辛さを渾身で演じたソル・ギョング、オム・ジウォンに襟元を掴まれて揺さぶられているような思いがしました。
ソウォン役のイ・レはオーディションで選ばれたそうですが、健気で愛らしくどのエピソードを見ても涙を誘います。同じ年頃の子どもや孫のいる人(筆者も)は身につまされるでしょう。ハンカチ、ティッシュ必携。泣かずにいられませんが、再生の物語ですので安心して観に行ってください。(白)


2013年/韓国/カラー/123分/
配給:アットエンタテインメント
(C)2013 LOTTE ENTERTAINMENT All Rights Reserved
http://hopemovie2014.com/

★2014年8月9日(土)より、新宿シネマカリテほか全国順次ロードショー
posted by shiraishi at 20:55| Comment(0) | TrackBack(0) | 韓国 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

バトルフロント (原題:Homefront)

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監督:ゲイリー・フレダー
製作・脚本:シルヴェスター・スタローン
原作:チャック・ローガン
出演:ジェイソン・ステイサム(フィル・ブローカー)、ジェームズ・フランコ(ゲイター・ボーダイン)、ウィノナ・ライダー(シェリル・モット)、ケイト・ボスワース(キャシー・ボーダイン)、イザベラ・ヴィドヴィッチ(マディ・ブローカー)

元CIAの麻薬潜入捜査官だったフィルは、ある事件をきっかけに退職し、一人娘のマディと亡き妻の故郷へ移り住む。人とあまり関わらず、これまでとは違う穏やかな生活を送るつもりだった。マディが学校でいじめに逢い、相手の男子に反撃したことで風向きが変わってしまった。激昂した母親が自分の兄ゲイターに仕返しをするように頼んだのだ。麻薬密売人のゲイターは、フィルの過去を知って一儲けしようと企む。

シルヴェスター・スタローンが自身が主演するつもりで脚色していた脚本を、『エクスペンダブルズ3』(11月公開予定)で共演したジェイソン・ステイサムにバトンタッチしたのだそうです。『ロッキー』(1976年)からそろそろ40年、1946年生まれのスタローンもシルバー世代になりました。脚本・監督も続けてクリント・イーストウッドに続くのでしょうか?
ジェイソン・ステイサムは妻の忘れ形見の娘(可愛い!)を命がけで守る父親が意外に似合っています。もちろんアクションもたっぷり。まず「警告」するのが今までとは違います。こちらは元CIAだからか?
ジェームス・フランコは作中で「見た目と違って危ないヤツだから気をつけろ」なんて言われていました。そういえば『スパイダーマン』シリーズで、ハリー・オズボーン役でした。一見優しげな人が実は悪人とか、悪に変貌していくとかにぴったりかも。(白)


2013年/アメリカ/カラー/100分/シネスコ
配給:ショウゲート
(C)Homefront Productions, Inc. 2013
http://battlefront.jp/

★2014年8月9日(土)より新宿バルト9、ヒューマントラストシネマ有楽町ほか全国順次公開
posted by shiraishi at 20:46| Comment(0) | TrackBack(0) | アメリカ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする